RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
☆新しいブログは、こちら→ 続・ナカトリモチ日記 ←是非、ご覧下さい!☆

2008年12月02日

変化を楽しむ。

変化を楽しむ。実家の神社境内の木々の紅葉が、
今、見頃を迎えています。

昨日の福岡は、見事なまでの冬晴れで
朝、奉職のために神社に向かうと
辺り一面、霜が降りて
真っ白になっていました。

沖縄では見ることが出来ない光景なので
とても新鮮な気持ちになりましたね・・・ふたば

紅葉は最低気温が
10度以下になると色づき始め、
5度以下になると
急速に色濃くなるそうです。

そういえば、
ここ最近の福岡は
朝晩の冷え込みが厳しく
山間にある神社に関して言えば
最低気温が、4~6度ほど。

朝、起きても、
寒くて、なかなか布団から出られないし、
外出すると、肌や唇が
乾燥してヒリヒリするし、
冷え込みが厳しくなる
朝晩は、風邪でもないのに、
鼻の奥から冷えて
鼻が詰まったような感覚になります。

完全に、体質が
沖縄仕様になっているので
厳しい冷え込みが続く
本土の冬は、
寒さが人一倍、ニガテな僕にとっては
ちょっと大変ですね・・・タラ~

ただ、生活する環境が変われば、
それだけ、
色々な変化を
楽しむことができるものです。

綺麗な紅葉は、
今回の休職がなければ、
普通に休暇を利用して
京都か奈良にでも出かけよう・・・と
思っていた位でしたから
わざわざ旅行に出かけなくても
実家の神社で、
本土の四季の移り変わりを
満喫することができましたし、
神社という
新しい環境で
慣れない業務をこなすのも
大変ではありますが
それなりに新鮮な気持ちになります。

実家の神社とはいえ、
これまで帰省時に
臨時で神職のお役目を
果たすことはあっても
それ以外の通常業務は
携わったことがなかったので
何もかもが、
分からないことだらけからのスタート。

祭祀に必要な
お供物の場所、お供えの方法、
祭祀の流れ、
各施設の鍵の場所、
神社で飼っている犬たちのエサやり、
ご奉参金の計算など・・・。

これまでとは
全く畑違いの業務内容なので
多少、戸惑うこともありますが
色々な方に
教えて頂きながら
自分が出来る範囲のことを
させて頂いています。

昨日は、
月次祭(つきなみさい)という
月の始まりや、「1」の付く日に
行なわれるお祭りの日だったので
両親の看病は姉たちに任せて
ほぼ、1日、
神社で過ごしました。

平日にも関わらず、
この月次祭のために
わざわざ神社に集まって下さる方も多く
参拝をして頂いたあとは、
僕なりが出来る、
皆さんへの恩返しを
させて頂くことにしました。

神社神職、
アナウンサーという肩書きでありながら、
沖縄では
霊的世界の通訳としての
お役目を果たすべく
ほぼ毎日のように
霊視相談をお受けしていたので
集まって頂いた皆さんの前で
ほんの少しだけ
公開セッションをデモンストレーション。

そう、僕が
沖縄で霊的世界の正しい知識を
お伝えする勉強会の時のように
大勢の皆さんの前で、
霊視をさせて頂く・・・という方法を
実家の神社で
取り入れてみることにしたんです。

皆さんの反応は、
それぞれですが
限られた時間の中、
「少しでもいいので、
 今、個人セッションをお願いします。」と
申し出られて、
その方の霊視をさせて頂いたほど
このような要望は多いので
通常の神社祭祀に加えて
これからは、
この霊視個人セッションや
スピリチュアル講座なども
どんどん取り入れて
新しい神社の流れにしていきたい・・・と
思っています。

幸い、僕の2人の姉も
同じような霊的世界の通訳をする
お役目を持っているので
神社が忙しくなる12月、1月は、
僕と同じ神職資格を持つ弟が
基本の神社祭祀を
しっかり支えて
僕と姉たち3人が
霊的世界の通訳としての
お役目を果たすべく
様々なスピリチュアルイベントを企画する・・・という
姉弟、スタッフたちが
楽しみながら
新しい流れを作っていく
作業をしている最中です。

両親が重病で
2人の看病をしながら、
神社の再建を試みながら・・・という
大変な状況の中で
人様の霊視相談を
お受けするなんて
通常では考えられないかも知れません。

僕だって、
1人の人間ですから
辛い状況の時に、
人様の霊視相談をお受けするのも
かなりの勇気が要ります。

だけど、
今、僕たち姉弟が
やらなければいけないことは
少しでも
神社のエネルギーを
明るく、清らかなものにして
同じような波長を持つ方々が
楽しく笑顔で過ごして
頂けるような場所にすること。

そして、
父と母が、笑顔で
その場所に戻ってきて
皆さんに迎えて頂ければ
それだけで、いいんです。

そのためなら、
どんなに大変な状況だったとしても、
その場所へ
集って下さる方々のために出来る
最善のことを
させて頂くつもりです。

そして、何より、
僕たち自身が
「これから、どんな楽しい神社になるのだろう・・・。」と
ワクワクしています。

人は、身ひとつあれば、
いつでも、どこでも、
何かしらのことが
自分で、出来るものです。

仕事内容が変わろうが、
生活環境が変わろうが、
人生自体が変わろうが、
その変化を楽しむことができる
心の明るさ、余裕があれば
何でも、出来ます。

要するに、
何をするにも、自分次第、
あなた次第だということです。

人に頼るのではなく、
全ての答えは、
必ず、自分の、
あなたの魂の中に
あります。

その大切な答えに
気付く、気付かないのも、
これまた、やっぱり
本人次第。

変化を楽しむことができれば、
人は、それだけで
より豊かな人生を体感できるのでは
ないでしょうか・・・。

本土の冬の寒さには
まだまだ慣れない僕ですが
これからの人生、
本当に楽しみですし、
そのような色々な変化も、
しっかり満喫していきたいと
思っています。



*注*
 このブログのメッセージ欄を通して、
 または会社(RBC)の電話を通しての
 霊視や個人セッション、勉強会の申し込み等は
 一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。



同じカテゴリー(スピリチュアル&神社)の記事
花道。
花道。(2009-03-27 10:40)

霊視、開始。
霊視、開始。(2009-03-26 11:09)


Posted by 山野本 竜規 at 05:51 │スピリチュアル&神社