RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年07月03日

最強のお祓い方法。

最強のお祓い方法。先日、同年代で同じ価値観を共有できる
仲良し組「月読会」のメンバー4人で
京都料理の「おばんざい」を食べに行きました。

「おばんざい」というと、
なんとなくヘルシーなイメージしかなくて
僕は初挑戦だったのですが、
見た目も美しく、味も美味しく、
季節に合った料理ばかりだったので
本当に大満足でしたよチョキ
琴さん、美味しいお店探し、ありがとうピース

ちなみに、写真のお箸入れの紙に書いてある言葉は、
不時不食(ふじふじき)と読むそうです。
(早口言葉みたいだなぁ・・・。)

中国の言葉で、
「時ならざるは、食わず。」
つまり、「旬のもの以外は食べない」という意味です。

日本でも旬のものを美味しく頂く習慣がありますが、
これは、スピリチュアルな観点からも
理にかなっていることで、
旬のものには、とても勢いのある、
または、その時期に一番合っているエネルギーが
しっかり詰まっています。

大地の恵みや海の恵み、
そのエネルギーが沢山詰まった
食べ物を頂くことによって
僕たち人間の心と体を健全な状態に保つ効果があります。

昨日のブログでご紹介した「大祓い」の中で
湯船に浸かって悪いエネルギーを出す
お祓いの方法、
「知りませんでした。」「早速、試してみます。」と
ブログをご覧になった方から反響がありましたが
自分自身で出来るお祓いの方法なんて、
まだまだ、いくらでもあります。

いやっ、むしろ、お祓いなんて
お寺のお坊さんや、神社の神職さん、
霊能者やユタや宗教団体にお願いしなくても、
自分自身で出来るものなんです。
(神職がこんな発言するのも、
 如何なものかと思いますが・・・汗

美味しい、旬のものを頂くことだって立派なお祓い。

美味しいものを頂いて
心も体も、元気になるのですから、
一石二鳥以上の効果がありますよ。

「お祓い」というと、
どうしても専用の神具を使って
「えぃっ!」とか「とりゃ~っ!」(←言わないか・・・。)とか
訳の分からない奇声を発して
神懸かりしたような人たちが大騒ぎしていたり、
有難い祝詞やお経を聞いて
「ははぁ~」とひれ伏したりするイメージがありますが、
霊能者である僕からしてみれば、
こういった目に見える形でのお祓いは
ほぼ、パフォーマンスに過ぎません。

こうしたほうが、目に見える形で
「なんとなく、ありがたいなぁ~。」
「全ての罪穢れが、落されているなぁ~。」って
気分になるものですし、
そのように思いこんでしまいますよね。

「病は気から・・・」とは、よく言ったものですピース

ちょっと意地悪なことを書いてしまいましたが、
これが現実でもあります。

だって、仮に、土地や家に未浄化霊が執着して
その場所にしがみついていたり、
誰か他の人に憑依していたとしても、
僕の場合、「えいっ!」とか「とりゃっ!」なんて言いませんし、
専用の神具を使うことも、ほとんど、ありません。

たとえ見えない相手だったとしても
人と人のコミュニケーションと一緒なので
心の中で、しっかり対話をし、
何が原因で、その場にいたり
人に憑依していたりするのかを聞いて、
それから、「もう、ここにいるべき魂ではないですよ。」と
理解して頂くだけなので
皆さんが想像する、お祓いとは、
随分イメージが
かけ離れた静かで淡々としたものです。

ただ、神社やお寺のお祓いが意味がないのか・・・と言えば、
そうではありません。

要するに、お祓いをさせて頂く側の
心次第、気持ち次第なので、
お祓いに携わる神職なり、住職なりが、
真剣に、心を込めて、参拝者の健康と幸せを祈れば
その純粋な想いは、必ず、
その土地を守って下さる
清らかな大地のエネルギーに届いて
参拝者の心と体に、良い影響を与えてくれます。

勘違いして頂きたくないのは、
神社や仏閣は、
決して、棚からボタモチのような幸せが
ふっと湧いてくる場所ではない・・・ということです。

聖地では、大自然の中に身を置いて
その自然の恵みに感謝しながら、
自分自身の生活を振り返り、反省する場所。

反省して、また日々の生活で、
それを活かすよう努力するための
キッカケを作る場所だということです。

では、どんな基準で、
神社やお寺を選べばいいのか・・・。

これは、とても簡単なこと。

神社や仏閣の雰囲気や、
そこに携わる人たちの
「人柄」を見れば、一目瞭然です。

有名な神社、仏閣であっても
「コンチキショウ!」と思えるような
名前ばかりのエセ神職やエセ坊主なんて
いくらでもいますし、
その逆で、
小さなお社をお守りするために日々、
心を込めて奉仕をされている
心優しい神職さんや、お坊さんだって大勢いらっしゃいます。

自分の心の眼で、しっかりと、
その人の心、生き方を見つめていれば
少し会話をしただけで、
どんな人物かは、すぐに分かります。

「あそこの神社は良い。」「あそこの霊能者は・・・」
「ここのお寺は・・・」と
噂だけに惑わされて、その度に東奔西走するような
馬鹿げた真似をするのではなく、
「自分で判断、決断する」という
責任ある行動をとる人こそが、
いい人、良い空気の人、場所、エネルギーに
出会えるのだと思います。

今回、一緒に京都料理を頂いた
月読会のメンバーは、
自分で言うのも恐縮ですが、
本当にしっかりした、清らかな心を持ったメンバーです。

僕の生き方の中に、
「空気が悪い人や、底意地の悪い人、乱暴な人とは
 なるべく関わらない・・・」というものがありますが、
これも、立派なお祓いの方法の1つだと思います。

そんなことで自分の心を痛めて、落ち込むくらいなら
最初から付き合わなければいいだけのこと。

仕事の場合、こういう人と
接しなければいけないことも多々ありますが、
淡々と、テキト~に頷きながらスルーして
一緒にいる時間を短くすれば、
おおよそ心を汚すこともありません。

空気が良い、雰囲気が良い、好きな人たちと
美味しいものを頂いて、
楽しい会話で盛り上がる・・・。

こういったことを心から楽しんでいれば、
夏バテなんて、嫌なことなんて、
スッキリ忘れてしまいますよピース

お祓い、お祓い・・・と言いますが、
結局は、自分の生き方次第で、
そして自分なりの信念を持って生きていれば
それが、何よりの
エネルギーのバリアーになり、
人生を良い方向へ切り開く、大きな力になります。

そして、周囲を見渡せば、
同じ高い志を持った、心優しくて、
明るいエネルギーに満ち溢れた人たちが
そっと支えてくれています。

これこそが、僕にとっての
何よりのエネルギー源です。

さて、これで、少しは「お祓い」というものが
何なのか、
どんなことに気をつけなければいけないのか、
ご理解頂けたのでは、ないでしょうか。

今週末あたり、大好きな人たちと
美味しい食事を頂いて、
夏バテ予防してみてはいかがでしょうか?



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Posted by 山野本 竜規 at 06:21 │スピリチュアル&神社