RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年10月22日

光が降り注ぐ瞬間。

光が降り注ぐ瞬間。写真は先週、読谷村に行った時、
座喜味城跡から見た景色です。

雲の間から一筋の光が降りてくる
あまりにも神々しい風景だったので
しばし見入ってしまいました。

人の人生にも、この風景のように
ある日、突然、目の前がパッと明るく開ける
瞬間というものが誰にでも、あります。


僕の人生の場合、
霊的感性に優れた色々な知人、友人たちから
「32歳までは、苦労が多い人生。」だとか、
「人生の後半で大きく伸びる人。」だとか、
同じようなことを
ずっと言われ続けてきました。

そして、当の本人も
32歳までは、貧乏くじばかり引く人生だけど、
 それを超えれば、絶対に道が開けてくる。
」と
子供の頃から、何の根拠もないのに
信じ続けてきました。

僕は、今、その転換期である32歳。
別の言い方をすれば、
貧乏くじばかりを引く総決算のような1年です。

だから、不思議なことに、
今年に入ってから、
本当に集中豪雨に見舞われたかのように
貧乏くじばかりを引いていて
他の人には、
仕事にしても、プライベートにしても、
美味しいところばかりを持っていかれますし、
損な役回りをすることが多く、
たとえ、そのような辛い心の状態だとしても、
いつも通り、霊的世界の通訳や
人様の霊視は、淡々と心を込めて、
お受けする毎日。

本来なら、
自分自身のことで精一杯なはずなのに、
「霊的世界の道具であるから」という理由だけで
自分の辛さを、グッと心の底に抑え込んで
色々な方の人生に
そっと光をお届けするような
霊視をさせて頂くのは
一見、無理しているかのように見えます。

所謂、光が見えない
真っ暗なトンネルの中を
ひたすら歩き続けているような
1年なのですが
不思議なことに、
必要以上の焦りや、悲壮感は全くありません。

その心の安定感があるので
周囲の誰が見ても、
僕が、そこまで複雑な
想いを抱えているとは感じないようです。

それは、その暗闇だったり、
トンネルの先には、
必ず、明るい世界がある・・・ということを
しっかり魂で理解しているからです。

だから、僕自身の心が曇ることは
決してありませんし、
自暴自棄になったり、
人生自体、腐ってしまうようなこともありません。

何故、そこまで言い切れるのか・・・と言うと、
僕の場合、それこそ、短い32年という間に
色々な出来事を通して
その都度、その都度、
霊的世界の正しい知識を
体感しながら、心の底から
理解してきたからに他なりません。

逆に言えば、
霊的世界の通訳として
人様の霊視をさせて頂くためには
酸いも甘いも、
色々な経験をしておかなければ
知識や理論だけでは通用しないものですし、
そのために、
敢えて、普通の人よりも
ちょっと多めの苦労を経験させて頂ける
チャンスが増えるように
そのような人生のプログラムが
用意されているものです。

真っ暗闇の時代や、
トンネルの中、
先が見えないような
苦労を重ねてきている人は、
それだけで強いもの。

その先、たとえ、
どんなことがあったとしても
必ず立ち上がる逞しさと
どんなに辛い状況だったとしても
他の人に優しくできる
心の強さが身に付いています。

そして、そういった自分自身が放つ
心の光に引き寄せられるような人たちが
そっと助けてくれたり、支えてくれたりする
嬉しい幸せの循環が巡り始めると
あとは、自然の流れにお任せすれば
それだけで大丈夫。

つい先日、霊能者である親友が
僕を見るなり、こう呟きました。

「あぁ、もうすぐ、トンネルが終わるね・・・。」

たった一言、そう呟いただけなのですが、
僕自身も、「本当に、その通りだろうな。。。」と
何の疑いもなく感じました。

そのあとに見た景色が
冒頭の写真の景色だったので、
「もうすぐ、ある時、パッと光が射して
 道が開ける瞬間が訪れる。
 だから、今のまま、
 一歩、一歩、進んでいこう。」と
素直に思えました。

人は、誰でも辛いこと、悲しいことがあると、
「なんで、自分だけ!?」と
嘆き悲しんだり、
時には自暴自棄になって
他の人の人生を羨むものです。

それは、人として
当たり前の感情なので
その感情は、素直に受け止めていいのですが、
いつまでも引きずるのは、
絶対にいけないと思います。

そこで、見えないけれど、
その向こうにある温かい光に
想いを馳せることができるのか、
それとも、
下を向いて悲観ばかりしているのかで
その後の人生には、
雲泥の差が出てきます。

人生には、
良い時も、悪い時も、
うまくいく時も、いかない時もあります。

たとえ、うまくいかない、
思い通りにいかない、もどかしい時期、
暗闇の時期、真っ暗なトンネルの中を
歩いているような時期だとしても、
どんな人であろうと、
誰の人生にも、
必ず光が射す瞬間があるものだ・・・ということを
理解していれば、
そこまで悲観することはないはずです。

その辛さや、悲しさ、心の痛みは、
必ず、「優しさ」という強さに変わって
その後の人生を
しっかり支えてくれることでしょう。

だから、今、僕と同じように
損な役回りが多い、
貧乏くじばかり引いているような方でも、
先が見えなくて
不安な人生を歩んでいるような方でも、
その逆で、
何もかも恵まれた環境で
過ごされているような方でも、
周囲の人を大切に、
できるだけ優しく、
そして、何より、
自分自身の心を明るく持って
一歩、一歩、前進していきましょう。

必ず、その先には、
明るくて優しい、温かな光が射しています。

そして、光は突然、
あるタイミングで、
パッと明るく、道が急に開けたかのように
あなた自身を照らしてくれます。

その時、暗い顔をしているよりも、
明るい顔をしているほうが
光が射して
もっと、もっと、輝いて見えるものです。

だから、不安や悩みや、
他の人を羨む気持ちは
大自然に、天に預けて
おおらかな気持ちで、過ごしていきましょう。

きっと、あなたの人生にも、
優しい光が降り注ぎますよピース



*注*
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*過去の参考記事*

苦労していて、良かった。

人生の転機がやってくる。

質より量~失敗なんて当たり前~

流れに任せる。




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Posted by 山野本 竜規 at 05:56 │スピリチュアル&神社