2006年06月14日
朗読。

6月23日は、慰霊の日。
RBCiラジオではその日、番組の中で
「マブニのアンマー」~おきなわの母~というお話を放送するのですが、
きょう夕方からこの物語の朗読の収録をします。
舞台は、沖縄県・南部の糸満・摩文仁。
太平洋戦争中、唯一地上戦が繰り広げられた
沖縄の中でも、
多くの人が犠牲になった地域で、
その場所で亡くなったであろう軍人の息子の骨を
生き残った母が何年も探し続けた結果・・・。
この物語に最初目を通したとき、
会社にいながら、そして周囲に人がいるにも関わらず
目に涙が浮かんで、こらえるのに必死でした。
戦争がいかに無駄な行為か、
そしてその戦争に巻き込まれ、残された人たちが
どんな想いで生きていくのか・・・とても考えさせられる物語です。
朗読では、RBCのアナウンサー陣やパーソナリティー、
ラジオリポーターのメンバーが色々な配役で出演しています。
命の尊さや人の心をもう一度考え直す、よい機会になりました。
「マブニのアンマー」は、6月23日(金)の
@bbsの番組の中で放送予定です。
Posted by 山野本 竜規 at 16:09│Comments(0)
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