ブログ論2。

山野本 竜規

2007年06月03日 21:30

以前、このブログで
日記を書く意味について記したのですが、
基本的に僕は、この日記を
誰のためでもなく、自分のために書いています

元来、忘れっぽい性格なので
その日に何が起こって、どういう風に感じた・・・
ということを記しておけば、
時間が経って読み返した時すぐに思い出せますし
何より、自分の考えを整理できる・・・
という利点があります
普段、頭の中で考えていることでも、
こうやって文章化することによって、きちんと整理され、
口頭で、どんな意見を求められたとしても
自分なりの考えをしっかり伝えられるようになります。

それと嬉しい副産物としては、
RBCという会社の名前を背負い、
実名で堂々とブログを公開していることによって
遠くに住んでいるような
これまで出会って、疎遠になった人たちから
「ブログを見たよ!」と連絡がきたり、
普段はあまり接する機会がなく
ほとんど会話をしないような人たちにも
ブログを読んで「僕」という人間が、どんな性格なのか、
ある程度把握してもらえる場合が多いんです

人によって、文章や言葉の受け取り方は
その人の理解力や人生経験、感性によって全く違うと思いますが
中には、
拙い僕の文章から、僕が云わんとすることを
手に取るように分かって理解して下さる
おおらかで素敵な感性を持っていらっしゃる方もいて
そういう人に出会えた時は、心から嬉しくなってしまいます

このように不特定多数の人が目を通すブログで
実名で自分の意見や考えを書く・・・ということは、安易に思われがちですが
逆に言えば、
どのような批判も中傷も覚悟しておかなければなりません。

これは、テレビやラジオで発言するアナウンサーという職業でも同じこと。

僕がブログを書く時に特に気をつけていることは、
人が目にして嫌な気持ちになるような
仕事や人の愚痴は絶対に書かない・・・ということ。

これは、人付き合いでも全く同じで
よほど親しい仲でない限り、
愚痴をこぼすようなことはしません。

よく飲み屋のような盛り場で
自分の会社や職場の仲間の愚痴をこぼしている
サラリーマンやOLを見かけますが、
それって、自分自身の評価を下げているようなものです。
「下品な行為だなぁ~」と見ていて気分が悪くなります。

そんなに、その会社が嫌なら辞めればいいだけのこと。
そんなに、その人が嫌なら直接本人に言うか、
上辺だけの付き合いをやめればいいだけのこと。

簡単に愚痴をこぼす大半の人が
それも出来ない、面と向かって意見を言うこともしない
情けない心持ちの場合が多いような気がします。

ネット社会が著しい発展を遂げ
それに伴って、誰でも気軽に
自分の意見をブログで公開できるようになりましたが
やはり、愚痴や他人の中傷などは
書いている本人も、読んでいる側も気持ちの良いものではありません。

・・・そんな信念を持ちつつも、
自分のために日記を綴り続けている僕は、
これからも、ほとんど変わらないスタンスで
淡々とブログ更新をしていくと思います。

それに賛同して下さる方が1人でもいる限り、
僕はとても幸せ者なのかも知れませんね。

言葉にも、文章にも、その人の人柄や心持ち、魂が
しっかり籠っています。

できれば良い言葉、文章、心持ちで
穏やかに過ごしていきたいものですね


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