2006年07月29日
ト~ラ~ロ♪

ふと、「ちょうど一年前のこの時期って何やってたのかなぁ~?」と思ったので
色々アルバムを見ていたら、一枚の写真が出てきました!
写真は僕なのですが、何をやっているのか
お分かりになりますか???
ちょうど去年の今頃は、
伊勢で神職資格を取得すべく神道の専攻課程を履修していて、
その前期試験に追われていたような気がします・・・
「一体、どんな試験なんだ???」と疑問に感じる方も多いと思うのですが、
僕の遠い昔の大学時代の単位履修試験とは比較にならないほど
ハード
で、
コムズカシイ古文書の解読やら、ヘビ文字のような祝詞の解説やら、
書道、神社祭式の実技など
15~6科目の試験が1ヶ月の間にぎっしり詰まっていたような、
思い出すと今でも鳥肌が立つような試験だらけの日々だった記憶があります
そんな試験地獄!?の連続の中で、クラスメート数人と、
とある試験科目の特訓中の一コマが件の写真なのですが、
その試験って、「ト~ラ~ロ~」なんです^^
一体、何のこっちゃ???とハニワ状態になってしまいそうですが
この時点で「あっ、あれか!!」と
ピン
ときた方は
かなりの
音楽通
・・・というより、
とても日本文化に精通された方でしょう
正座をして膝と畳を叩いてリズムをとりながら
「ト~ラ~ロ~ ロ~ル~ロ~ タ~ア~ロ~ラ~ ア~ァ~」ってな具合に
音符を口ずさむ、その音楽とは・・・。
ズバリ、雅楽です
宮中音楽と言われている雅楽は、
現在でも宮内庁に属する式部職楽部の「楽師」というプロたちが
国のあらゆる行事の際に演奏する音楽で、
みなさんも一度は耳にしたことがあるかと思います。
最近では、この楽部出身でもある
東儀秀樹さんという音楽家が雅楽を現代風にアレンジして
世間一般に親しみやすい雅楽を普及させたことは
有名ですよね。
僕も、伊勢で神職資格の勉強をするまでは、
雅楽について、
「麻呂眉の貴族が出てきそうな、平安時代っぽい音楽だなぁ~」
というアホな先入観と知識しかなかったのですが、
そんな自分が「ト~ラ~ロ~」を
演奏する立場になってしまうのですから
まったくもって人生とは摩訶不思議なものです^^;
あの雅楽の出会いから一年になるのですが、
今でも時々思い出したかのように
雅楽の基本でもある龍笛という笛を
取り出しては、音を出すようにしています♪
(未だにヘタクソですが・・・
)
雅楽との出会いは、神職資格取得のための必修科目という
現実問題があったからこそ触れることができた
未知の世界なのですが、
こうやって、じっくり日本の伝統音楽に触れてみると
「心の奥底に直接訴えかけるような、とても奥深い、神秘的な音楽なんだなぁ~」
ということを身を持って実感しています。
新しいことや、今まで触れる機会がなかった文化など
ちょっと環境を変えるだけで
すんなりと我が事のように出会えるものなので、
人生って面白いですよね
さて、そんな僕は、今、沖縄という
これまた独特の文化がある土地で生活しています。
これから、どんな「新しいこと」に出会えるのでしょうか・・・。
楽しみだなぁ~
伊勢で神職資格を取得すべく神道の専攻課程を履修していて、
その前期試験に追われていたような気がします・・・

「一体、どんな試験なんだ???」と疑問に感じる方も多いと思うのですが、
僕の遠い昔の大学時代の単位履修試験とは比較にならないほど


コムズカシイ古文書の解読やら、ヘビ文字のような祝詞の解説やら、
書道、神社祭式の実技など
15~6科目の試験が1ヶ月の間にぎっしり詰まっていたような、
思い出すと今でも鳥肌が立つような試験だらけの日々だった記憶があります

そんな試験地獄!?の連続の中で、クラスメート数人と、
とある試験科目の特訓中の一コマが件の写真なのですが、
その試験って、「ト~ラ~ロ~」なんです^^
一体、何のこっちゃ???とハニワ状態になってしまいそうですが
この時点で「あっ、あれか!!」と


かなりの


とても日本文化に精通された方でしょう

正座をして膝と畳を叩いてリズムをとりながら
「ト~ラ~ロ~ ロ~ル~ロ~ タ~ア~ロ~ラ~ ア~ァ~」ってな具合に
音符を口ずさむ、その音楽とは・・・。
ズバリ、雅楽です

宮中音楽と言われている雅楽は、
現在でも宮内庁に属する式部職楽部の「楽師」というプロたちが
国のあらゆる行事の際に演奏する音楽で、
みなさんも一度は耳にしたことがあるかと思います。
最近では、この楽部出身でもある
東儀秀樹さんという音楽家が雅楽を現代風にアレンジして
世間一般に親しみやすい雅楽を普及させたことは
有名ですよね。
僕も、伊勢で神職資格の勉強をするまでは、
雅楽について、
「麻呂眉の貴族が出てきそうな、平安時代っぽい音楽だなぁ~」
というアホな先入観と知識しかなかったのですが、
そんな自分が「ト~ラ~ロ~」を
演奏する立場になってしまうのですから
まったくもって人生とは摩訶不思議なものです^^;
あの雅楽の出会いから一年になるのですが、
今でも時々思い出したかのように
雅楽の基本でもある龍笛という笛を
取り出しては、音を出すようにしています♪
(未だにヘタクソですが・・・

雅楽との出会いは、神職資格取得のための必修科目という
現実問題があったからこそ触れることができた
未知の世界なのですが、
こうやって、じっくり日本の伝統音楽に触れてみると
「心の奥底に直接訴えかけるような、とても奥深い、神秘的な音楽なんだなぁ~」
ということを身を持って実感しています。
新しいことや、今まで触れる機会がなかった文化など
ちょっと環境を変えるだけで
すんなりと我が事のように出会えるものなので、
人生って面白いですよね

さて、そんな僕は、今、沖縄という
これまた独特の文化がある土地で生活しています。
これから、どんな「新しいこと」に出会えるのでしょうか・・・。
楽しみだなぁ~

Posted by 山野本 竜規 at 07:46
│スピリチュアル&神社