RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2007年05月15日

マッサージ。

マッサージ。今回の実家帰省中、
本当にのんびり過ごすことができましたが
実家での僕の役割のひとつに
父や母、姉や弟を
マッサージする・・・というものがあります。

別にルールを決めて
やっている訳ではないのですが
いつの間にやら自然と
そうなってしまいますチョキ

マッサージは、僕と家族の心を繋ぐ
大切なコミュニケーションのひとつ。

会話も大切だけど、それ以上に
直接体に触れて、疲れた部分や弱っている部分を
さすったり、押したり、揉んだりしながら癒していく・・・。
それだけで、
会話以上の意思疎通ができているような気がします。

最初はちょっと疲れた顔をしていた家族たちが
少しずつ穏やかなものになっていく・・・
その変化や安らかな表情を見ているのが大好きなんですピース

子供の頃、両親が共働きだったため
ひどく疲れた様子で帰ってくる2人に
「僕ができることはないだろうか・・・」と
子供ながらに考え、自然と始めたのが肩たたきやマッサージ。

それが、「もっと楽になってもらう方法や手法はないかな・・・」とか
「どこを押せば、症状が改善されるのかな・・・」とか
子供ながらに体のツボの本を読み漁り、
そのうち悪い箇所が、手を当てただけでなんとなく分かるようになり、
そのモヤモヤした部分や、くすんで見える部分を
クリーンな状態にしていく・・・というイメージを持って
施術していた経験が、
今のナカトリモチの仕事にも大いに役立っています。

神社でも、土地を清める地鎮祭や、
修祓(しゅばつ)と呼ばれる
お清めやお祓いなどがありますが
そのときも、基本はマッサージをするときの気持ちと同じ。

「少しでもこの場所がキレイになりますように。」とか
「少しでも、心のモヤモヤがなくなりますように。」とか
そういった想いを向けながら執り行うようにしています。

これは、技術ではなく
他の人や様々な事象に対する思いやりや優しさが
全てなのかな・・・と実感しています。

僕の生き方の基本は、このマッサージなんです。

僕自身も相当なマッサージマニアなので
施術されるのは大好きなのですが
逆に、自分以外の誰かにマッサージをするのは
されるのと同じくらい気持ち良いものですふたば

まっ、全身全霊をこめてマッサージをすれば
そりゃ、汗はかきますし、時には力を入れなければいけませんが
その人の疲れた部分を押したり、揉んだりしているときは
どういうわけか
穏やかな気持ちと、ほんわかした気持ちが入り混じり
こちらまで心と体がホカホカしてくるものなんです晴れ

人の手のひらって、本当に温かいですよね。

だから、人は自分でマッサージするより
自分以外の誰かにマッサージされたほうが気持ちいいんですキラキラ 

それは単に、体の緊張や凝りをほぐしているのではなく
緊張したり、疲れたり、悲しかったり、寂しかったり・・・といった
冷えてきた心を、じんわり包んで温めているのでしょうサクラ

全員に・・・という訳にはいきませんが、
せめて僕の周囲にいる大切な人たちだけには
これからも、こうやって心をこめて
心と体をマッサージをして
癒して差し上げる存在でありたいですねよつば



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Posted by 山野本 竜規 at 18:07│Comments(0)プライベート
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