2008年09月30日
朝のエネルギー。
散歩に出かけようと外に出てみると
ご覧の通り、夜と朝が交代しようとしていた
神秘的な空の色でした。
暗闇の空の中で小さく輝く光は、月です。
これから、全ての物事が動き出すような
朝の穏やかなエネルギーは、
とても静かですが、偉大なものです。
大学時代の4年間、新聞奨学生として
新聞配達をしていた頃は
このような
静かで穏やかで偉大な
朝の光景が当たり前だったので
たとえ建物が多い
東京の街中だったとしても
毎朝、清々しい気持ちで
朝のエネルギーをいっぱい体に吸い込んで
元気に外を駆け回っていました。
先日、その新聞奨学生時代に
一緒に寮生活を送っていた先輩から
卒業して以来、
10数年ぶりにメールが届きました。
どうやら、先輩が
当時の新聞配達のことを思い出して
たまたま僕の名前をインターネットで検索したら
このブログにヒットしたらしく、
驚いて、嬉しくなって
メールを送って下さった・・・とのこと。
先輩のほうが先に
学校も新聞配達も卒業され、
僕は、その2年後に大学生活と
新聞奨学生生活を終えたので
お互い、どこで何をしていたのかすら分からず、
月日だけが流れていたのですから
驚くのも無理はありません。
メールには、先輩の近況と
当時の思い出などが丁寧に綴られていて
「たつ(当時のあだ名)は、本当に夢を叶えたんだね。
自分のことのように嬉しいです。」と
近いうち、僕に会いに
沖縄行きを計画していることまで
報告して下さいました。
若気の至りとは言え、
大学1年の頃から
「新聞奨学生を続けながら、
絶対にアナウンサーになるんだ。」と
周囲に公言していたほど
怖いもの知らずで生意気だったにも関わらず、
そんな僕の姿を見て
先輩は、
「前例がないなら、しっかり作ってやれ!」と
いつも、応援して下さっていました。
新聞奨学生時代の寮生活は
自由奔放な性格の僕からしてみれば
何かと規制があって
不自由を感じることも多かったのですが
今、振り返ってみると、
本当に貴重な4年間だったなぁ~と思います。
シャワー、トイレ、洗濯機も共用、
掃除当番も決められていて
ご飯の時間も、ほぼ皆、一緒。
それぞれ皆、色々な事情を抱えて
不安な奨学生生活を送りながらも
学生同士、励まし合ったり、
時には衝突したりして
寂しさを明るさに変えて
1日、1日を乗り切っていました。
最初の頃は、
「こんな大変な生活が4年も続くのか・・・。」と
気が遠くなるような
途方に暮れるような気持ちになりましたが
終わってみれば、
本当に、あっという間の4年間。
新聞奨学生制度を利用する学生は、
そのほとんどが
経済的な理由から
学業と仕事を両立させて卒業するために
半分学生、半分社会人のような生活を
送ります。
大学や専門学校の入学金や授業料、
そして生活費となる給与も
返済不要で
全て新聞社が支給してくれる代わりに
朝夕の新聞配達や、集金業務など
普通の社会人と変わらない勤務シフトで
働くことになるので
相当な覚悟がないと続きませんし、
必ず毎年、誰かが、
途中で辞めてしまうほど
過酷な業務でもあります。
現在では、少し、
その業務内容も改善され
学業に専念しやすい環境に
なっているようですが
それでも、早朝2時半起きの生活は
今も昔も、そのままです。
今日も、全国各地の
早朝の空の下で
新聞配達のバイクや自転車の音、
マンションの階段を駆け上がる音、
新聞受けに、ポトン・・・と
新聞を入れる音が
聞こえているはずです。
そこには、
若い、希望に満ち溢れた学生や
新聞配達スタッフの想いが
込められています。
毎朝、当たり前のように
届けられる新聞も、
その過程に想いを馳せるだけで
本当に色々な人や、
朝の清々しいエネルギーが詰まっているのを
実感して頂けるのではないでしょうか。
10数年ぶりに連絡を下さった先輩は、
いつも口癖のように
おっしゃっていました。
「この仕事は、決して、目立たないし、
人の目に触れることが少ない仕事だけど、
それでも、誰かがやらなければ、
成り立たない、大切な仕事。」
「これから、学校を卒業して
どんな仕事に就いたとしても、
雨に濡れて、大雪や台風に行き先を阻まれながら
新聞を守って、配達し続けた
この経験を、絶対に忘れないように・・・。」
神秘的な那覇の朝焼けを見上げながら、
先輩の言葉を思い出し、
毎朝見つめていた
東京の朝焼けの光景が
重なって見えた朝のひと時でした。
朝のエネルギーは、
静かですが、とても力強くて偉大です。
これから、
ひと踏ん張りしなければいけない方、
活動的にならなければいけない方、
勢いが欲しい方は、
朝の大地と太陽のエネルギーを
しっかり吸収して
日々の生活に活かされてみては
いかがでしょうか。
朝のエネルギー、
久しぶりに
僕の心と体の芯まで
届いたような気がします
さて、今日も1日、
活動的に動き回るとしますか
*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
新聞配達をしていた頃は
このような
静かで穏やかで偉大な
朝の光景が当たり前だったので
たとえ建物が多い
東京の街中だったとしても
毎朝、清々しい気持ちで
朝のエネルギーをいっぱい体に吸い込んで
元気に外を駆け回っていました。
先日、その新聞奨学生時代に
一緒に寮生活を送っていた先輩から
卒業して以来、
10数年ぶりにメールが届きました。
どうやら、先輩が
当時の新聞配達のことを思い出して
たまたま僕の名前をインターネットで検索したら
このブログにヒットしたらしく、
驚いて、嬉しくなって
メールを送って下さった・・・とのこと。
先輩のほうが先に
学校も新聞配達も卒業され、
僕は、その2年後に大学生活と
新聞奨学生生活を終えたので
お互い、どこで何をしていたのかすら分からず、
月日だけが流れていたのですから
驚くのも無理はありません。
メールには、先輩の近況と
当時の思い出などが丁寧に綴られていて
「たつ(当時のあだ名)は、本当に夢を叶えたんだね。
自分のことのように嬉しいです。」と
近いうち、僕に会いに
沖縄行きを計画していることまで
報告して下さいました。
若気の至りとは言え、
大学1年の頃から
「新聞奨学生を続けながら、
絶対にアナウンサーになるんだ。」と
周囲に公言していたほど
怖いもの知らずで生意気だったにも関わらず、
そんな僕の姿を見て
先輩は、
「前例がないなら、しっかり作ってやれ!」と
いつも、応援して下さっていました。
新聞奨学生時代の寮生活は
自由奔放な性格の僕からしてみれば
何かと規制があって
不自由を感じることも多かったのですが
今、振り返ってみると、
本当に貴重な4年間だったなぁ~と思います。
シャワー、トイレ、洗濯機も共用、
掃除当番も決められていて
ご飯の時間も、ほぼ皆、一緒。
それぞれ皆、色々な事情を抱えて
不安な奨学生生活を送りながらも
学生同士、励まし合ったり、
時には衝突したりして
寂しさを明るさに変えて
1日、1日を乗り切っていました。
最初の頃は、
「こんな大変な生活が4年も続くのか・・・。」と
気が遠くなるような
途方に暮れるような気持ちになりましたが
終わってみれば、
本当に、あっという間の4年間。
新聞奨学生制度を利用する学生は、
そのほとんどが
経済的な理由から
学業と仕事を両立させて卒業するために
半分学生、半分社会人のような生活を
送ります。
大学や専門学校の入学金や授業料、
そして生活費となる給与も
返済不要で
全て新聞社が支給してくれる代わりに
朝夕の新聞配達や、集金業務など
普通の社会人と変わらない勤務シフトで
働くことになるので
相当な覚悟がないと続きませんし、
必ず毎年、誰かが、
途中で辞めてしまうほど
過酷な業務でもあります。
現在では、少し、
その業務内容も改善され
学業に専念しやすい環境に
なっているようですが
それでも、早朝2時半起きの生活は
今も昔も、そのままです。
今日も、全国各地の
早朝の空の下で
新聞配達のバイクや自転車の音、
マンションの階段を駆け上がる音、
新聞受けに、ポトン・・・と
新聞を入れる音が
聞こえているはずです。
そこには、
若い、希望に満ち溢れた学生や
新聞配達スタッフの想いが
込められています。
毎朝、当たり前のように
届けられる新聞も、
その過程に想いを馳せるだけで
本当に色々な人や、
朝の清々しいエネルギーが詰まっているのを
実感して頂けるのではないでしょうか。
10数年ぶりに連絡を下さった先輩は、
いつも口癖のように
おっしゃっていました。
「この仕事は、決して、目立たないし、
人の目に触れることが少ない仕事だけど、
それでも、誰かがやらなければ、
成り立たない、大切な仕事。」
「これから、学校を卒業して
どんな仕事に就いたとしても、
雨に濡れて、大雪や台風に行き先を阻まれながら
新聞を守って、配達し続けた
この経験を、絶対に忘れないように・・・。」
神秘的な那覇の朝焼けを見上げながら、
先輩の言葉を思い出し、
毎朝見つめていた
東京の朝焼けの光景が
重なって見えた朝のひと時でした。
朝のエネルギーは、
静かですが、とても力強くて偉大です。
これから、
ひと踏ん張りしなければいけない方、
活動的にならなければいけない方、
勢いが欲しい方は、
朝の大地と太陽のエネルギーを
しっかり吸収して
日々の生活に活かされてみては
いかがでしょうか。
朝のエネルギー、
久しぶりに
僕の心と体の芯まで
届いたような気がします

さて、今日も1日、
活動的に動き回るとしますか

*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
Posted by 山野本 竜規 at 05:43
│スピリチュアル&神社