ＲＢＣアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

僕は、結婚式の場合、
司会も、神前結婚式の神職も、両方担当することができる
異色の神主アナウンサーなので、
どちらか一方の結婚式の携わり方ではなくて、
式自体も、披露宴の様子も、
しっかり両方見届ける機会に恵まれています。

今回は、今、全国的にも流行している
リゾートウェディングの形式で、
海が目の前に広がる式場で、結婚式を挙げたので
新郎新婦にとっては、一生の記念になることでしょう。



結婚式の司会というのは、
堅苦しい式典の司会や、
ニュースや情報番組のリポート、
ラジオの生ワイドとは違って、
また、別の緊張感と楽しさがあります。

それだけ、奥が深くて、
「次は、もっと、素敵な演出が出来るように・・・」と
じわり、じわりと、
この仕事に対する意欲が湧いてくるものですが、
基本は、やっぱり、新郎新婦を始め、
その会場に一緒にいる皆さんが、
「楽しかった」「感動した」「良かった」と思って頂けるような
演出ができれば、ベストです。

特に沖縄の結婚式の場合は、
本土の参列者がビックリするほど
余興の披露が多いので、
まるで、結婚式ではなくて、
何かのショーを見ている錯覚に陥ることがあります。

いかに、飽きられないように、余興を楽しんで頂けるかも、
ちょっとした司会者のコメント次第なので、
こればかりは、その時の状況によって
用意したコメントだけでは対応できない、
素の自分で
機転を利かせたコメントを言わなければなりません。

そして、勿論ですが、個々によって挨拶の長さが違いますが、
それでも、なるべく予定されている時間通りに
式を終わらせるのが、プロの腕の見せどころ。

このドキドキ感、会場の空気とコメントがマッチした時の爽快感、
そして何より、新郎新婦や、会場の皆さんの
心から楽しそうな笑顔を見た時、
「何度体験しても、いいものだなぁ～」と実感しますね。

今回は、純粋に楽しみながら、
そして、盛り上げるところは、しっかり盛り上げながら
最後は、感動に包まれる披露宴になりました

そして、いつものスタジオを飛び出して
このような結婚式やイベントの司会業を担当していると、
会場の設営スタッフの皆さんとも、顔見知りになってきます。

今回は、名球会チャリティーゴルフ大会の
前夜祭や表彰式の司会の時に
万国津梁館でご一緒した、
パーティー会場の設営スタッフが
結婚披露宴の担当だったので、
「いつもテレビ見てますよ～」「今日も頑張って下さいね～」と
元気で清々しい挨拶をして下さり、
僕も、楽しい気持ちで本番を迎えることができました。

こういった陰で働いて下さるスタッフの皆さんの力って
本当に大きいんです。
今回も、とても助けられました。
会場スタッフの皆さん、ありがとうございました


（錚々たるメンバーから、お花が届いていました）

結婚式に参列すると、そこには幸せなエネルギーが充満しています。

霊視してみても、いやっ、するまでもなく、
とにかく明るくて、はつらつとした、希望に満ちたエネルギーが
会場を循環しているので、
それだけで、周囲にいる人たちは元気になれるものです。

祝福のエネルギーと、新郎新婦が発する
「これから２人で頑張っていく・・・」という明るいエネルギーが
調和し合って、更に大きな輪となって
周囲の人を包み込むので、
皆さんも、結婚式に参列される機会があったら、
どうぞ、心から祝福して、その幸せエネルギーを持ち帰って下さい。

そんな幸せのお手伝いをさせて頂けるチャンスがあるのは、
そして新郎新婦にとっては、
一生の思い出になる記念のお手伝いができるのは、
本当に有難いことです。

結婚式、何度、立ち会ってもいいものです


P.S
「そういうあんたの結婚式はいつなの？」なんて、
野暮なことは、聞かないでね