2008年07月14日
光を見る努力。
部屋から見た街の様子です。
この日の昼間の天気は、曇り時々雨。
雲は、その境がくっきり分かるほど
二重になっていて
どんよりとした雨雲が街を覆っていました

なかなかお目にかかることができない
自然の現象に、しばし、この風景に
見入ってしまいました

でも、昔の僕だったら
このような曇天を目にした途端、
一気にタメ息をついて、気分も落ち込みがちになり
ブルーな気分になっていたことでしょう。
明るくて、スカッと晴れた快晴のほうが
好きなので、
あまり、どんよりとした風景は見たくないからです。
以前、山陰地方に住んでいた頃は、
冬の間、毎日が、分厚い雲に覆われた生活だったので
明るいものが大好きな僕は
とにかく、気分が塞ぎ込みがちでした。
冬になると、どうしても太平洋側の明るさや
曇り空にならない地域に遠出する機会が増えて
楽しかった束の間の休みが終わり、
また、この、どんよりとした地域に戻ってくるのが
苦痛で苦痛でたまりませんでした。
だけど、その時はまだ、
自分自身の想像力が欠けていたのでしょう。
山陰生活も3年目を過ぎてくると、
冬場に県外へ出かける時、
飛行機に乗って、その曇天を抜け出せば
見事なまでの青空が、どこまでも広がっていて
太陽も燦々と降り注いでいるので、
「この分厚い雲の上では、
絶えず、明るい光が降り注いでいるものなんだなぁ~。」と
ほんの少しずつですが、
明るい気持ちを抱ける余裕が出てきました。
僕は、こういった重苦しい、
鉛を体に巻きつけて歩くような辛い時期にこそ、
「希望を見出す」「明るい方向を見つめる」という
人生の基本を学んだような気がします。
「今は辛いかも知れないけれど、
きっと、いつか、明るい未来が、明るい人生が待っているはず・・・。」
苦しい、苦しい・・・と、嘆いてばかりいるのではなく、
じっと耐えて、明るい方向を見つめて
その時期を待つことを、心と体で覚えた
貴重な体験でした。
人の人生は、物の見方、捉え方によって
いかようにも変えられるものです。
僕は、日々、放送の仕事の中でも
世間を騒がすような、嫌なニュースや出来事は
目や耳に触れても、軽く受け流すことにしています。
いつの時代でも、どんな地域でも
そういった悲惨な出来事や、事件や事故などは
起こるものですが、
ある意味、それは、「特別」なことです。
そうでなければ、ニュースにならないからです。
こういう事件や事故、出来事は
そこまで多くないと思いますが
マスコミがあまりにも過剰に報道し過ぎるために
いかにも、日常茶飯事の出来事のように
捉えられてしまうのは、
同じ業界に勤める人間として、
ちょっと残念に感じることでもあります。
本来なら、
「こんなに良い人たちがいる。」「こんなに親切な人がいる。」
「こんなに良い出来事があった。」と
ニュースの中で放送するべきでしょうけど、
それは、報道する側にとってみれば
どこにでもある、当たり前のことなので
「ニュース」としては、
取り扱わないことのほうが多いでしょう。
だから、皆さんも、
ニュースの内容に振り回されるのではなく、
自分自身の心の眼で物事を判断して、
周囲の身近にある、良いもの、良い出来事、良い人たちを
見つめる努力をして欲しいのです。
もちろん、僕も、
情報発信をする側の人間として
悲惨な出来事よりも、
より良い情報、楽しい情報、良い人、良い空気を
少しでも多く、皆さんの元へ
お届けできるように
自分自身の心のアンテナを張って
仕事をしていきたいと思っています。
きっと、放送業界に入ってくる最初の頃は、
誰もが同じ気持ちで
この世界に飛び込んできたはずですが
年数が経つうちに、
そういった純粋な気持ちは薄れて
職人ではなくなる人が増えてきます。
いつまでも良いものを作り出す職人でいるためには、
常日頃から、
良いものに触れ、空気が良い人たちとお付き合いし、
自然や人や、様々な出来事に感動できる
素直な感性を保ち続けなければいけません。
僕がいつも、このブログでお伝えしている
「好きなもの」「嫌いなもの」が何なのか
ハッキリと意思表示をして、選択をして、
人生を歩んでいけば、
余計な考えも、余計な人付き合いも、余計な人生も
すべてそぎ落とされていきます。
「それは、現代社会では、難しい・・・。」と
言う人もいますが、
そう思い込んでいるだけで、
実際、ちょっとの勇気を出して
行動に移せば、案外、簡単なことが分かるはずです。
物知り顔で、
「仕事は、好きなことばかりも、やっていられない。」と
のたまうオヤジ化した若い人も増えていますが、
好きなことだけに目を向けて、努力をしていない人に
そのようなことを言われても、
まったく心に響きません。
じゃあ、好きなことだけをやる努力をしてみればいいのに・・・。
それで、ダメだと思うのなら、
その言葉も生きた言葉になるでしょうけど、
生憎、僕の心には、人生には、
そのような考え方が存在する余地がないので
生き方が全く違う人たちなのでしょう。
「好き」か「嫌い」か。
「やりたい」か「やりたくない」か。
「はい。」か「いいえ。」か。
常に自分自身の心に問いかけて
明るい方向をむく努力をしていれば
そのうち、自然と
自分が思い描いているような環境や
人生を歩んでいることに気がつきます。
人の人生は、
その人の想い、考え方、行動で
いかようにも変えられる・・・。
できれば、明るい光、明るい人生を想像し、
それに向かって進んでいくほうが
卑屈や我慢の人生を送るより、
ずっと幸せだと思いますよ。
あなたの身近にある
「良いもの」って、何でしょう?
*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
このような曇天を目にした途端、
一気にタメ息をついて、気分も落ち込みがちになり
ブルーな気分になっていたことでしょう。
明るくて、スカッと晴れた快晴のほうが
好きなので、
あまり、どんよりとした風景は見たくないからです。
以前、山陰地方に住んでいた頃は、
冬の間、毎日が、分厚い雲に覆われた生活だったので
明るいものが大好きな僕は
とにかく、気分が塞ぎ込みがちでした。
冬になると、どうしても太平洋側の明るさや
曇り空にならない地域に遠出する機会が増えて
楽しかった束の間の休みが終わり、
また、この、どんよりとした地域に戻ってくるのが
苦痛で苦痛でたまりませんでした。
だけど、その時はまだ、
自分自身の想像力が欠けていたのでしょう。
山陰生活も3年目を過ぎてくると、
冬場に県外へ出かける時、
飛行機に乗って、その曇天を抜け出せば
見事なまでの青空が、どこまでも広がっていて
太陽も燦々と降り注いでいるので、
「この分厚い雲の上では、
絶えず、明るい光が降り注いでいるものなんだなぁ~。」と
ほんの少しずつですが、
明るい気持ちを抱ける余裕が出てきました。
僕は、こういった重苦しい、
鉛を体に巻きつけて歩くような辛い時期にこそ、
「希望を見出す」「明るい方向を見つめる」という
人生の基本を学んだような気がします。
「今は辛いかも知れないけれど、
きっと、いつか、明るい未来が、明るい人生が待っているはず・・・。」
苦しい、苦しい・・・と、嘆いてばかりいるのではなく、
じっと耐えて、明るい方向を見つめて
その時期を待つことを、心と体で覚えた
貴重な体験でした。
人の人生は、物の見方、捉え方によって
いかようにも変えられるものです。
僕は、日々、放送の仕事の中でも
世間を騒がすような、嫌なニュースや出来事は
目や耳に触れても、軽く受け流すことにしています。
いつの時代でも、どんな地域でも
そういった悲惨な出来事や、事件や事故などは
起こるものですが、
ある意味、それは、「特別」なことです。
そうでなければ、ニュースにならないからです。
こういう事件や事故、出来事は
そこまで多くないと思いますが
マスコミがあまりにも過剰に報道し過ぎるために
いかにも、日常茶飯事の出来事のように
捉えられてしまうのは、
同じ業界に勤める人間として、
ちょっと残念に感じることでもあります。
本来なら、
「こんなに良い人たちがいる。」「こんなに親切な人がいる。」
「こんなに良い出来事があった。」と
ニュースの中で放送するべきでしょうけど、
それは、報道する側にとってみれば
どこにでもある、当たり前のことなので
「ニュース」としては、
取り扱わないことのほうが多いでしょう。
だから、皆さんも、
ニュースの内容に振り回されるのではなく、
自分自身の心の眼で物事を判断して、
周囲の身近にある、良いもの、良い出来事、良い人たちを
見つめる努力をして欲しいのです。
もちろん、僕も、
情報発信をする側の人間として
悲惨な出来事よりも、
より良い情報、楽しい情報、良い人、良い空気を
少しでも多く、皆さんの元へ
お届けできるように
自分自身の心のアンテナを張って
仕事をしていきたいと思っています。
きっと、放送業界に入ってくる最初の頃は、
誰もが同じ気持ちで
この世界に飛び込んできたはずですが
年数が経つうちに、
そういった純粋な気持ちは薄れて
職人ではなくなる人が増えてきます。
いつまでも良いものを作り出す職人でいるためには、
常日頃から、
良いものに触れ、空気が良い人たちとお付き合いし、
自然や人や、様々な出来事に感動できる
素直な感性を保ち続けなければいけません。
僕がいつも、このブログでお伝えしている
「好きなもの」「嫌いなもの」が何なのか
ハッキリと意思表示をして、選択をして、
人生を歩んでいけば、
余計な考えも、余計な人付き合いも、余計な人生も
すべてそぎ落とされていきます。
「それは、現代社会では、難しい・・・。」と
言う人もいますが、
そう思い込んでいるだけで、
実際、ちょっとの勇気を出して
行動に移せば、案外、簡単なことが分かるはずです。
物知り顔で、
「仕事は、好きなことばかりも、やっていられない。」と
のたまうオヤジ化した若い人も増えていますが、
好きなことだけに目を向けて、努力をしていない人に
そのようなことを言われても、
まったく心に響きません。
じゃあ、好きなことだけをやる努力をしてみればいいのに・・・。
それで、ダメだと思うのなら、
その言葉も生きた言葉になるでしょうけど、
生憎、僕の心には、人生には、
そのような考え方が存在する余地がないので
生き方が全く違う人たちなのでしょう。
「好き」か「嫌い」か。
「やりたい」か「やりたくない」か。
「はい。」か「いいえ。」か。
常に自分自身の心に問いかけて
明るい方向をむく努力をしていれば
そのうち、自然と
自分が思い描いているような環境や
人生を歩んでいることに気がつきます。
人の人生は、
その人の想い、考え方、行動で
いかようにも変えられる・・・。
できれば、明るい光、明るい人生を想像し、
それに向かって進んでいくほうが
卑屈や我慢の人生を送るより、
ずっと幸せだと思いますよ。
あなたの身近にある
「良いもの」って、何でしょう?
*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
Posted by 山野本 竜規 at 11:34
│スピリチュアル&神社