RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年05月27日

リストラ、おめでとう。

リストラ、おめでとう。リストラ、おめでとう。

週末から昨日まで、ご先祖様の命日のために
実家に戻っていました。

僕の実家の冷蔵庫にはメモ書きが貼ってあって
どうやら、母が僕のブログの日記の一部
書き写して、日々、参考にしているようです。
なんだか、照れくさい反面、素直に嬉しいですねピース

僕が皆さんにお伝えしたい霊的世界の真理を
愛する家族、1人1人にもしっかり理解してもらえているようで
実家に戻って、会話をする度に
このブログを読んで、日々の生活に活かしながら
頑張っている様子が伝わってきます。

今回は、そのことを象徴する出来事がありました。

名付けて「リストラ、おめでとう!事件」

嘘のような本当の話なのですが、
昨日、長女が人生で二度目の入籍を済ませて
ハッピーオーラを振りまいていた反面、
入籍2日前、結婚相手である旦那さんが
勤めていた会社からリストラを宣告されてしまいましたがーんがーんがーん

新しい旦那さん、(何故か、あだ名が「ボ~。」)
もともと勤めていた会社の経営方針に不満を持っていたらしく
会社自体も、あまり感心することができない
営業方法で業績を上げていたようなので、
ボ~さんが、会社のトップにモノ申すか、どうかで
相当悩んでいたようです。

とても生真面目で、穏やかで優しい性格の反面、
ちょっと臆病なところがあり、
なかなか意見を言えずに迷うことが多かったそうです。

そこで、姉が
「そんなに悩む位だったら、クビになってもいいから、
 しっかりと自分の意見を社長に言ったらどう?」と
背中を押して、
臆病なボ~さんも、意を決して社長にモノ申したところ・・・。

会社の経営方針に合わない人は、いてもらわなくていい。」と
事実上のリストラを宣告されてしまった・・・という訳です。

人生最高の晴れ舞台であろう、入籍を2日後に控えた
人生のどん底であろう、リストラ宣告・・・。

普通だったら、
「なんで、こんなタイミングで、こんなことが起こるのか。」
「なんて、ついていないんだ・・・。」と
嘆き悲しむものですし、ショックも大きいことかと思います。

そして、それを婚約相手である姉の家族(僕たち)に
伝えなければいけない心境は、
相当、心苦しかっただろう・・・と思います。

ところが・・・。

めちゃくちゃ叱責されることを覚悟していたボ~さん、
僕たち家族の意外な反応に、拍子抜けしたようです。

えっ?会社クビになったの? そりゃ、良かったね~!

僕たち家族は、誰1人として
そのリストラを「悪いこと」だと捉えていませんでした。

むしろ、夫婦2人で力を合わせて新生活を送ることになる節目に
悪い環境を断ち切ってくれた
大自然のエネルギーに感謝すら覚えてしまいます。

別に、家族揃って、
「ボ~が落ち込まないように口裏合わせて励まそう・・・」とか
そういった相談も、話し合いをしていた訳でもなく、
それぞれが皆、
同じように「リストラ、おめでとう!」と感じていたんですよピース

ただ単に、能天気に、いい加減に、そう思っているのではありません。

むしろ、借金苦や家庭不和など、
色々な障害を乗り越えてきた家族たちだからこそ理解できる、
大自然からの計らいを
しっかりと素直に感じ取っているんです。

実際に霊視してみると、
今の職場にボ~さんが居続けたら、精神的に弱ってしまうだけでなく
会社自体が、将来的に社会的制裁を受ける恐れがあるので、
それだったら今のうちに悪縁を断ち切って、
新生活は、もう一度、2人力合わせて頑張って欲しい・・・という
姉とボ~さんの守護霊様からの
ちょっと厳しくて、とても優しい「粋」な計らいだったのです。

霊能者一家の山野本家とご縁があったからには、
常識では考えられないような
様々な人生のハプニング、ドッキリ、ビックリを
少しずつ体験して、
霊的世界の真理に目覚めてもらうしかありません。

それも、これも、全て
「本当の幸せとは何か・・・」「人を愛するとは、どういうことか・・・」という
誰もがこの世に生れてくる時の課題として学ぶ
霊的世界の真理を、より深く魂に刻み込んで
その幸せな心を、
色々な人に伝えていかなければいけないからです。

職を失う訳ですし、入籍して夫婦として出発する門出ですから
収入面では、とても不安かも知れません。

だけど、そういう時こそ、お互いが励まし合って
なるべく明るく笑顔を忘れず、
新生活を始めなければいけません。

たとえ生活のレベルを少し下げることになったとしても、
それが夫婦にとっての学びになりますし、
譲り合いの心や、相手を思い遣るチャンスの多い
恵まれた環境だと思います。

また、その逆で、お互いが
どこまで相手を信頼して、良い部分を引き出して
モチベーションを上げていくことができるのか・・・
お互いの人間力を試されていることにもなります。

現実に起こっている現象だけ見れば、
周囲は「なんて、不幸な環境なんだろう。」
「なんて、ついていない夫婦なんだろう。」と
思ってしまう人も多いかも知れませんが、
この2人は、
「お互いの絆を深めるための試練をしっかり与えられている・・・」という意味で
霊的世界の住人から、しっかり愛されている
とても幸せな夫婦です。

そこまで理解した上で、僕たち家族は、
「リストラ、おめでとう!」と
心からボ~さんを、そして姉の入籍を祝福しました花束

現実的には、厳しい環境での生活を強いられているような人、
不幸な出来事が起こって落ち込んでいる人、
悲しんでいる人、
果たして、それは、本当に不幸な出来事でしょうか・・・。
落ち込むべきことでしょうか・・・。

皆さんを導く霊的世界の住人や、
いつも大きな大きな愛情で包みこんでいる大自然のエネルギーは
「かわいい我が子のような魂の成長のため・・・」と思えば、
成長するための心の負荷や試練を、与えるものです。

人生、すべてが順風満帆で、
やることなすこと上手くいくような人が
大自然のエネルギーから応援を受けやすいかと言えば
そうとも限りません。

「この人には、負荷を与えるまでの成長が見込めない。」

「打たれ弱い幼い魂だから、試練は与え過ぎないようにしよう・・・。
 魂の成長が遅れて残念だが・・・。」

そういった霊的世界からの想いもあって、
人生にあまりトラブルが起こらない人もいるにはいますが、
必ず、それは、どこかで清算しなければなりません。

この世だけの短い時間で、狭い見識だけで判断すれば
本当に羨ましいくらい得をする人生を送る人もいますし、
逆に逆風ばかり受けている人もいるので
「この世は不公平だ」と感じるかも知れませんが
もっと、もっと広い目で、
魂が何度も何度も生まれ変わって、その質を向上させることを
理解していれば、そこまで憤りを感じることもありません。

むしろ、逆風を受けて立とうとする人は、
それだけ魂の質の向上を望む
立派な人格の持ち主と言えるでしょう。

皆さんも、ご覧になったことありませんか?

色々な困難を乗り越えて、普通だったら腐ってしまいそうな
出来事ばかり体験しているような人が、
いつも明るく笑顔で爽やかな日々を送っている姿を・・・。

もともと魂の質(霊格)が高い人なので
生まれてくる前から、
敢えて高いハードル、障害を設定して
逆風を受けて立つ人生を歩むことが多いんです。

中には自ら設定した障害を乗り越えられず
自殺してしまう人もいますし、
全ての人が、その課題をクリアできる訳ではありませんが
1つ1つ、色々な出来事を体験しながら
他の人への優しさ、
本当の幸せというものを学んでいきます。

今、もしあなたが逆風に立ち向かっている最中ならば、
どうぞ、ご安心下さい。

その逆風は、必ず、いつかは止みます。

そして、その逆風は、
必ず、あなたを幸せな人生へ導いてくれる
追い風に変わっていきます。

人生を深刻に考え込み過ぎたり、悩み過ぎて
立ち止ってばかりいる人は、
しっかり人生を生きている・・・という訳ではありません。

ハッキリ言って、まだまだ幼い。

本当の逆風を何度も経験している人は
トラブルに直面しても、悩んだとしても、迷ったとしても
時間が経てば、いつか必ず立ち上がって、
さわやかな笑顔で、前を向いて
次の一歩を踏み出していきます。

全てを自然の流れに任せて、
自分自身を信頼しているからです。

だから、あなたも、何かあったとしても
深刻になり過ぎず、悩み過ぎず、
明るく前を向いて歩いていきましょう。

僕は、やっぱり、
そんな「人間力」がある人たちが大好きですね~。



*注*
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 霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
 一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。



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Posted by 山野本 竜規 at 06:06 │スピリチュアル&神社