RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2008年07月06日

心の眼。

心の眼。先日、仕事で、新しく造船された
大型フェリーのお披露目会に行ってきました。

海上から眺める那覇の街は、
空も、雲も、街の明るさも
全体で夏色を表現しているような鮮やかな風景でしたやし

こういった美しいものに目を向けていると
人の心も、そして、人生そのものも、
同じように明るく美しい方向へ進んでいくものです。

昨日は、昼過ぎに放送の仕事を終えた後、
夜まで霊視相談のスケジュールが詰まっていました。

色々な方の相談をお受けする中で、
昨日は、
「これまで交流を持っていた人が、悪い方向へ変わってしまった。」とか
「昔よく一緒につるんでいたのに、就職をキッカケに
 どういう訳かぎこちなくなり、
 縁遠くなってしまった友達のことが心配」などといった
知人、友人のことを尋ねてこられる方が
多かったような気がします。

これは、霊視をするまでもなく、
誰でも理解できる
簡単な自然のルールでもあります。

結論から言えば、
「どちらかのエネルギーの波長が変わった」だけのことです。

昔は、いつも一緒に行動を共にしていたはずの
友達や知人が
それぞれの人生を歩む過程で
色々な喜びや楽しみ、失敗や挫折を経験することで
それらを上手に糧にして明るい方向へ進む人もいれば、
その逆で、卑屈になったり、暗い方向へ進む人もいます。

たとえ同じ空間で、
同じ時間を共有してきた仲間だとしても、
人の魂は、それぞれの質が全く違うものです。

これは、血の繋がった家族でも
全く同じことです。

誰一人として
同じ道、同じ考え方、同じ人生を歩むようなことは
絶対にありません。

だから、たとえ知り合いが悪い方向へ進んでいったとしても、
家族で困った人がいたとしても、
こちらで出来る限りのことをしたら、
あとは、本人の人間力に任せるしかありません。

たとえ、悪い方向へ進んで痛い目に遭ったとしても
それがキッカケで目覚めて、
また明るい方向へ向いて努力するかも知れませんし、
勿論、その逆だってあるでしょう。

その人以外の誰かが、その人の人生に
必要以上に干渉するのは、
干渉する側の自己満足か、ただのお節介か、
傲慢な心の表れでもあります。

やることをやったら、言うべきことを言ったら、
あとは、本人の幸せを心の中で願いつつ、
自然の流れに任せて
自分自身の人生に
しっかり目を向けて生きていかなければなりません。

もっと言えば、本来なら
「あの人が」「この人が」と
他の人のことなんて気にしていられないはずです。

人の魂は、常に色々な経験を積んで
磨かれて、輝いて、成長し続けるものです。

時には、輝くどころか、
益々くすんでしまう場合もありますが
常に一定、同じ状態・・・ということはありません。

だから、魂のエネルギーの波長が変われば
すれ違いが起こったり、縁遠くなるのも当然です。

よくある離婚の相談の中でも
このことを、しっかり理解できずに
離婚するか、どうかで悩んでおられる方もいらっしゃいますが
どうしても修復不可能な状態まで
お互いのエネルギーの波長がズレてしまっているのであれば
迷わず離れたほうが、
絶対に幸せになれるに決まっています。

だけど、経済的な不安や体裁の悪さなど
目に見える形での障害ばかりに
心が奪われてしまいがちなので
なかなか、その一歩を踏み出すことができずにいる方も
大勢いらっしゃいます。

でも、今の、この恵まれた日本という国では、
どんなに貧乏になったとしても、
住む家を追われてしまったとしても、
食べるものだけは、なんとかなるものです。

生きようと思えば、いくらでも生きていける国です。

世界の国の中には、戦争で、いつ命を落とすかも分からない
ギリギリの精神状態で
生きている人たちだっているんです。

そのような国の人たちに比べたら、
なんて、贅沢な悩みなのでしょうか・・・。

僕は離婚を推奨している訳でも、
縁遠くなった友達や知人に冷たくしろ・・・と
言っている訳でも、ありません。

1人の人間として自立した生き方をするためには、
そして、本当の意味で相手を尊重するのであれば、
「自分は、自分」「他の人は、他の人」と
ある程度の割り切りと、
心の距離感を持つことが大切だと思うのです。

そして、そういった自立した心を持って
人生を歩んでいる人というのは、
どんなに辛い状況の時でも
明るいもの、楽しいもの、輝かしいものへ
心の眼を向けることが
得意な人たちでもあります。

逆に言えば、明るいもの、楽しいもの、輝かしいものに
普段から心の眼を向けて、触れていれば、
人は自然と、
幸せ体質の魂に変わることができるものなんです。

幸せそうな人のところには、
同じように、
心が明るく、幸せな人たちが集まってくるものです。

新しい出会いなんて、いくらでもありますし、
新しい幸せなんて、探す努力さえすれば、
実は身近に存在しているものでもあります。

他の人のことを気にし過ぎる前に、
まずは、あなた自身が、
好きなもの、楽しいもの、美しいもの、明るいものに
心の眼を向ける努力をしていきましょう。

明るい心でいれば、幸せな心でいれば、
他の人のことも、
もっとおおらかに、長い目で見守ることができるはずですからピース

さっ、今日あたり、
美しい景色を探しに、外に出かけてみませんか?




*注*
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Posted by 山野本 竜規 at 06:09 │スピリチュアル&神社