2008年02月29日
失う勇気。
送り主が分からなかった謎のポインセチア。
約3ヶ月間、見事な赤い花を咲かせて
ここ最近、そのお役目を終えて
ほんの少し、お休みの時期に入りました

鉢替えをして、次の冬まで待ってみることにします

やっぱり、花は、どんなに期間限定で
最後は枯れたとしても
一瞬、一瞬を大切に華やかに咲いて枯れるほうが
花らしい生き方だと思います。
花が大好きな友人が、同じことを言っていましたが、
造花や長期間の保存が可能なプリザーブドフラワーも
十分にキレイなんですが、
やっぱり、一瞬、一瞬を生きている自然体の
花の美しさには敵いません。
人間も全く同じです。
一瞬、一瞬を大切に生きていたら、
どんな年齢になっていたとしても、
きっと「今が一番、幸せ
」と実感しながら
素敵な歳の重ね方ができる、魅力ある人になれることでしょう。
僕の母が、まさにこのタイプです。
いつも日々の色々な出来事の中から
嬉しかったこと、ちょっと残念だったことを
自分なりに色々考えて、最後は、「今が、本当に幸せ
」と
電話や手紙で報告してきます。
きっと、これから先も、どんなことがあったとしても
必ず最後は、「幸せ」と感じる、
本当に幸せな人生を送る人だと思っています。
その人の生き方は、すべて顔の表情に現れます。
顔の造りや外見的な表情ではなくて、
その中から滲み出てくるエネルギー、
いわば、心の履歴書のようなものでしょうか・・・。
だから、やっぱり、
自分の顔の表情には、必要以上に自覚を持たなければいけません。
僕の霊視を通した相談者の中にも、
必要以上に「老い」を恐れていたり、
今の仕事のポストやサークル活動などの第一線から退くことを恐れて
この先が不安だ・・・という内容のものがあります。
はたまた、外見の美しさを追求するあまり、
整形に整形を重ねて、それでも満足いかず、物足りない
心の病気に近いような方も相談に来られました。
どのタイプの方にしても、
失うこと、老いること、時間が過ぎていく・・・という当然のことを
極端に恐れているために
悩んでしまうパターンが多いようです。
仕事の場合、人間誰だって
ノリに乗ってバリバリ活躍する時期や
少し落ち着いて、淡々と業務をこなす時期など
色々な時期があります。
第一線で活躍する時期には、大いにその力を発揮するべきですが、
人間である以上、
いつまでも、その立場にしがみついていては、
不自然というか不格好というか、
なんだか、こちらまで惨めな気持ちになってしまうような人が
たまにいます。
力の衰えを感じたら、そして、次の世代へ交代だ・・・と感じたら
潔く、次の世代へバトンタッチするのが
第一線で活躍していた人の、
立派な幕の引き方だと思います。
だからと言って、それで全て終わった・・・という訳ではありません。
魂に刻み込まれた、立派な「経験」というものが
しっかり残っていますから、
それをどのように活かすのかが、次の課題になってきます。
僕たちマスコミの世界、
特にアナウンサーやタレントという表に出る立場の人間にも
よくあることなのですが、
人には、それぞれの「活躍すべき旬」というものがあります。
それが若いうちなのか、
それとも、歳を重ねていい味を出し始めた時なのか
それは、人によって、生き方によって、
そして時代のニーズによって全く違ってきますし、
いつ、どこで、どのような「旬」の活かし方が出来るのかは
それこそ、本人の努力と
あとは、「タイミング」という、人智を超えた領域の世界の話でしょう。
ただ、いつでも、どこでも、
「自分」というニーズを求められたら応えられるだけの
自分作りをする努力は、
怠らないようにしなければなりません。
僕は、自分で言うのも何ですが
本当にのんびりマイペースなので
マスコミという概念を外して、
1人の人間として僕が、これから
もっともっと自分の持てる力を発揮して
更に皆さんのお役に立てる時期がくるのは、
40代~50代の間だと、なんとなく感じています。
もちろん、それまで生きられるかどうかは
僕自身も分かりませんし、
逆に、もっともっと長生きするかも知れませんが、
この世でのお役目が終わる日が
いつであってもいいように
1日、1日を悔いのないように生きているので
僕は、毎日、毎日、一瞬、一瞬が
本当に大切に思えます。
これから団塊世代の定年退職が益々増えて
心の拠り所を会社や仕事にしか持たなかった人たちが
いつまでも「第一線」を懐かしみ、今を生きようとせず、
無気力になるような社会問題が深刻化してくるかと思いますが
これも、第一線をどこに求めるかによって
その明暗が分かれてくると思うのです。
自分自身に「第一線」を求めている人は、
たとえ会社を離れたとしても、肩書きがなくなったとしても、
「自分」という、頼もしい支えがあるので
いつでも、どこでもイキイキとして、
一瞬、一瞬を大切に生きるような素敵な人になるでしょう。
だけど、いつまでも
自分以外に「第一線」を求めている人は、
ずっと、昔を懐かしみ、今の現状を憐れみ、
活力のない、ハリのない生活を送ることになるでしょう。
誰だって、幸せを実感しながら生きたい・・・と願うもの。
本当に、心からそれを願うのであれば、
老いも、何かを失うことも、時間の流れも
全て、すんなり、素直に受け止めることから始めなければいけません。
花は、本当に自然体です。
自分が最も輝く時期にしっかり咲いて、
あとは、自然に戻るまで、ゆっくり、ゆっくり
花びらや葉や種を土に落していきます。
その全ての過程にこそ、情緒があり、
人が見本とすべき生き方なのではないでしょうか・・・。
やがて、土に戻った種は、必ず芽を出します。
その芽は、人間の場合だったら、
自分の子供だったり、教育した部下や弟子だったり、
愛情を注いだ多くの人だったりします。
その人たちが、また多くの人の役に立つ花になるのですから
あなたの魂、経験というものは、
どこかで脈々と受け継がれているのです。
老いも、失うことも、時間が過ぎることも、
全て、自然の流れです。
それに逆らってみることも、
時には必要かも知れませんが
いつかきっと、それが無駄な抵抗だった・・・と分かる時が来ます。
そういった花の一生を見ていると、
自分の生き方を見つめ直してみたくなりませんか?
あなた自身の「花」は、
今のあなたの中にあるはずですから・・・
*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
造花や長期間の保存が可能なプリザーブドフラワーも
十分にキレイなんですが、
やっぱり、一瞬、一瞬を生きている自然体の
花の美しさには敵いません。
人間も全く同じです。
一瞬、一瞬を大切に生きていたら、
どんな年齢になっていたとしても、
きっと「今が一番、幸せ

素敵な歳の重ね方ができる、魅力ある人になれることでしょう。
僕の母が、まさにこのタイプです。
いつも日々の色々な出来事の中から
嬉しかったこと、ちょっと残念だったことを
自分なりに色々考えて、最後は、「今が、本当に幸せ

電話や手紙で報告してきます。
きっと、これから先も、どんなことがあったとしても
必ず最後は、「幸せ」と感じる、
本当に幸せな人生を送る人だと思っています。
その人の生き方は、すべて顔の表情に現れます。
顔の造りや外見的な表情ではなくて、
その中から滲み出てくるエネルギー、
いわば、心の履歴書のようなものでしょうか・・・。
だから、やっぱり、
自分の顔の表情には、必要以上に自覚を持たなければいけません。
僕の霊視を通した相談者の中にも、
必要以上に「老い」を恐れていたり、
今の仕事のポストやサークル活動などの第一線から退くことを恐れて
この先が不安だ・・・という内容のものがあります。
はたまた、外見の美しさを追求するあまり、
整形に整形を重ねて、それでも満足いかず、物足りない
心の病気に近いような方も相談に来られました。
どのタイプの方にしても、
失うこと、老いること、時間が過ぎていく・・・という当然のことを
極端に恐れているために
悩んでしまうパターンが多いようです。
仕事の場合、人間誰だって
ノリに乗ってバリバリ活躍する時期や
少し落ち着いて、淡々と業務をこなす時期など
色々な時期があります。
第一線で活躍する時期には、大いにその力を発揮するべきですが、
人間である以上、
いつまでも、その立場にしがみついていては、
不自然というか不格好というか、
なんだか、こちらまで惨めな気持ちになってしまうような人が
たまにいます。
力の衰えを感じたら、そして、次の世代へ交代だ・・・と感じたら
潔く、次の世代へバトンタッチするのが
第一線で活躍していた人の、
立派な幕の引き方だと思います。
だからと言って、それで全て終わった・・・という訳ではありません。
魂に刻み込まれた、立派な「経験」というものが
しっかり残っていますから、
それをどのように活かすのかが、次の課題になってきます。
僕たちマスコミの世界、
特にアナウンサーやタレントという表に出る立場の人間にも
よくあることなのですが、
人には、それぞれの「活躍すべき旬」というものがあります。
それが若いうちなのか、
それとも、歳を重ねていい味を出し始めた時なのか
それは、人によって、生き方によって、
そして時代のニーズによって全く違ってきますし、
いつ、どこで、どのような「旬」の活かし方が出来るのかは
それこそ、本人の努力と
あとは、「タイミング」という、人智を超えた領域の世界の話でしょう。
ただ、いつでも、どこでも、
「自分」というニーズを求められたら応えられるだけの
自分作りをする努力は、
怠らないようにしなければなりません。
僕は、自分で言うのも何ですが
本当にのんびりマイペースなので
マスコミという概念を外して、
1人の人間として僕が、これから
もっともっと自分の持てる力を発揮して
更に皆さんのお役に立てる時期がくるのは、
40代~50代の間だと、なんとなく感じています。
もちろん、それまで生きられるかどうかは
僕自身も分かりませんし、
逆に、もっともっと長生きするかも知れませんが、
この世でのお役目が終わる日が
いつであってもいいように
1日、1日を悔いのないように生きているので
僕は、毎日、毎日、一瞬、一瞬が
本当に大切に思えます。
これから団塊世代の定年退職が益々増えて
心の拠り所を会社や仕事にしか持たなかった人たちが
いつまでも「第一線」を懐かしみ、今を生きようとせず、
無気力になるような社会問題が深刻化してくるかと思いますが
これも、第一線をどこに求めるかによって
その明暗が分かれてくると思うのです。
自分自身に「第一線」を求めている人は、
たとえ会社を離れたとしても、肩書きがなくなったとしても、
「自分」という、頼もしい支えがあるので
いつでも、どこでもイキイキとして、
一瞬、一瞬を大切に生きるような素敵な人になるでしょう。
だけど、いつまでも
自分以外に「第一線」を求めている人は、
ずっと、昔を懐かしみ、今の現状を憐れみ、
活力のない、ハリのない生活を送ることになるでしょう。
誰だって、幸せを実感しながら生きたい・・・と願うもの。
本当に、心からそれを願うのであれば、
老いも、何かを失うことも、時間の流れも
全て、すんなり、素直に受け止めることから始めなければいけません。
花は、本当に自然体です。
自分が最も輝く時期にしっかり咲いて、
あとは、自然に戻るまで、ゆっくり、ゆっくり
花びらや葉や種を土に落していきます。
その全ての過程にこそ、情緒があり、
人が見本とすべき生き方なのではないでしょうか・・・。
やがて、土に戻った種は、必ず芽を出します。
その芽は、人間の場合だったら、
自分の子供だったり、教育した部下や弟子だったり、
愛情を注いだ多くの人だったりします。
その人たちが、また多くの人の役に立つ花になるのですから
あなたの魂、経験というものは、
どこかで脈々と受け継がれているのです。
老いも、失うことも、時間が過ぎることも、
全て、自然の流れです。
それに逆らってみることも、
時には必要かも知れませんが
いつかきっと、それが無駄な抵抗だった・・・と分かる時が来ます。
そういった花の一生を見ていると、
自分の生き方を見つめ直してみたくなりませんか?
あなた自身の「花」は、
今のあなたの中にあるはずですから・・・

*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
Posted by 山野本 竜規 at 06:16
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