2007年08月22日
愛が欲しいなら・・・。
魚もいっぱいいるほど
キレイに透き通っていて
近所の子供たちが元気よく
泳いでいました。
今年の始め、両親が引っ越しをして
長閑な田舎に移り住んだので
僕が帰る実家も、自然に囲まれた
心落ち着く地域になって嬉しい限り。
今の実家には、まだあまり馴染みがありませんが
それでも、とても居心地が良くて
それぞれ離れて暮らす姉たちや弟も
この場所に戻ってくると、とてもリラックスして長居してしまうほど。
僕は今回、1日の休みを利用して実家に帰ったのですが
ちょうどタイミング良く、家族全員が実家に集まって
久々に一家団欒を楽しむことができましたよ

家族の基本、そして、理想は
お互いに依存することなく自立した存在である・・・ということ。
その境地に至るまでには、本当に色々ぶつかり合いながら
葛藤しながら、離れたり、くっついたりしながら・・・と
気の遠くなるような共同作業を繰り返して
ようやく家族らしくなっていくのだな・・・と
ここ最近、つくづく実感しています。
だから、最初から完璧な家族も、理想とされる家族の形というのも
存在しないのではないでしょうか。
何かしらの欠陥や問題があって、当たり前。
それらを少しずつ、少しずつ認め合って、譲り合って、意見をぶつけ合って・・・
その繰り返しで、みんなで成長していくのだと思います。
何十年かかるか分からないけれども、
そういったことを恐れず、お互いがしっかりとした心を持って
自分の人生を歩んでいれば、
きっとそれは、何らかの形で実を結ぶことになるでしょう。
最近、とても頑固で横柄で傍若無人だった寂しがり屋の父が
180度、変わって温厚になってきました。
ちょっと気持ち悪い位なのですが、
人はいくつになっても良い方向へと変われるものなんですね。
自分が変わると、周囲の人の対応も変わってきます。
父の場合、温厚になった分、みんなが
ことあるごとに居心地が良い実家に集まるようになってきました。
僕は遠い場所で生活していますが、
こうやって無条件で受け入れてくれる家族や場所がある・・・
ということだけで、本当に心強くなれるものです。
もしかしたら、自分以外の家族がいない方がいらっしゃるかも知れません。
そして、家族なんて好きになれない方もいらっしゃるかも知れません。
そういった場合でも、
必ず無条件に愛してくれた人や場所があるはず。
ちょっとの愛でも感じることができたなら、
人は心から元気になれるもの。
愛情不足で、心の電池が切れかかったら
そういった思い出の場所に出かけてみてはいかがでしょうか。
きっと元気になれますよ。
Posted by 山野本 竜規 at 14:38│Comments(0)
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