2008年04月22日
相手から、時間をもらう。
父の眼の病気の診察のために
東京に滞在していたのですが、
今回は、ほとんど外出せず、
ホテルで過ごす日々を送っていました。
ホテルから眺める夜景が最高で、
東京タワーの灯りが消えるまで何も考えずに、
ただひたすら夜景を眺める・・・という
とても贅沢な時間の使い方ができて
心の底からリフレッシュできました。
僕が大好きな東京。
この場所に来ると、
恩師や親友など会いたい人が大勢いるのですが
今回は、それもグッと我慢して、
ただひたすらホテルライフに専念することにしました。
そうすると、どうでしょう・・・。
本当に会いたいと思う人、お話したいと思う人の顔が
1人、1人、鮮明に僕の心の中で
浮かんでは消え、また、浮かんでは消え・・・。
その繰り返しです。
敢えて、会いたかった、いっぱい話したかった
大切な人たちに会わず、
ホテルライフに専念することによって
自分1人で生きているのではなくて、
色々な人たちに支えられて、ここまで生きてこれたんだな・・・という
ごく当たり前のことが、心の芯まで響いてくるようでした。
そして、本当に大切な人たちの存在を
しっかりと感じながら、東京の夜景を眺めて過ごしていたので
心の充電も、しっかりできたようです
僕のアナウンサーとしての仕事のひとつに
「人に会う」というものがあります。
テレビにしても、ラジオにしても、
放送を見聞きして下さる人たちに
少しでも役に立つ情報、より良い情報発信をするために
「取材」という名目で、
突然、見知らぬ相手に電話をかけて、
直接、面会する約束を取り付けます。
こういった取材のアポイントメントは、
実は、本当に奥が深くて難しいものでもあります。
まず、相手の貴重な時間を割いて頂く、
つまり、相手の時間をもらう訳ですから
それだけで、申し訳なく思ってしまいます。
もし、断られたとしたら、
どんな理由があったとしても
結局は、相手が
「あなたにあげる時間は、ありませんよ。」と判断した・・・ということ。
どこの放送局員の中にも、
ごく一部、幼いレベルの勘違いをする人がいて、
「取材をしてあげているのだから」
「宣伝してあげているのだから」と
言葉には出さずとも、そういった傲慢な気持ちで
仕事をするスタッフを見かけることがありますが
こういった謙虚さが欠けた人は、
周囲の清らかなエネルギーさえも汚しますし、
いくら仕事が出来たとしても、優秀な仕事人とは言えません。
僕は、そんな人たちとは、一切関わりたくありません。
「仕事で、初対面の人に会う・・・」というのは、
それだけ大切な瞬間、大切な時間だということです。
皆さんだったら、今、誰と会って、お話したいですか?
そっと、目を閉じて、思い出してみて下さい。
そして、その逆で、どんな人と関わりたくないでしょうか・・・。
更に、どんな人だったら、
自分の貴重な時間を割いてでも、会いたい、お話したい・・・と思いますか?
実は、僕を含めて、皆さんは、
日々、会う人、会う人、
そして、お話をする人、その、すべての人から
大切な時間を、もらっているんです。
たとえ数分でも、自分1人の時間を持つことによって
自分と関わりのある人たちの存在の有難さが
身に染みて分かる瞬間があります。
本当に会いたいと思う人、お話したいと思う人には、
無理をしてでも、たとえ、時間を削ったとしても
会いたい、話したい・・・と思うもの。
その時、本人は、自分の時間を相手にあげて、
相手からは、その貴重な時間を、もらう形になりますが、
見えない貴重な価値だけに、
僕を含め、人は、そのことに鈍感になりがちです。
霊能相談にしても、今は、人をある程度選んで
霊視させて頂いていますが、
僕自身、たとえ自分のお役目だとはいえ、
必ずしも、使命感にメラメラ燃えている訳ではありません。
やはり、自分の貴重な時間を割いて
霊視させて頂く訳ですから、
「こんなに直向きに生きていらっしゃるのだったら、もっと幸せになって欲しいな。」とか
「こんな謙虚な方だったら、もっと、充実した生き方を見つけることができるのでは・・・」など
気持ちが清らかな方にこそ、直接お会いして
何か光を見出すキッカケ作り、お手伝いができればいいな・・・と
素直に思うものです。
僕は、普通の人以上に好き嫌いがハッキリしています。
上辺の性格や、言葉、生き方、考え方以前の問題で、
その人の見えないエネルギーを、
しっかり感じ取っているからです。
誰に対しても優しく接する訳ではありませんし、
エネルギー的に受け付けない人には、
必要最低限の会話を交わす程度で
ほとんど近寄ることすらしません。
自分の時間をあげたい・・・と、心から思える人。
相手の時間をもらっている・・・と、しっかり感じることが出来る人。
そういった感性を持っていれば、
時間がかかったとしても、
あなたも、そのうち、
そのように思われるような人になっているはずです。
仕事にしても、プライベートにしても、
誰かと会う時、
「相手から、時間をもらっている。」と感じることができれば
それだけで、自然と感謝の気持ちが
湧いてくるものです。
もし、そういった気持ちにならないのなら、
今は心が後ろ向きになって卑屈になっているか、
もともと、その程度の人だということ。
僕だったら、絶対に、
素直に感謝の気持ちが湧き起こるような人たちと
一緒にいたいものですし、
直接会って、お話がしたい・・・と思います。
相手から、時間をもらう。
今日は、どんな人から、大切な時間をもらえるのでしょうか・・・
この場所に来ると、
恩師や親友など会いたい人が大勢いるのですが
今回は、それもグッと我慢して、
ただひたすらホテルライフに専念することにしました。
そうすると、どうでしょう・・・。
本当に会いたいと思う人、お話したいと思う人の顔が
1人、1人、鮮明に僕の心の中で
浮かんでは消え、また、浮かんでは消え・・・。
その繰り返しです。
敢えて、会いたかった、いっぱい話したかった
大切な人たちに会わず、
ホテルライフに専念することによって
自分1人で生きているのではなくて、
色々な人たちに支えられて、ここまで生きてこれたんだな・・・という
ごく当たり前のことが、心の芯まで響いてくるようでした。
そして、本当に大切な人たちの存在を
しっかりと感じながら、東京の夜景を眺めて過ごしていたので
心の充電も、しっかりできたようです

僕のアナウンサーとしての仕事のひとつに
「人に会う」というものがあります。
テレビにしても、ラジオにしても、
放送を見聞きして下さる人たちに
少しでも役に立つ情報、より良い情報発信をするために
「取材」という名目で、
突然、見知らぬ相手に電話をかけて、
直接、面会する約束を取り付けます。
こういった取材のアポイントメントは、
実は、本当に奥が深くて難しいものでもあります。
まず、相手の貴重な時間を割いて頂く、
つまり、相手の時間をもらう訳ですから
それだけで、申し訳なく思ってしまいます。
もし、断られたとしたら、
どんな理由があったとしても
結局は、相手が
「あなたにあげる時間は、ありませんよ。」と判断した・・・ということ。
どこの放送局員の中にも、
ごく一部、幼いレベルの勘違いをする人がいて、
「取材をしてあげているのだから」
「宣伝してあげているのだから」と
言葉には出さずとも、そういった傲慢な気持ちで
仕事をするスタッフを見かけることがありますが
こういった謙虚さが欠けた人は、
周囲の清らかなエネルギーさえも汚しますし、
いくら仕事が出来たとしても、優秀な仕事人とは言えません。
僕は、そんな人たちとは、一切関わりたくありません。
「仕事で、初対面の人に会う・・・」というのは、
それだけ大切な瞬間、大切な時間だということです。
皆さんだったら、今、誰と会って、お話したいですか?
そっと、目を閉じて、思い出してみて下さい。
そして、その逆で、どんな人と関わりたくないでしょうか・・・。
更に、どんな人だったら、
自分の貴重な時間を割いてでも、会いたい、お話したい・・・と思いますか?
実は、僕を含めて、皆さんは、
日々、会う人、会う人、
そして、お話をする人、その、すべての人から
大切な時間を、もらっているんです。
たとえ数分でも、自分1人の時間を持つことによって
自分と関わりのある人たちの存在の有難さが
身に染みて分かる瞬間があります。
本当に会いたいと思う人、お話したいと思う人には、
無理をしてでも、たとえ、時間を削ったとしても
会いたい、話したい・・・と思うもの。
その時、本人は、自分の時間を相手にあげて、
相手からは、その貴重な時間を、もらう形になりますが、
見えない貴重な価値だけに、
僕を含め、人は、そのことに鈍感になりがちです。
霊能相談にしても、今は、人をある程度選んで
霊視させて頂いていますが、
僕自身、たとえ自分のお役目だとはいえ、
必ずしも、使命感にメラメラ燃えている訳ではありません。
やはり、自分の貴重な時間を割いて
霊視させて頂く訳ですから、
「こんなに直向きに生きていらっしゃるのだったら、もっと幸せになって欲しいな。」とか
「こんな謙虚な方だったら、もっと、充実した生き方を見つけることができるのでは・・・」など
気持ちが清らかな方にこそ、直接お会いして
何か光を見出すキッカケ作り、お手伝いができればいいな・・・と
素直に思うものです。
僕は、普通の人以上に好き嫌いがハッキリしています。
上辺の性格や、言葉、生き方、考え方以前の問題で、
その人の見えないエネルギーを、
しっかり感じ取っているからです。
誰に対しても優しく接する訳ではありませんし、
エネルギー的に受け付けない人には、
必要最低限の会話を交わす程度で
ほとんど近寄ることすらしません。
自分の時間をあげたい・・・と、心から思える人。
相手の時間をもらっている・・・と、しっかり感じることが出来る人。
そういった感性を持っていれば、
時間がかかったとしても、
あなたも、そのうち、
そのように思われるような人になっているはずです。
仕事にしても、プライベートにしても、
誰かと会う時、
「相手から、時間をもらっている。」と感じることができれば
それだけで、自然と感謝の気持ちが
湧いてくるものです。
もし、そういった気持ちにならないのなら、
今は心が後ろ向きになって卑屈になっているか、
もともと、その程度の人だということ。
僕だったら、絶対に、
素直に感謝の気持ちが湧き起こるような人たちと
一緒にいたいものですし、
直接会って、お話がしたい・・・と思います。
相手から、時間をもらう。
今日は、どんな人から、大切な時間をもらえるのでしょうか・・・

Posted by 山野本 竜規 at 06:13
│仕事