RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2007年02月27日

澤田っち。

どこからどう見ても
「うちな~顔」の澤田っち汗

鳥取から遊びに来ている
僕の親友ですチョキ

「澤田っち」と馴れ馴れしく
僕は呼んでいますけど
実は、かなり年上で僕が尊敬している
優秀なテレビカメラマンであり、
この業界の先輩でもあります。

心地良く酔っ払っていたので
普段は、あまり見せない
陽気な笑顔で
カメラに向ってパシャリ♪

いつもは、クールで冷静沈着。
時々、雪ヒヤリ雪とするおやじギャグを飛ばす以外は
本当に真面目な仕事っぷりで頼りになるんですよチョキ

澤田っちは、
僕が日本海テレビ時代にアナウンサーと報道記者をしていた頃、
よく一緒に取材に出かけて
火事や、交通事故などの辛い現場から
楽しいお祭りの取材まで
毎日のように行動を共にしていたほど
信頼していた先輩です。

そして、鳥取に住んでいた5年間、
公私共に本当に色々な面で支えてくれた恩人でもあります。

でも、僕たち、最初から「親友」と呼べるほど
仲が良かった訳ではないんですよダウン

だって、僕が感じた澤田っちの第一印象は
がーん無愛想で、とても怖い人がーん」だったんですから・・・汗

僕が入社してすぐの新人時代、
先輩である澤田っちに挨拶しても、普通に挨拶を返してくれるだけで
特に会話が弾むわけでもなく
むしろ、「なんだか、ぎこちない雰囲気だなぁ~」と
感じることが多かったんです。

仕事に対しては職人のように厳しい人なので
当然、新人時代は、
澤田っち独特のクールな口調で注意されることもあり
「この人、僕のこと嫌ってるのかな???」と
勘違いしてしまうほどだったんですよ汗

だから、「きっと澤田さんは、
僕とは相性が合わないと感じているんだろうなぁ~」と思いつつ、
こちらも遠慮しながら
ぎこちなく会話していたのを覚えています。

そんな宙ぶらりんで、ぎこちない雰囲気が
2年ほど続いた頃でしょうか・・・。

きっかけは、何だったのか忘れましたが
ある時、澤田っちと一緒に取材に出かけることがあって
会話の中で
「あっ、この人、案外、僕と似た人生観や感性を持っている人なんだなぁ~」と
ふと感じた瞬間があったんですキラキラ 

逆に言えば、お互いの距離が近づくまでに2年もかかっているんです時計

でも、その時は、なんだか、とても嬉しかったなぁ~ふたば

就職と同時に全く知らない山陰地方という土地にやってきて
知り合いも全くいない状態からスタートした新人時代。

勿論、色々な悩みや本音を話せる相手がいるはずもなく
一人ぼっちでいるような孤独感を抱えていました。

だから、休日の度にその地域を脱出して
友達や恩師が住んでいる東京に戻ったり、
ふらっと海外に出かけたりすることが多かった最初の数年間。

でも、澤田っちと仲良くなってからは
本当に劇的に山陰から県外への脱出率も少なくなったんですチョキ

「せっかく縁あって、自然豊かな地域に住んでいるのだから
もっと、地域に密着してみようよつば」と
前向きに思えてきたのも、この頃です。

それからは、少しずつ澤田っちや他の人とも
色々な話をするようになり、
鳥取にいる5年間で
仕事のこと、将来のこと、人との接し方のことなど
社会人として、そして一人の人間として
僕自身の
あらゆる基礎が出来たような気がします。

そして澤田っちとは、僕が鳥取を離れた今でも
時々、連絡を取り合って
お互い励まし合っていますキラキラ 

振り返れば、
僕が親友と呼べる人は
最初から「この人、スゴイなぁ~」と思える人か
その逆で
第一印象がとても悪かった人や
「ちょっとニガテだなぁ~」と感じる人の
どちらかの場合が多いような気がします。

そして、やっぱり親友になるまでには
数年という時間がかかっています。

これは、僕自身が
人付き合いが不器用なのもあるんですけど
信頼関係を築いていく・・・って
やはり、それなりの時間が
かかるものなんじゃないかなぁ~と思っています。

だから、僕は
たとえ第一印象が悪かったり、「ニガテだなぁ~」と感じる人がいたとしても
なるべく心を荒立てないよう、心がけるようにしています。

だって、いつ、どんなきっかけで仲良くなったり、
意外だった良い部分を発見するのか、
人って本当に分からないんですから・・・。

円滑な人間関係を築くのが
とても不器用な僕が言うのも何ですが、
そこが人と人のご縁の面白いところでもありますピース

なので、1年や2年そこそこで
交友関係を限定して築いていくようなことはしませんし、
全然、焦ってもいません。

勿論、
「もうちょっと他の人との交流を広げなきゃなぁ~」とは思いますし、
社会人的に見て
人付き合いが悪いのは相変わらずの僕ですが、
もともとマイペースなので
少しずつ僕という人間を理解して頂ければ幸いですし、
僕も少しずつ周囲の人たちを理解していこうと思っています。

そう、僕も沖縄にやって来て
1年が経とうとしています・・・。

もう間もなく今年度も終わり
進学や就職、転勤、異動などで
新しい環境へ飛び込んでいく人も多いことでしょう。

どんな環境であれ、新しいところに身を置く・・・というのは
本当に労力と勇気が要るものです。

だけど、どんな人でも、一人ではないと信じています。
必ず誰かが、その人の頑張りを見てくれています。
何年かかるか分からないけど
きっと「頑張ってるね!」と陰の努力を認めて
声をかけてくれる仲間が見つかるはずです。

かつての僕がそうであったように、
尊敬する先輩であり、今でも親友の澤田っちと
そんな話をしながら
ふと、時の流れの速さを実感しまた・・・ふたば

澤田っち、改めて、本当にありがとう。
そして、これからも宜しくね~キラキラ 


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Posted by 山野本 竜規 at 00:06 │プライベート