RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2007年05月25日

Someday・・・いつか。

久しぶりに学生時代に綴っていた
日記を読んでいたら、
新聞記事の切り抜きに
自分なりの感想を書いている文章が
目に留まりました。

サムデイ・・・いつか

98年当時、オーストラリア
ブリスベーン総領事だった
坂東真理子さんのコラムだったようです。

~記事から抜粋~

自分の未熟さや無力さ、不器用さを思い知らされるたびに
サムデイと自分を励ましてきた。
自分の年齢を省みると
とっくにそのサムデイは来ているはずなのだが
自己認識としては、いまだに発展途上人である。
醜いアヒルの子はアヒルのままで終わりそうな気配だが
サムデイと夢だけは失いたくない。         
一番の夢は、私たちの住むこの社会が、この国が、この地球が
ほんのちょっとでも良くなる仕事に関わり続けることである。


僕は98年当時、超氷河期と呼ばれていた時期の就職活動真っ只中。

「アナウンサーになりたい」という自分の夢が叶うか、叶わないか、
目の前の壁を乗り越えられない、もどかしさで
先が見えない不安定な時期でもありました。

新聞の切り抜きの横のページに
自分なりの感想が書いてあったのですが
そこには、次にような文章が・・・。

子供の頃からの憧れだった
 アナウンサーになれるかどうかも分からない。
 子供の頃に憧れた、アナウンサーとしてハッキリとした口調で台風中継をすること。
 (↑僕がこの仕事を選んだキッカケ・・・汗
 その夢が叶うかどうかも分からない。
 でも、たとえ、他の仕事に就いたとしても
 少しでも多くの人の役に立つ仕事を選ぶ人間になりたい。
 いつかきっと、そんな人になっていたい。


なんだかこの日記を読み返してみて、
学生時代の自分自身に背中を押された・・・というか、
とても励まされたような気がします汗

結果的に、当時のサムデイであった
放送局のアナウンサーとして就職し、その後、神社の道に進み、
こうしてまた、アナウンサーの仕事を続けている訳ですが
できれば、放送やナカトリモチとしての仕事を通して
一人でも多くの人のお役に立てる仕事をしていきたい・・・と
常々思っていたのも、
忘れていたけれど、このサムデイをずっと持ち続けてきたからなのでしょうね。

そして、これからも、僕のこのサムデイは変わらないでしょうチョキ

そりゃ、個人的なサムデイを言い出せば
優雅に世界一周旅行したい・・・飛行機とか、
寂しさに堪えたる人と庵を結びたい・・・汗とか・・・
まぁ、色々ありますけど、
やっぱり、最終的には、僕の周囲の大切な人たちや
直接的につながりがなくても放送を見聞きして下さる人、
はたまた、もっと広くなれば
僕が住んでいる日本という国や世界中の人が
少しでも、穏やかに笑って暮らすことができる世の中になったら
それが一番幸せなサムデイなのかも知れません。

僕一人の力なんて、それこそ
大河の流れに交わる雨粒の一滴にしかならないかも知れないけれど
それでも、決して無駄にはならないはず。

久しぶりに、昔のエネルギッシュな自分に出会えたような
嬉しいひと時でした。

みなさんの中にある「サムデイ」は何でしょうか?

夢が叶うとか叶わないとか、もう、そんな程度のことはどうでもよく、
もっと純粋なサムデイ、
きっと、心の奥底に大切に眠っているはずですよチョキ


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Posted by 山野本 竜規 at 03:23│Comments(0)プライベート
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