RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年01月30日

不思議な流れがある家系。

不思議な流れがある家系。僕が行う霊視や個人セッションは、
本職のアナウンサー業以外の時間を使っていますので
どんなに多くても1日2~3人と決めています。

毎日、色々な方の霊視をさせて頂いていると
本当に不思議なもので
全く別の方の霊視や相談をお受けしているのに
相談内容が同じだったり、似たようなものだったり・・・
ということが続くことがあるんです。

ここ数日は、「不思議な流れのある家系」で
悩まれている方からの相談が続きました。


あと、先日届いた知り合いのメールの内容も
同じように「先祖代々から受け継がれてきた、不思議な流れがあるの家系」
のことで思い当たることがある・・・といった具合だったので、
もう少し詳しく、このことについて
ブログでご紹介しておきましょう。

実は、このように書いている僕の家系も
「先祖が受け継いできた、とある流れのある家系」です。

このことについては、
僕がまだ、霊能者であることを公言していない時に書いたブログに
その詳細を記してありますので、ご参照下さい。
ヤマノモトノコワイハナシ

僕の家は、どういう訳か長男が実家を継ぐことができない家系で、
僕の父も長男、僕も長男ですが、
いずれも実家から離れて、
全く自分の生まれとは違う地域で生活しています。

それどころか、おじいちゃんの代までは、
長男は、必ず20歳前後で亡くなってしまう・・・という家系でした。

まっ、その原因となる出来事が分かったのは、
僕が沖縄に来る前に
「アナウンサーとしても、霊能者としても、
しっかり、そのお役目を果たします!」ということを
先祖のお墓がある場所まで行って、報告した時に
ようやく分かった・・・というか、
霊的世界の方が教えて下さったので知ることができました。

ただ、この世の人たちが恐れている「因縁」と勘違いする、
先祖代々から受け継がれてきた流れのある家系なんて、
その影響力の強弱に関わらず、
どこの家にも必ずあるものだ・・・ということを忘れないで頂きたいんです。

だって、よく考えれば、
僕たちのご先祖様だって、それこそ分からないくらい
無数に存在した訳で
その中の1人や2人、残忍な悪行を働いた人だっているはずです。

こういったことを、皆さんもよくご存知の
「因果応報」という言葉で表現することができますが
それぞれの人の行いには、その人の因果が、
それぞれの家系には、その家系の因果が、
それぞれの国には、その国の因果が・・・というように、
結局は、自分自身が蒔いた種を刈り取るだけのこと。

「でも、全く違う時代を生きた、
 遠い過去のご先祖様の蒔いた悪い種を、
 何故、今頃になって、しかも全く関係のない、
 私たちが刈り取らなければいけないんですか?」と
疑問に感じる方もいらっしゃるかも知れません。

確かに、一見、無関係のように思えますが、
このブログを、しっかりご覧になって下さっている皆さんなら
お分かりかと思います。

そんな因果のある家系の家に生まれることすら、
生まれる前から、
「ここだったら自分の魂の研鑽につながるだろう」と
自分で決めて、生まれてきているんです。

勿論、生まれてくる前のことなんて
誰も覚えてもいないでしょうけど、
実際は、自らの魂が望んで生まれてきた環境なんです。

国も、地域も、性別も、家柄も、両親も、家族も・・・全てです。

これは、霊的世界の一寸の狂いもない
スーパーコンピューターのような素晴らしい采配で
自らが望んだ魂の修業のカリキュラムが決まった時点で、
「この魂には、この環境がピッタリ合っている」という環境に、
本当に見事に、配置されるものなんですよ。

これは、本当に宿命なので、
生まれた時から決められているものです。

だけど、生まれてから後は、
あなたの人生です。

所謂、宿命は変えることが出来ないけれど
運命は、自分でいくらでも変えることができる・・・。

もっと言えば、自分で変えていかなければいけないし、
自分で変えることこそが、
この世に生きている意味そのものなんです。

だから、家庭環境1つにしても
貧乏に育ったから・・・とか、複雑な家庭環境だったから・・・とか
因縁のある家系だから・・・等と
大人になっても周囲の責任、見えないものの責任にしたがる
ワガママな人が多いのですが、
それすら、ちゃんと自分で選んで生まれてきた、
「魂の研鑽になる・・・」と、
自ら望んで生まれてきた環境だった・・・と理解できれば、
乗り越えられない壁は、絶対にないはずなんです。

そして、そんな辛い想いや、苦労があるからこそ、
人は、自分以外の誰かの心の痛みが理解できたり
心が優しく、そして強くなれるものです。

それを「なんで、自分だけが・・・」と
いつまでも自分の殻に閉じこもって
周囲の誰かに、または見えない何かに責任転嫁する
独り善がりな、考え方の幼い人たちと接するたびに
「いい加減にしろっ!!!」と
心の底から大きな声で言いたくなることがあります。

逆に言えば、
先祖の因縁とか、因縁のある家系のことで悩む相談者というのは、
中途半端な悪意ある霊能者や宗教団体、ユタの
かっこうの餌食、「カモ」なんです。

だって、
「あなたの家は、ご先祖様が殺した相手の怨念が続いているから
 呪われています。供養が必要です。
 だから、その供養代を・・・」と、ありもしないことを言ってしまえば、
本当にその通りだと思って、
無駄なお金を払い続けてしまうことになるのですから・・・。

誰だって、「因縁のある家系」と聞くと、
気持ちも良くないでしょうし、
不安になったり、気になったりするかも知れませんが、
本当にそうだったとしても、
自分の人生を、しっかりと生きていれば、
先祖供養も、お祓いも、全く必要ありません。

もし、不思議な流れがある家系の理由が必要な人には、
必要なタイミングで、
その事実が分かるときが来ます。

・・・というより、普段、そんなことを気にせず
複雑な家庭環境だろうが、因縁の家系だろうが
それらの苦難を乗り越えて
自分の人生をしっかり生きている自立した人にこそ、
絶妙なタイミングで、霊的世界から
その事実が伝えられることがあるものです。

もし、それが分からなかったとしても、
別にあなたの人生が大きく変わる訳ではありません。

「それでも、まだ気になる・・・」というのなら、
それは、ただ単に、心と体と人生が暇で暇で、
今を一生懸命生きていない証拠です。

だって、自分のことで精一杯だったら、
そんな余計なことすら考える余裕がないからです。

そして、そういう人は、何か物事が行き詰った時、
人生がうまくいかない時、辛い心の状況の時に
「これは、きっとご先祖様の・・・」と
都合良く責任転嫁する場合が多いと思います。

こんな身勝手な解釈をされてしまっては、
ご先祖様も、本当に可哀想ですよね。

何度でも言います。

先祖代々、複雑な流れが受け継がれてきた家系だろうが、
複雑な家庭環境だろうが、
それは、全て、あなたの魂自身が望んで選んだ場所です。

国や、地域や、性別、体質、容姿、両親、家族、家柄・・・全ては、
あなたが「自分のためになる」と選び、
「しっかり勉強しよう」と意気揚々と生まれてきた環境なんです。

その大切な「素材」を嘆き悲しんでばかりいては、
それこそ、自分の純粋な魂に対して失礼です。

どんな出来事も、環境も、
しっかり受け止めて前に進みましょうね。


*注*
 このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
 霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
 一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。




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Posted by 山野本 竜規 at 09:02 │スピリチュアル&神社