RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年09月28日

パパになりました。~愛のボランティア~

パパになりました。~愛のボランティア~突然ですが、パパになりました。
もちろんっ、僕ではありませんよ汗

ラジオ技術スタッフの渡久地さん
先日、1週間遅れで
無事に女の子が生まれて
ホッとした表情を見せていました。

携帯電話の写真にも、
赤ちゃんの画像がいっぱい。
早速、親バカぶりを発揮しておりますあかんべー

ここのところ、
RBCのラジオフロアはオメデタ続きなんです。

結婚、ご懐妊、出産を含めて
「えっ、あの人も!?」というくらい
新しい命の誕生に向けて
そのボランティアをする夫婦が
続出していますキョロキョロ

昨日の土曜サプリの放送の
番組進行の技術当番が
渡久地パパだったので
放送が終わって、スタッフみんなで
赤ちゃんのことや、
パパになった感想の質問攻め。

ちょうど出産予定日を過ぎたあたりから
会社をお休みして
ずっと、奥さんに付き添っていたそうです。

普通、出産の時、
女性の体験談を聞くことはあっても、
なかなか
付き添う男性側の
体験談を聞く機会はないので
今回の渡久地パパの話は、
色々、参考になりましたよ。

出産の時、男性側は、
何を手伝って良いのか
分からないものですが、
渡久地さんの場合、
忙しい仕事の合間を縫って
赤ちゃんが
お母さんのお腹の中で過ごす時の様子や
出産のメカニズムなど
お母さんになる予定の妊婦さんたちと一緒に
その講習を受けて
自分の中で
「出産とは、赤ちゃんとは・・・。」を
出来る限り理解しようと努力していたんです。

そして、出産の日。

男性の中には、
出産のリアルな光景を目の当たりにして
ショックを受けてしまい、
奥さんを女性として
見ることができなくなってしまう人もいるらしく、
女性側も
「なるべくなら、立ち会いを避けてほしい。」という
複雑な心境になる人も多いようなんです。

でも、渡久地さんの場合は、
その出産の光景を
しっかり見つめることによって
「女性って、なんて、大変で、神秘的で、優しいものなんだろう。
 出産って、赤ちゃんが生まれるって、
 不思議だけれど、本当にスゴイことなんだな・・・。」と
逆に感動と、感謝の気持ちが
どっと溢れて、涙が止まらなかったそうです。

その話をしている時も、
その時のことを思い出して
涙を流していたくらいですから
その位、感動と感謝の
出産の立ち会いだったのでしょう。

きっと、このような
愛情たっぷりの夫婦の間に
生れた女の子は
心優しい、思い遣りのある人に
育つことでしょう。

これからの渡久地パパの
子育て奮闘談も
ことあるごとに聞くことができるので
楽しみです。

その他にも・・・。

パパになりました。~愛のボランティア~              パパになりました。~愛のボランティア~
金城真知子ちゃんのベイビー(男の子)       王田あずみちゃんのベイビー(男の子)

RBCでラジオカーリポーターや
番組パーソナリティーを担当していた
金城真知子こと、マーチーや、
王田(きみた)あずみ
9月上旬に元気な赤ちゃんを出産し、
赤ちゃんとの意思疎通に悪戦苦闘しながらも
新米ママとして頑張っています。

スピリチュアルな観点で、
赤ちゃんを産み、育てることが
どういう意味を持つかと言うと、
冒頭でも、サラッと書きましたが、
そのまま、「愛のボランティア」なんです。

人は、誰かを愛し、また、愛され
最終的には、多くの人を
自分のことのように思えるほどの
大きな、大きな愛を身に付けるために
この世に生れてきます。

それが、優しさを通してか、
厳しさを通してか、
孤独を通してか、
はたまた、憎しみを通してかは
人それぞれの生き方によりますが、
人は、誰もが「愛」というものを
色々な形で学ために
自ら望んで、この世に生れてくるのです。

それは、皆さんが考えている
「愛」とは全く違う、
もっと、もっと、大きな、おおらかな愛です。

だけど、その大きな愛の
境地に辿り着くためには
嬉しさも、喜びも、悲しさも、辛さも
全てを知っていないことには
その本質は理解できません。

子育ては、その基礎となる
「見返りを求めず、愛を与え続ける。」という
愛情のボランティアだと思って下さい。

だから、
生まれてきた赤ちゃんが
成長するに伴って
惜しみない愛情を注いで
人としてのマナーをある程度教えたら
たとえ、自分の子供であったとしても
決して、自分の理想を押し付けたり、
見返りを求めないこと。

子供だって、立派な「個」、
立派な、1人の魂です。

肉体の年齢は、子供かも知れませんが、
お父さん、お母さんより
魂の年齢が年上・・・ということは、
よくあります。

両親の思い通りの行動をとってくれない、
言うことを聞いてくれない・・・と
真剣に悩んで
僕のところに相談に来られる
お父さん、お母さんが
後を絶ちませんが、
霊的世界のエネルギーたちは、
口を揃えて、こう言い放ちます。

「そんなの、全部、親のエゴ。
 子供は、しっかり自分の意思を持って
 生きているのだから、
 思い通りにしようとか、型にはめよう等と思ったら
 無意識のうちに反抗するのは当たり前。
 親の持ち物ではないのだから、勘違いしないように。」と。

以前、子供の腕白ぶりが凄過ぎて
頭を抱えているお母さんが
相談に来られたことがありました。

僕が霊視させて頂くと、
そのお子さんは、とてもエネルギーの大きな、
将来、とても活動的で、
世の中のお役に立つ何かをする
可能性を秘めている立派な魂です。

その持て余すエネルギーのバランスを
取ることができないで
学校でも、腕白すぎるような言動を
とっていたのですが、
こういったタイプのお子さんは
全く心配する必要がありませんし、
むしろ、喜ぶべきことです。

親としては、いつも学校や周囲へ
頭を下げなければいけないし、
「今度は何をしでかすのだろう・・・。」と
心配で仕方ない気持ちも
少しは理解できますが、
霊的世界のエネルギーたちは、
「これにも、意味がある・・・」と伝えてこられます。

おおよそ、腕白のような子供を持つ
お父さん、お母さんというのは、
自身が子供の頃から優秀で、
これまでの人生、
進学、就職、結婚・・・と
順風満帆に過ごしてきた人が多いそうです。

そういう人は、自身が優秀なだけに
人に頭を下げるチャンスというものが
他の人に比べて圧倒的に少ないので
変な言い方をすれば、
形は奇麗だけれど、温室育ちの
うま味のない、野菜のようなもの。

カンカン照りの太陽も、
暴風雨も耐え抜いた
大自然の中で育った野菜と比べて
うま味が足りないように、
人の心の幅、心の機微を勉強する
チャンスがありません。

そのチャンスを作るように、
そういった元気でウーマクーな
子供を授かる場合が多いんです。

そして、自分のことではないのに、
人様に頭を下げることによって
心の幅というものは広がっていきますし、
もっと、もっと、
おおらかな魂に成長していくものです。

だから、子育てというのは、
子供を育てているようで、
親である大人が、
子供に育てられているんですね。

それでも、
「子供の将来のためを思って。」とか
「子供のことを真剣に考えて。」と
なかなか納得されない方も多いのですが、
何度も言うように、
子供は、親が思っている以上に逞しいものです。

たとえ両親が離婚して片親だったとしても、
色々な都合で
家族や両親と離れ離れになったとしても、
寂しさを抱えつつも、
しっかりと周囲の人たちから
この世の生きる術を学んでいくもの。

そして、なかなか子供を授からない・・・と
真剣に悩まれる方もいらっしゃいますし、
その心中を察すると、
大変なのは理解できますが、
厳しい言い方をすれば、
「自分の血を分けた子供でなければ、
 子供ではない・・・。」という
その拘りも、また、親のエゴに繋がります。

本当に子育てがしたいのであれば、
たとえ、自分が生んだ子供でなくとも
しっかりと愛情を注いで育てることは
いくらでも、できます。

また、結婚をしていない、独身者だって、
仕事を通して、部下を育てたり、
それぞれのお役目を通して
多くの人を導いたり、教育したりすることは
多くの魂を立派に成長させるための
素晴らしい愛情のボランティアです。

仕事や、色々なお役目を通して
世の中に、素晴らしい物を
生み出していくことだって
立派な出産と同じです。

そう考えれば、
誰だって、何らかの形で
「愛のボランティア」の
勉強をしていることになるんです。

今、書いていることを
すんなり理解できる方は、
どのくらいいらっしゃることでしょうか・・・。

多くの方は、「そうは言っても・・・。」と
なるはずです。

でも、ハッキリ、言いましょう。

その、「そうは言っても・・・。」という部分が
あなたの心の弱さ、未熟さ、
理解不足な部分なのです。

だから、あとは、
御自身で色々な体験を通して
一生かけて理解されていくしか
方法がありません。

縁あって、この世で家族になった
新しい命を授かった
お父さん、お母さんへ・・・。

真の意味での、
愛のボランティアができるように
明るく、元気に
お子さんの成長を見守って下さいね。

「真の意味での・・・」ということは、
「思い通りにいかないことだらけが、当たり前。」という
霊的世界からの
メッセージが含まれているということですよピース


*注*
 このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
 霊視や個人セッション、勉強会の申し込み等は
 一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。


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Posted by 山野本 竜規 at 13:24 │スピリチュアル&神社