RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年05月04日

いつも、心に太陽を。

いつも、心に太陽を。写真の風景は、先日、ニュースの中で
恩納村のアドベンチャー施設からの
中継を終えた直後の夕陽です。

1日の終わりに、こんなに素晴らしい
夕陽を見ることができた日は、
心の底から癒されますふたば

朝・昼・夕を問わず、陽射しには、
心を明るい方向へ導いてくれる不思議な力があります。

僕は、誰から教わったのか、その記憶も曖昧なほど
物心がつく前の幼い頃から、
朝日や夕陽が沈むのを見ると
自然と手を合わせてしまう習慣が身についています。

それは、今でも全く変わりません。

1日の始まりに昇ってくる朝陽は、
心の底から湧いてくる活力や勇気を。

日中の明るい太陽は、
最後まで頑張ることができるエネルギーと元気を。

そして、1日が終わって沈む夕陽は、
エネルギーをしっかり使い果たした
心と体に、優しい癒しを。

スピリチュアル的な観点からしてみれば、
太陽は、こうやって、1日中、僕たち人間の魂を
明るい方向へ導いてくれているものなのです。

もし、こういった素晴らしい景色を眺めても
何の感動もないのであれば、
それは、人として生きる意味を見失っている
魂が枯れた状態の人か、
とても、魂が疲れている人なのでしょう。

太陽には、「人が、1日、1日をしっかり生き抜く」という
ごく自然な、当然のことだけど、
一番、大切なことを、そっと気付かせてくれる
偉大な力も宿っています。

もし、今、皆さんが、何かしらの原因で
魂が萎縮していたり、疲れていたり、
生きる意味を見失ってしまっているのであれば、
大自然の中に身を置いて
何も余計なことは考えず、
ただただ美しい風景を眺めて
1日の終わりに素晴らしい夕陽を
心と体の中に溶け込ませることをお勧めします。

頭で考えるより、実際に体感すると、
僕が言っている意味が、よ~く分かりますよ。

きっと、古代の人たちは、
こういった当たり前の自然の恵みを
一番大切にしながら、日々の生活を送っていたに違いありません。

先日、ある方の霊視をさせて頂いたのですが、
霊視モードに入った途端、
いきなり明るい太陽が見えてきました。

この方の人生のキーワードは、
「太陽」なんだろうな・・・と思い、
そのまま、そのことをご本人にお伝えしました。

霊視を進めていくと、
遠い、遠い、魂の過去世の風景が見えてきて
どうやら日本が農耕の技術を持ち始めた頃に
稲か麦のようなものを育てながら
太陽を眺めて、陽射しに感謝の気持ちを向けている
女性たちの姿が見えてきました。
その方も、そのうちの一人なのでしょう。

僕は、歴史的な専門知識はほとんどありませんから、
その時代に、日本がどういう文化を持っていて
そこに住む人たちが何を大切に生きていたのか・・・
ということは、「知識」としては知りませんが、
こうやって魂の記憶を遡れば、
リアルタイムに、その時の気持ちを感じることができます。

古代の日本は、どうやら女性たちが
全てのものを生み出す神聖な存在だとされていたようで
農業の主役でもあり
(畑を耕す力仕事は主に男性、大切な稲を最後に刈り取るのは女性・・・というように、
 女性が、全ての大切な役割を担っていたようです。)、
神事の主役でもあり、
特に、自然に恵みをもたらす太陽に
特別な感謝の気持ち、尊い気持ちを抱いて
日々の生活を送っていたようです。

いつでも、太陽に心を向けて
感謝の気持ちで暮らしているその風景は、
なんとも平和で穏やかで、安心感のある
理想的な時代だったと言えるでしょう。

詳細は割愛しますが、
色々な理由があって、その方は
この世を生きている訳ですが、
とにかく、その平和だった時代の象徴である太陽を、
しっかり魂の中に刻み込んで
生きていかなければいけない人生の課題をお持ちのようでした。

だけど、これは、僕を含め、皆さん全てに共通することだと思います。

これだけ複雑な社会で、人と人と関わり合う中で、
心が卑屈になったり、人生を諦めそうになったり、
生きる気力がなくなってしまいそうになったり・・・と
魂が萎縮する経験は、多かれ少なかれ、
誰だって経験しているものだからです。

だけど、いつも心の中に太陽を持っていれば、
いつか、その心の太陽が、
大自然の太陽を見つめたときに
しっかり輝く記憶を取り戻して、また、次の一歩を踏み出す勇気になります。

いとも簡単に自ら命を絶ってしまう人のニュースが
連日流れてきますが、
誤解を恐れず、僕のストレートな気持ちを
そのまま表現すると、
どんなに大変な理由があったとしても、
自殺をするような人、
そして、「自殺したい」と簡単に言葉に出すような人は、
ハッキリ言って、自分のことしか考えられない
単なる、我ままの幼い考え方しかできないバカです。

僕は、そんな人たちを可哀想だと思ったとしても、
一切、同調はできませんし、相手にもしないでしょう。

自殺した魂のことについては、
何度もこのブログでご紹介しましたので
敢えて、ここでは詳しく触れませんが、
この世で生きていた以上に、苦しい経験をすることになります。

どんなに大変でも、
どんなに「この世に必要とされていない」「無能だ」と思っても、
とにかく1日1日をしっかり生き抜いていく人のほうが
自殺をしてしまう人に比べれば、
天と地の差があるほど立派だと僕は思います。

1日1日を、生き抜いていく。

そういった実感を持つことは難しいことかも知れませんが、
ふと、太陽を見つめたとき、
必ず、そのことがいかに大切なことなのかを
魂で分かる瞬間があります。

天気が良い時、ちょっと外に出て、
ゆっくり太陽を眺めてみませんか?

きっと、気張らず、肩肘張らずに、
生きていく気力が湧いてきますから・・・ピース



*注*
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Posted by 山野本 竜規 at 14:37 │スピリチュアル&神社