RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2006年11月06日

順境と逆境。

順境と逆境。 順境と逆境。

きょうの昼、伊勢の友達から電話がかかってきて
久しぶりに長電話になってしまいました汗

内容は他愛もない
どうでもいいような話ばかりだったのですが、
友達は今、仕事で失敗続きでちょっと落ち込んでいる様子・・・。

誰にでも
気分が優れないことだってあるし、
調子が良い日ばかりでもないのだから
それは仕方がないことなのですが、
人は誰でも、「少しでも幸せでありたい・・・」と願うもの。

まっ、その「幸せ」の基準は人によって様々だと思いますが、
僕が大好きな場所・伊勢の一般家庭では、
「少しでも多くの福が訪れるように・・・。」という想いを込めて
「笑福」や「多福」と書かれた
お正月に玄関先に飾る「注連縄」(しめなわ)を
一年中、飾る習慣があります。

沖縄だったら、シーサーのような厄除け的な
意味合いがあるのかも知れませんねシーサーオス

このブログで日記を公開するようになってから
僕の育ってきた環境のこと等もフツ~に書いているので
今日、長電話をした伊勢の友達を含め
ブログを見ている僕の知り合いたちも
「意外だった・・・。」という反応がほとんど。

皆さんも同じだと思いますが、
僕は普段の会話の中で
「自分がどのように育ってきたのか・・・」なんて話すことは
ほとんどありません。

まっ、子供時代は
フツ~の家庭よりもちょっと苦労が多かっただけで
それ以外は他の人と何ら変わりない人生なので
そのことについて特別引け目に感じることも
また逆に得意がることも全くありません。

よく、お酒の席などで
「人は苦労していないとダメだ!」と
酔った勢いで、説教し始めて
聞きたくもない苦労話、
もとい自慢話を延々と聞かされることがありますけど
僕は、
逆境で育とうが、つつがない順境で育とうが
どちらでも人は成長できると思っています。

結局、最後は
その人の心境次第なのですから・・・。

だから逆境で育って挫折する人だっているし、
その反対に立派に自立した人生を送る人だっています。
順境に育っても
甘えて堕落した人生を送る人がいる一方で、
とても穏やかで、のびのびした生き方ができる人もいます。

もちろん、人の心が成長するためには
心の負荷が時には必要ですが
苦労することだけが、成長の糧ではないはずです。

僕がこれまで出会ってきた人の中で
「人として、素敵だなぁ~」と思えた人たちの共通点は、
逆境だろうが、順境だろうが、
その状態を受け止めて、少しでも前へ進もうとする
「素直な心」の持ち主であるということ。

人の幸せって、本当に人によって様々ですが
僕の場合は、逆境でも順境でも、
人に対し、そして自分に対して
素直に生きる人生でありたいものですね~。


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Posted by 山野本 竜規 at 19:27 │プライベート