母、転院。
今日、いよいよ、母が転院します。
治療中心の救急病院から、
自宅に戻る訓練をするための
リハビリ専門の病院への転院です。
緊急入院から57日。
奇跡の回復で、命の危険を
見事、回避することができました。
これまでお世話になった
救急病院のスタッフの皆さんには
本当にお世話になり、
「よく、ここまで快復なさいましたね。」と
誰もが心優しく
声をかけて下さいます。
入院当初は、
「正直、(命が)ダメになる確率が高いので、
それなりの覚悟をなさって下さい。」と
包み隠さず伝えて下さった
担当医の方も
「私も、ここまで快復なさるとは
想像していませんでした。」と
感慨深げに語るほど
素直に喜んで下さっています。
母が入院していた57日の間に
我が家の環境は
180度、大きく変わりました。
環境を整えるため、
その間のドロドロやゴタゴタ、
醜いものは、
僕たち姉弟がしっかり受け止め
改善していき、
母が、元気に戻ってきた時には
全てが清らかな環境になっているように・・・と
心の底から願いながら
日々の辛い出来事と対峙してきましたが
本当に、その願いが実現する
見通しが立ってきました。
たとえ、
辛くて厳しい出来事があったとしても
清らかな心を以て
真剣に1日、1日を生き抜いていれば
ある時から、急に
道が開けたかのように
目の前が明るくなる瞬間があります。
僕たちの57日間は、
まさに、この繰り返し。
これまで1人で頑張ってきた母には、
この57日の間に起こった
様々なことは
絶対に体験させては
いけないものでした。
だからこそ、
人生の休憩期間を
強制的に
与えられたのだと思います。
そして、これからが
まさに、母にとっては大切な時期。
リハビリは、いつまで期間がかかるか
全く予想できません。
だけど、いつか必ず
笑顔で自宅に戻ってくる日が来ますから
それまで
家族皆で、しっかり
支え合っていきたい・・・と思っています。
きっと、ある程度
リハビリが落ち着いて
自宅に戻る目途が立った時、
僕が心から安心して
沖縄に戻る日が来るのでしょう。
それまでは、
新しい病院と
実家の神社の往復の日々ですが
悔いが残らないように
1日、1日を
生き抜いていきたいと思っています。
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