2008年05月16日
風を感じる。

スピリチュアルと言っても
特別何かをした訳ではなく
大自然の中に身を置いて、のんびりしたり
友達と会ってユンタクしたり、
その土地の美味しいものを頂いて
幸せな気分に浸ったり・・・と、
ごくフツ~の旅行と何ら変わりないように思えます。
旅行に出かけるために沖縄を離れると、
日々の放送の仕事と、霊視相談も
ほんのちょっとお休みできるので
旅行は、僕にとって
自分自身としっかり向き合う貴重な時間です。
今回は、伊勢に住んでいる
高校時代からの大親友・治朗と
僕が伊勢時代によく通っていた
松阪牛の庶民派・焼き肉屋「脇田屋」で
積り積もった話や昔話で盛り上がりました。
会話の中で治朗が
「伊勢神宮にいると、緑の匂いや風をしっかり感じることができるし、
こんな当たり前のことすら、以前は気付かなかった。」と
感慨深げに言っていました。
僕は、よくこのブログで
「自然を肌で感じる」とか
「大自然の中に身を置いて・・・」という表現を使いますが
まさに、治朗が言っていた、そして感じたことを
もっと多くの人に頭だけで考えたり、
文章を見て想像したりするのではなく、
自分の魂で、体感して頂きたいな・・・と思っています。
大自然の偉大さ、有難さを
ちょっとした自然の匂いや風を感じるだけで
しっかり理解することができれば、
人として健全な証拠です。
「な~んだ、そんな簡単なことか・・・。」と
思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
これは意外に難しいことなんですよ。
少なくとも、人生の荒波に揉まれて傷ついて
そこからまた立ち上がって
前を向いて歩き出した経験がないと、
本当の自然の有難さなんて分かるはずがありません。
治朗は、数年前まで
ある会社で働いていましたが
僕が昔、勤めていた職場で経験したような
山あり谷ありの、
魂が揉みくちゃになるような大変な体験をしているので
それを乗り越えた今、
心の底から穏やかに、伊勢での生活を謳歌しています。
人は心に余裕がないと、
自然を身近に感じることができないものなんですね。
自然は、いつでもすぐ傍に、当たり前のように存在しているのに
人の心の曇り具合で
身近に感じたり、遠く感じたり、全く気付かなかったりするものです。
自然をゆっくり感じることができるようになると、
どんな変化があるのか・・・。
まず、「あ~~、どうしよう、どうしよう・・・。」と、
自分の人生を
ジタバタ焦って生き急がなくなり、
どっしりと構える余裕が出てきます。
心に余裕が出てくれば、
自然と周囲の人に対しても優しくなるものですし、
自分に自信と安心感があるので
何事にも謙虚になり、
人に対して横柄な態度をとったり
乱暴な言動で威嚇したり、
人を非難するようなことがなくなってきます。
だから、逆に、今、
横柄な態度をとっているような本当は情けない人や
人や組織や世の中を非難ばかりしている人は
心に余裕がない、自信がない、
とても心が苦しくて寂しい状態の人だと言えるでしょう。
まっ、こういう人は、会社勤めをしている方であれば、
無理して探さなくても、上司や同僚を見渡せば
どこにでもいるものなので
「あ~、あの人は自信がないんだな。。。」と
心の中で同情して、
あとは必要以上に関わらないようにするのが一番です。
会社勤めの人でなくても、
どこの組織、グループにも
こういったタイプの人は必ず存在するものなので
必要最低限の交流を持つ以外、
深く関わらないほうが無難でしょう。
よく、中途半端な優しさを持っている人の場合、
「やっぱり、みんな仲良くするのがいいから。」と
なんとかして全員一緒くたにしてしまおうとする
お人好しタイプの人がいますが、
それは、大きな間違いです。
人の付き合いは、何事も100%・・・という訳にはいきません。
むしろ、どんなに仲が良い相手だったとしても
腹六分~八分くらいのつもりで
お付き合いするのが一番です。
適度な距離感を持つ・・・というのは本当に大切なこと。
クールで無関心になれ・・・と言っているのではありません。
もし、お互いの良好な関係を望むのであれば
そして相手を尊重しているのであれば、
いつも一緒に行動を共にしたり、
お互いの心の奥に土足で踏み入るような
付き合い方はしないはずです。
森を歩いてみると、見事なまでに
お互いの存在を殺さないような植物たちの共存を
垣間見ることができます。
勿論、人の手によって間引きされ、
適度に光が入るように手入れされている森もありますが
木と木との間には、
しっかりとした距離がとられています。
お互い、近過ぎず、遠すぎず・・・。
その木々の隙間から広がる青空や木漏れ日、
そして森を駆け抜ける風を
体いっぱいに感じていると、
何事も適度な距離感を持って接していくことが大切なんだ・・・と
穏やかな心で物事を捉えられるようになります。
大自然から教わることは、無数にあります。
自然を身近に感じる、風を感じる・・・というのは、
それだけ大切なことなんです。
もし、今、あなたが風を、匂いを、大自然を
忘れかけているのであれば、
意識して外に出て大自然と会話をしてみて下さい。
すぐに何かが分かるような
都合の良いことなんてありませんが、
きっと、心の風通しを良くしてくれるはずですよ。
みなさんの心にも、
さわやかな風が吹き抜けますように・・・。
日々の放送の仕事と、霊視相談も
ほんのちょっとお休みできるので
旅行は、僕にとって
自分自身としっかり向き合う貴重な時間です。
今回は、伊勢に住んでいる
高校時代からの大親友・治朗と
僕が伊勢時代によく通っていた
松阪牛の庶民派・焼き肉屋「脇田屋」で
積り積もった話や昔話で盛り上がりました。
会話の中で治朗が
「伊勢神宮にいると、緑の匂いや風をしっかり感じることができるし、
こんな当たり前のことすら、以前は気付かなかった。」と
感慨深げに言っていました。
僕は、よくこのブログで
「自然を肌で感じる」とか
「大自然の中に身を置いて・・・」という表現を使いますが
まさに、治朗が言っていた、そして感じたことを
もっと多くの人に頭だけで考えたり、
文章を見て想像したりするのではなく、
自分の魂で、体感して頂きたいな・・・と思っています。
大自然の偉大さ、有難さを
ちょっとした自然の匂いや風を感じるだけで
しっかり理解することができれば、
人として健全な証拠です。
「な~んだ、そんな簡単なことか・・・。」と
思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
これは意外に難しいことなんですよ。
少なくとも、人生の荒波に揉まれて傷ついて
そこからまた立ち上がって
前を向いて歩き出した経験がないと、
本当の自然の有難さなんて分かるはずがありません。
治朗は、数年前まで
ある会社で働いていましたが
僕が昔、勤めていた職場で経験したような
山あり谷ありの、
魂が揉みくちゃになるような大変な体験をしているので
それを乗り越えた今、
心の底から穏やかに、伊勢での生活を謳歌しています。
人は心に余裕がないと、
自然を身近に感じることができないものなんですね。
自然は、いつでもすぐ傍に、当たり前のように存在しているのに
人の心の曇り具合で
身近に感じたり、遠く感じたり、全く気付かなかったりするものです。
自然をゆっくり感じることができるようになると、
どんな変化があるのか・・・。
まず、「あ~~、どうしよう、どうしよう・・・。」と、
自分の人生を
ジタバタ焦って生き急がなくなり、
どっしりと構える余裕が出てきます。
心に余裕が出てくれば、
自然と周囲の人に対しても優しくなるものですし、
自分に自信と安心感があるので
何事にも謙虚になり、
人に対して横柄な態度をとったり
乱暴な言動で威嚇したり、
人を非難するようなことがなくなってきます。
だから、逆に、今、
横柄な態度をとっているような本当は情けない人や
人や組織や世の中を非難ばかりしている人は
心に余裕がない、自信がない、
とても心が苦しくて寂しい状態の人だと言えるでしょう。
まっ、こういう人は、会社勤めをしている方であれば、
無理して探さなくても、上司や同僚を見渡せば
どこにでもいるものなので
「あ~、あの人は自信がないんだな。。。」と
心の中で同情して、
あとは必要以上に関わらないようにするのが一番です。
会社勤めの人でなくても、
どこの組織、グループにも
こういったタイプの人は必ず存在するものなので
必要最低限の交流を持つ以外、
深く関わらないほうが無難でしょう。
よく、中途半端な優しさを持っている人の場合、
「やっぱり、みんな仲良くするのがいいから。」と
なんとかして全員一緒くたにしてしまおうとする
お人好しタイプの人がいますが、
それは、大きな間違いです。
人の付き合いは、何事も100%・・・という訳にはいきません。
むしろ、どんなに仲が良い相手だったとしても
腹六分~八分くらいのつもりで
お付き合いするのが一番です。
適度な距離感を持つ・・・というのは本当に大切なこと。
クールで無関心になれ・・・と言っているのではありません。
もし、お互いの良好な関係を望むのであれば
そして相手を尊重しているのであれば、
いつも一緒に行動を共にしたり、
お互いの心の奥に土足で踏み入るような
付き合い方はしないはずです。
森を歩いてみると、見事なまでに
お互いの存在を殺さないような植物たちの共存を
垣間見ることができます。
勿論、人の手によって間引きされ、
適度に光が入るように手入れされている森もありますが
木と木との間には、
しっかりとした距離がとられています。
お互い、近過ぎず、遠すぎず・・・。
その木々の隙間から広がる青空や木漏れ日、
そして森を駆け抜ける風を
体いっぱいに感じていると、
何事も適度な距離感を持って接していくことが大切なんだ・・・と
穏やかな心で物事を捉えられるようになります。
大自然から教わることは、無数にあります。
自然を身近に感じる、風を感じる・・・というのは、
それだけ大切なことなんです。
もし、今、あなたが風を、匂いを、大自然を
忘れかけているのであれば、
意識して外に出て大自然と会話をしてみて下さい。
すぐに何かが分かるような
都合の良いことなんてありませんが、
きっと、心の風通しを良くしてくれるはずですよ。
みなさんの心にも、
さわやかな風が吹き抜けますように・・・。
Posted by 山野本 竜規 at 06:19
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