2007年11月30日
霊視のあれこれ。

花作家のかわしまよう子さんが
心が洗われるような都会の風景を写した画像を
携帯メールと共に僕の元へ送って下さいました

大都会でも、朝の澄んだ空は
ここまでキレイなんですねぇ~

久しぶりに東京へ、あの独特の空気を吸いに
戻りたくなってきました

僕は人混みが本当にニガテで、
今、もし、僕が昔生活していた東京に戻ったら
きっと数日も経てば、
「あぃっ、なんだか疲れたさぁ~。早く沖縄に帰ろうねぇ~
」と
温暖で、ゆったりとした時間が流れている
この
場所
が恋しくなってしまうのは分かりきっているのですが
それでも
たまには、沖縄以外の他の空気も吸いたくなるものです
このブログでも何度もご紹介してきた「方違え」(かたたがえ)が
僕には定期的に必要です。
時には、自分自身の体の中の空気を入れ替えるために
今いる場所から離れて、少し違う環境に身を置き
改めて違う場所から、今の自分の生き方や生活を見直してみる・・・。
まっ、そんな大袈裟なことでなくても
そのようなプチ旅行は、
僕のような放浪癖のある人間には欠かせない
ライフワークの1つでもあります
でも、次にまとまった休みが取れるのが
1月の中旬くらいなので
それまでは、放送局のスタッフらしく年末・年始関係なく
しっかり働きたいと思っています
さて、僕が日々の仕事以外で行なっている
スピリチュアルなセッション、霊視なんですが
その霊視について、いつも色々な質問をされます。
おととい開かれた月に一度のスピリチュアルな勉強会でも
参加者の皆さんから、
様々な内容の質問がありますが
この質問に答えていくのも、
僕自身、意外な発見や新鮮さがあって
とても楽しみながら答えています。
「霊視って、どのようにその人のことが見えているんですか?」
まっ、これも定番の質問なのですが、
ハッキリ言えば、僕自身もよく分かりません。
・・・というより、霊媒の道具として活動している人間同士でしか
分かり合えない感覚であり分野なので、
言葉や文章で
その感覚を伝えることも難しいと思います。
イメージとしては、霊的世界からの通信がある場合、
僕の頭の後ろにある
映画館のスクリーンのようなものから映し出される
映像や風景や人の姿や声、匂いを感じながら、
また、ある時は、直接、僕の体を通して
鈍痛や、ドキドキや、悲しみや喜び・・・といった
五感をフルに活かした訴え方をしてくる場合もあるので
臨機応変な解釈の仕方、伝え方をしなければなりません。
それが、守護霊様と呼ばれる霊的存在だったり、
先祖霊だったり、はたまた、亡くなった親族や
何らかの原因で憑依している未浄化霊だったり・・・と
時と場合によって全く違うので、
僕自身も霊視をする前は、これから何が起こるのか、
どんな展開になるのか、その都度、全く分かりません。
きっと、僕がアナウンサーという
何が起こるか分からない放送の現場で臨機応変に対応して
多くの人に情報を正確に伝える職業を
知らず知らずのうちに目指すようになったのも、
そして、世間一般の人たちよりも
ちょっと多くの苦労を子供の頃から経験してきたのも
こういった色々な抽象的なイメージやメッセージを
しっかり自分なりに解釈し、
自分のものとして理解し、受け止めて
それぞれの人に通訳できる力を養うために
経験させられているものだと思っています。
人間は誰でも霊的な存在ですから、
何かを感じ取るだけなら誰でもできますし
気づいていないだけで、霊的世界からの影響は
良くも悪くも、しっかり受けています。
そして、その感じ取った「何か」が何物なのか、
どんな重要なメッセージがあるのか、
それを上手く表現し、しっかりと相手に伝えて、
尚且つ、その人を明るい方向へ導くお手伝いができなければ
霊的世界の道具としては成立ちません。
「霊感がある人」と「霊能者」の違いは、
ここにあります。
その違いは、過去にもブログで書いたように
幼稚園児や小学生の朗読会と
プロのアナウンサーの朗読会ほどの違いがあります。
こういった内容を書くと、
必ず「自分も何かを感じることが出来る」とか
「自分の過去世を見た経験をした」などと
負けず嫌いな精神世界マニアの方からのメッセージを頂くのですが
僕は別に、自分のやっていることを自慢したくて
カミングアウトしている訳でも
誰かと張り合うために
色々な事象を紹介している訳でもありません。
このブログを通して、一人でも多くの人が
霊的世界の存在を知って、霊的世界や霊能者に頼ることなく
それらを活用しながら
自立して生きていくお手伝いができるように
スピリチュアルな内容を書いているだけです。
もし、それでも
あれこれ意見したいのであれば、
まず、ご自身で、それらを全て実行してみて
セッションを受けた多くの人の証言や確証を得てから
いくらでも意見なさって下さい。
その位、労力も、集中力も要りますし、
人生が左右される覚悟も必要ですし、
自分の命を削ってまで
やらなければいけない大変なことなんです。
だから、僕は
「霊感が人よりあるから、霊能者になって人助けがしたい」という相談者がいたら
絶対におススメはしませんし、まずは、反対するでしょう。
僕も、もし、
この世がスピリチュアルな出来事や知識が必要なくなるほど
立派な世の中になったのなら
キッパリと、ナカトリモチという役目を辞めて
自分の他の仕事をやりながら、呑気に生活するつもりですし、
むしろ、そのほうが楽ちん。
だけれども、
縁あって、こういった体質で生まれてきた以上、
それを活かさなければ自分らしい人生ではありません。
だから、必要とされる以上、やり続けているのです。
勿論、そのような芯の強さや、ゴツゴツした部分は
普段は全く表に出しません。
あくまでも、穏やかに、柔らかく、悲壮感を漂わさずに笑顔で・・・
これは、どんな仕事でも、生活でも、生き方でも
誰にでも必要なことなのではないでしょうか。
さて、霊視について、次に多い質問は、
「いつでも、どこでも霊視ができるんですか?」というもの。
結果から言えば、「NO!」です。
よく勘違いされやすいのは、僕たちのような霊能者は
いつでも、どこでも、色々なものが視えている・・・と
思われがちなことです。
ケースバイケースですが、僕の場合に限って言うと
霊的世界に通信する時と、そうでない時の
オンとオフは、ハッキリしています。
そして、スピリチュアルな相談を急に持ちかけてきたり、
混雑した飲食店や、大勢の人がいる場所、
相手が、お酒を飲んでいるような状態では
霊視は、やらないようにしています。
「霊視はいつでも出来る」と思っている方は、
相手に対する思いやりや想像力が欠けている証拠です。
急に霊視をお願いされるのは、
寝起きに、いきなり
「このニュース原稿を初見で読んで!本番は10秒後だよ!」と言われるようなもの。
おまけに人が多い場所や、お酒を飲んでいる人をセッションするのも
朝の通勤ラッシュの
大勢の人が行き交う新宿駅のホームのど真ん中で
スタジオで読むようなニュースを
冷静に間違わないように伝えるようなもの。
寝起きで、着替えもしないで、頭も働いていない、
原稿のチェックもしていない、発声練習もしていない、
リハーサルもしていない・・・。
そんな状態で
ニュースを伝えるアナウンサーなんていませんよね。
そして、静かなスタジオではない、
大勢の人が急ぎ足で行き交うような場所で
中には、ぶつかってくる人がいたり、声をかけられたりしながらも
その影響を受けないで、淡々と本番のニュースを読むなんて
どんなプロのアナウンサーだって、
相当集中しないと無理な仕事です。
霊視も全く、それと同じ。
勿論、急を要するものや、人が多い煩雑な場所で
やらざるを得ない場合もありますが、
心の準備、ウォーミングアップ、集中できる環境・・・
そういった条件が整った上でないと、
しっかりとした霊視をすることができません。
もし、そのような状態で霊視を
簡単に出来てしまうような霊能者がいたとしたら、
きっと「分からないから、適当でいいや」と
いい加減なことを言っているか、
中途半端な読み取りしかできない状態で
中途半端なことを伝えている場合がほとんどでしょう。
みなさんも、ご自身のお仕事のことを思い出されたら
すんなり理解できるはずです。
それぞれのお仕事を、今、僕がお伝えしたような例えに
当てはめてみれば、
いかにそれが難しいことなのか、すぐに理解できるはずです。
霊視は、いつでも、どこでも出来る訳ではないんですよ。
霊視について書き出したら、
このように、いつまでも文章が続いてしまうので
このあたりで終わりにしますが、
やっぱり、「霊視をする」「霊視を受ける」というのは、
それだけ
相互の心構え、心の準備、マナーが必要だということです。
もし、今後、霊視を受けられる方がいらっしゃいましたら、
その辺りのことを心のどこかに留めて
身も心も清々しくなるセッションに出会えることを願っています。
今、もし、僕が昔生活していた東京に戻ったら
きっと数日も経てば、
「あぃっ、なんだか疲れたさぁ~。早く沖縄に帰ろうねぇ~

温暖で、ゆったりとした時間が流れている
この


それでも
たまには、沖縄以外の他の空気も吸いたくなるものです

このブログでも何度もご紹介してきた「方違え」(かたたがえ)が
僕には定期的に必要です。
時には、自分自身の体の中の空気を入れ替えるために
今いる場所から離れて、少し違う環境に身を置き
改めて違う場所から、今の自分の生き方や生活を見直してみる・・・。
まっ、そんな大袈裟なことでなくても
そのようなプチ旅行は、
僕のような放浪癖のある人間には欠かせない
ライフワークの1つでもあります

でも、次にまとまった休みが取れるのが
1月の中旬くらいなので
それまでは、放送局のスタッフらしく年末・年始関係なく
しっかり働きたいと思っています

さて、僕が日々の仕事以外で行なっている
スピリチュアルなセッション、霊視なんですが
その霊視について、いつも色々な質問をされます。
おととい開かれた月に一度のスピリチュアルな勉強会でも
参加者の皆さんから、
様々な内容の質問がありますが
この質問に答えていくのも、
僕自身、意外な発見や新鮮さがあって
とても楽しみながら答えています。
「霊視って、どのようにその人のことが見えているんですか?」
まっ、これも定番の質問なのですが、
ハッキリ言えば、僕自身もよく分かりません。
・・・というより、霊媒の道具として活動している人間同士でしか
分かり合えない感覚であり分野なので、
言葉や文章で
その感覚を伝えることも難しいと思います。
イメージとしては、霊的世界からの通信がある場合、
僕の頭の後ろにある
映画館のスクリーンのようなものから映し出される
映像や風景や人の姿や声、匂いを感じながら、
また、ある時は、直接、僕の体を通して
鈍痛や、ドキドキや、悲しみや喜び・・・といった
五感をフルに活かした訴え方をしてくる場合もあるので
臨機応変な解釈の仕方、伝え方をしなければなりません。
それが、守護霊様と呼ばれる霊的存在だったり、
先祖霊だったり、はたまた、亡くなった親族や
何らかの原因で憑依している未浄化霊だったり・・・と
時と場合によって全く違うので、
僕自身も霊視をする前は、これから何が起こるのか、
どんな展開になるのか、その都度、全く分かりません。
きっと、僕がアナウンサーという
何が起こるか分からない放送の現場で臨機応変に対応して
多くの人に情報を正確に伝える職業を
知らず知らずのうちに目指すようになったのも、
そして、世間一般の人たちよりも
ちょっと多くの苦労を子供の頃から経験してきたのも
こういった色々な抽象的なイメージやメッセージを
しっかり自分なりに解釈し、
自分のものとして理解し、受け止めて
それぞれの人に通訳できる力を養うために
経験させられているものだと思っています。
人間は誰でも霊的な存在ですから、
何かを感じ取るだけなら誰でもできますし
気づいていないだけで、霊的世界からの影響は
良くも悪くも、しっかり受けています。
そして、その感じ取った「何か」が何物なのか、
どんな重要なメッセージがあるのか、
それを上手く表現し、しっかりと相手に伝えて、
尚且つ、その人を明るい方向へ導くお手伝いができなければ
霊的世界の道具としては成立ちません。
「霊感がある人」と「霊能者」の違いは、
ここにあります。
その違いは、過去にもブログで書いたように
幼稚園児や小学生の朗読会と
プロのアナウンサーの朗読会ほどの違いがあります。
こういった内容を書くと、
必ず「自分も何かを感じることが出来る」とか
「自分の過去世を見た経験をした」などと
負けず嫌いな精神世界マニアの方からのメッセージを頂くのですが
僕は別に、自分のやっていることを自慢したくて
カミングアウトしている訳でも
誰かと張り合うために
色々な事象を紹介している訳でもありません。
このブログを通して、一人でも多くの人が
霊的世界の存在を知って、霊的世界や霊能者に頼ることなく
それらを活用しながら
自立して生きていくお手伝いができるように
スピリチュアルな内容を書いているだけです。
もし、それでも
あれこれ意見したいのであれば、
まず、ご自身で、それらを全て実行してみて
セッションを受けた多くの人の証言や確証を得てから
いくらでも意見なさって下さい。
その位、労力も、集中力も要りますし、
人生が左右される覚悟も必要ですし、
自分の命を削ってまで
やらなければいけない大変なことなんです。
だから、僕は
「霊感が人よりあるから、霊能者になって人助けがしたい」という相談者がいたら
絶対におススメはしませんし、まずは、反対するでしょう。
僕も、もし、
この世がスピリチュアルな出来事や知識が必要なくなるほど
立派な世の中になったのなら
キッパリと、ナカトリモチという役目を辞めて
自分の他の仕事をやりながら、呑気に生活するつもりですし、
むしろ、そのほうが楽ちん。
だけれども、
縁あって、こういった体質で生まれてきた以上、
それを活かさなければ自分らしい人生ではありません。
だから、必要とされる以上、やり続けているのです。
勿論、そのような芯の強さや、ゴツゴツした部分は
普段は全く表に出しません。
あくまでも、穏やかに、柔らかく、悲壮感を漂わさずに笑顔で・・・

これは、どんな仕事でも、生活でも、生き方でも
誰にでも必要なことなのではないでしょうか。
さて、霊視について、次に多い質問は、
「いつでも、どこでも霊視ができるんですか?」というもの。
結果から言えば、「NO!」です。
よく勘違いされやすいのは、僕たちのような霊能者は
いつでも、どこでも、色々なものが視えている・・・と
思われがちなことです。
ケースバイケースですが、僕の場合に限って言うと
霊的世界に通信する時と、そうでない時の
オンとオフは、ハッキリしています。
そして、スピリチュアルな相談を急に持ちかけてきたり、
混雑した飲食店や、大勢の人がいる場所、
相手が、お酒を飲んでいるような状態では
霊視は、やらないようにしています。
「霊視はいつでも出来る」と思っている方は、
相手に対する思いやりや想像力が欠けている証拠です。
急に霊視をお願いされるのは、
寝起きに、いきなり
「このニュース原稿を初見で読んで!本番は10秒後だよ!」と言われるようなもの。
おまけに人が多い場所や、お酒を飲んでいる人をセッションするのも
朝の通勤ラッシュの
大勢の人が行き交う新宿駅のホームのど真ん中で
スタジオで読むようなニュースを
冷静に間違わないように伝えるようなもの。
寝起きで、着替えもしないで、頭も働いていない、
原稿のチェックもしていない、発声練習もしていない、
リハーサルもしていない・・・。
そんな状態で
ニュースを伝えるアナウンサーなんていませんよね。
そして、静かなスタジオではない、
大勢の人が急ぎ足で行き交うような場所で
中には、ぶつかってくる人がいたり、声をかけられたりしながらも
その影響を受けないで、淡々と本番のニュースを読むなんて
どんなプロのアナウンサーだって、
相当集中しないと無理な仕事です。
霊視も全く、それと同じ。
勿論、急を要するものや、人が多い煩雑な場所で
やらざるを得ない場合もありますが、
心の準備、ウォーミングアップ、集中できる環境・・・
そういった条件が整った上でないと、
しっかりとした霊視をすることができません。
もし、そのような状態で霊視を
簡単に出来てしまうような霊能者がいたとしたら、
きっと「分からないから、適当でいいや」と
いい加減なことを言っているか、
中途半端な読み取りしかできない状態で
中途半端なことを伝えている場合がほとんどでしょう。
みなさんも、ご自身のお仕事のことを思い出されたら
すんなり理解できるはずです。
それぞれのお仕事を、今、僕がお伝えしたような例えに
当てはめてみれば、
いかにそれが難しいことなのか、すぐに理解できるはずです。
霊視は、いつでも、どこでも出来る訳ではないんですよ。
霊視について書き出したら、
このように、いつまでも文章が続いてしまうので
このあたりで終わりにしますが、
やっぱり、「霊視をする」「霊視を受ける」というのは、
それだけ
相互の心構え、心の準備、マナーが必要だということです。
もし、今後、霊視を受けられる方がいらっしゃいましたら、
その辺りのことを心のどこかに留めて
身も心も清々しくなるセッションに出会えることを願っています。
Posted by 山野本 竜規 at 06:33
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