2006年08月13日
「気持ちを伝える」ということ。
ちょうど一般公開初日だった映画
「ユナイテッド93」を観てきました。
この映画は、9・11 アメリカ同時多発テロで
ハイジャックされ墜落した飛行機に
乗り合わせた乗客・乗員の描写と、同じく突然のアクシデントに
地上で混乱する管制官や軍の様子をリアルに描いた作品。
この映画を鑑賞し終わって、僕は、しばらくその場から動けませんでした。
「誰かに今の気持ちを伝えるって、本当に尊いことなんだな・・・」って。
映画の中で、
墜落寸前の機内でパニックに陥る乗客・乗員たちは
「もう自分の命は、これまでかも知れない」と感じたとき、
機内に設置されている通信電話やそれぞれの携帯電話で、
最愛の家族や恋人たちに
今、飛行機がハイジャックされて墜落しようとしている状況を説明していました。
実は、この行為のお陰で、
事件の詳細やそれぞれの乗客の様子が分かり、
後にノンフィクションに近い形で映画として上映されることになったのですが、
乗客たちが受話器を通して伝えるメッセージのほとんどが
「愛しています」という言葉。
それは、両親であったり、子供であったり、夫であったり、妻であったり、
恋人であったりするわけですが、
その言葉は、パニックに陥って必死だけれども、
どれも心の底から溢れ出る、
その時にできる最大の愛情表現であったように感じました。
このような想像を絶する世界とは無縁で
平穏な生活を送っている僕は、平和ボケしているのかも知れませんが
先日、伊勢でお世話になった同世代の先生が亡くなったことや、
今回の映画を通して
「今、生きているうちに自分がやるべきこと、伝えるべきこと・・・
果たして僕は、それらをちゃんと出来ているのだろうか。。。」
そういった想いが体全体をグルグル駆け巡って
映画が終わっても、しばらくその場から動けなくなってしまったんです。
大好きな家族に対しては勿論、
親友や知人、職場の人、初対面の人に対して
どこまで自分の正直な「今」の気持ちを伝えているのか
改めて考えさせられました。
「好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。」
・・・意思表示は人一倍ハッキリしていてるくせに、
いざ仕事を離れてプライベートな時間になると
極端に人見知りが激しい上、意識する人の顔は直視できず、
意地っ張りで、あまのじゃくな性格なので
素直な気持ちをきちんと伝えることが極端にニガテで
親友たちからは
「もっと素直にならないと人生損するよ!」とよく言われています。
そんな僕が、素直に自分の心の声を聞くことができる時間というのが、
昔から、その日の出来事を整理する日記を書く瞬間でした。
今は、このようにブログで日々の出来事を書いていますけど、
書いている言葉のひとつひとつには
意地もプライドも見栄も何もない、真っ白な素直な心で
思うがままに書いているので、
これが、普段の生活でも出来るようになれば
僕も少しはオトナになれるのかも知れません。
日本には「以心伝心」という
素晴らしい文化がありますが、
やっぱり、黙っていては分からないことだって世の中沢山あると思うんです。
だから、これからは
少しずつでも勇気を出して
もっと「今」の気持ちを伝えていこうと思っています。
照れ臭さのせいで、当たり障りのない会話しかできない僕の父とも、
家族のことについて色々な話ができる母や姉弟とも、
心から信頼できる親友とも、職場の人とも、初対面の人とも・・・。
誰かに「今」の気持ちを伝えるって、
それだけで本当に尊いことなんだなぁ~って、
ここ最近の出来事で思えるようになりました。
僕も、そしてみなさんも、「今」の素直な気持ちを
もっともっと誰かに伝えることができたら最高ですね!
だって、「今」という時間は、「今」しかないんですからね♪
墜落寸前の機内でパニックに陥る乗客・乗員たちは
「もう自分の命は、これまでかも知れない」と感じたとき、
機内に設置されている通信電話やそれぞれの携帯電話で、
最愛の家族や恋人たちに
今、飛行機がハイジャックされて墜落しようとしている状況を説明していました。
実は、この行為のお陰で、
事件の詳細やそれぞれの乗客の様子が分かり、
後にノンフィクションに近い形で映画として上映されることになったのですが、
乗客たちが受話器を通して伝えるメッセージのほとんどが
「愛しています」という言葉。
それは、両親であったり、子供であったり、夫であったり、妻であったり、
恋人であったりするわけですが、
その言葉は、パニックに陥って必死だけれども、
どれも心の底から溢れ出る、
その時にできる最大の愛情表現であったように感じました。
このような想像を絶する世界とは無縁で
平穏な生活を送っている僕は、平和ボケしているのかも知れませんが
先日、伊勢でお世話になった同世代の先生が亡くなったことや、
今回の映画を通して
「今、生きているうちに自分がやるべきこと、伝えるべきこと・・・
果たして僕は、それらをちゃんと出来ているのだろうか。。。」
そういった想いが体全体をグルグル駆け巡って
映画が終わっても、しばらくその場から動けなくなってしまったんです。
大好きな家族に対しては勿論、
親友や知人、職場の人、初対面の人に対して
どこまで自分の正直な「今」の気持ちを伝えているのか
改めて考えさせられました。
「好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。」
・・・意思表示は人一倍ハッキリしていてるくせに、
いざ仕事を離れてプライベートな時間になると
極端に人見知りが激しい上、意識する人の顔は直視できず、
意地っ張りで、あまのじゃくな性格なので
素直な気持ちをきちんと伝えることが極端にニガテで
親友たちからは
「もっと素直にならないと人生損するよ!」とよく言われています。
そんな僕が、素直に自分の心の声を聞くことができる時間というのが、
昔から、その日の出来事を整理する日記を書く瞬間でした。
今は、このようにブログで日々の出来事を書いていますけど、
書いている言葉のひとつひとつには
意地もプライドも見栄も何もない、真っ白な素直な心で
思うがままに書いているので、
これが、普段の生活でも出来るようになれば
僕も少しはオトナになれるのかも知れません。
日本には「以心伝心」という
素晴らしい文化がありますが、
やっぱり、黙っていては分からないことだって世の中沢山あると思うんです。
だから、これからは
少しずつでも勇気を出して
もっと「今」の気持ちを伝えていこうと思っています。
照れ臭さのせいで、当たり障りのない会話しかできない僕の父とも、
家族のことについて色々な話ができる母や姉弟とも、
心から信頼できる親友とも、職場の人とも、初対面の人とも・・・。
誰かに「今」の気持ちを伝えるって、
それだけで本当に尊いことなんだなぁ~って、
ここ最近の出来事で思えるようになりました。
僕も、そしてみなさんも、「今」の素直な気持ちを
もっともっと誰かに伝えることができたら最高ですね!
だって、「今」という時間は、「今」しかないんですからね♪
Posted by 山野本 竜規 at 01:17
│プライベート