2008年02月28日
理解できない人だからこそ。

同じサラリーマンである会社勤めの人たちからの
相談もよくお受けします。
僕自身、現役の会社員でもあるので
特に新人~中堅サラリーマンの相談は
身に染みて理解できることばかりです。
その中で多い内容のひとつに
「上司との人間関係に悩んでいる。」というものがあります。
「上司に、なかなか仕事を認めてもらえない。」
「上司に提出する企画書がなかなか通らない。」
「提案する仕事の内容が、上層部と食い違うことばかり。」
僕も新人時代や、以前の職場では
よく経験していたことなので、その気持ちは十分に理解できます。
だけど、若い人の考えが
古い考え、もとい守りに入っている立場の
違う時代を生きてきた上司に簡単に理解されてしまったら
それこそ、自分の感性や生き方自体を
疑うべきではないでしょうか・・・。
人付き合いと同じで、
全く違う環境、価値観、時代を生きてきた人たちなのですから
意見や考え方が違って当然ですし、
共通点を見つけることのほうが難しいはずです。
会社の上司というのは、おおよそにして
自分の立場を守りながら、出来るだけ波風立てずに
滞りなく業務を遂行することを望んでいる場合が多いので、
斬新な考え方や企画、リスクの伴う仕事内容を提案されれば、
反対したり、難色を示したりするのは当然です。
若くて柔軟性のある現場の社員というのは、
とにかく前へ進み、新しいことを見つけ出し、
反対されても、反対されても、企画を練り直して
実現させるくらいの情熱がなければ、
きっと、上司の立場になったとき、
いつも反対ばかりしていた上司以上に
保守的で、発展性のない社員になる恐れだって十分あります。
もちろん、長年の経験や知識を豊富に持っている上司も多いので
色々な体験を通して、「まだ物足りない」と感じ
部下の意見や企画に対してNGを出している場合だって考えられます。
でも、とりあえず、
上司や上層部の役員たちが企画や考え方にNGを出してきたら、
そして、なかなか認めてくれないのであれば、
それは、あなたが良い意味で、
まだまだ若い証拠だと自信を持って大丈夫です。
よく、会社勤めをしている人たちに向けて
「部下は、上司を選べない。」と言わることがありますよね。
逆を言えば、
「上司も、部下を選べない。」ということです。
どちらも、きっと、
「上司が分かってくれない。」「部下が思うように動いてくれない。」と
心のどこかで思っているはずです。
だけど、会社での上司と部下の関係というのは、
おおよその場合、それが当たり前、普通なのではないでしょうか・・・。
お互い、理解できないことがあるからこそ、
その共通点を見つけて、歩み寄ろうとすること、
そしてその中で、より良い仕事を生み出していくことが
会社勤めをしている人に共通している課題だと思います。
お互い、イガミ合ってばかりいては、
子供のケンカと同じレベル。
実際、僕自身も20代前半の若い頃は、
「なんで、分かってくれないだ!」と真っ向から対立し、
そのようなことを繰り返していましたが
やっぱり、お互い感情的になるだけで
決して建設的な解決方法ではありませんでした。
失敗しているからこそ、言えることなんですけど、
争いからは、何も良いものは生まれません。
きっと、今日もどこかの居酒屋で
「うちの上司ときたら・・・」とか「今の部下ときたら・・・」と
お互いが、お互いの理解できない部分を認めずに
その胸の内を吐露しているような人がいることでしょうが、
もう一歩、踏み込んで欲しいんです。
「理解できないことだらけだけど、この環境から何か学べるのではないか。
何か、もっと良いものが、生み出せるのではないか・・・。」
そして、この不況の世の中、
働いて、給料を戴けるだけでも、
そういった場所があるだけでも、十分に有難いことなんです。
フリーランスで仕事をしている人たちに比べたら
会社員という立場は、まだ色々な面で守られていることが多い・・・という
当然のことを、もう一度、振り返って欲しいんです。
理解できないものから、学ぶ姿勢というのは、
会社の上司と部下の関係のみならず、
家庭や学校、友達付き合い、恋人との付き合い、近所付き合いなど
すべてのことに通じる基本です。
僕も、もともと短気なので
相手を全否定したくなることだって時にはありますが、
それから、もう一歩踏み込んで
その先にある光を見るように心がけています。
どうぞ、「理解できない・・・」というものを、全否定せずに
ほんの少しだけ、心の懐を広げてみて下さい。
きっと、今まで見えなかった何かが、
新しい何かが見えてくるはずですよ
*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
「上司に提出する企画書がなかなか通らない。」
「提案する仕事の内容が、上層部と食い違うことばかり。」
僕も新人時代や、以前の職場では
よく経験していたことなので、その気持ちは十分に理解できます。
だけど、若い人の考えが
古い考え、もとい守りに入っている立場の
違う時代を生きてきた上司に簡単に理解されてしまったら
それこそ、自分の感性や生き方自体を
疑うべきではないでしょうか・・・。
人付き合いと同じで、
全く違う環境、価値観、時代を生きてきた人たちなのですから
意見や考え方が違って当然ですし、
共通点を見つけることのほうが難しいはずです。
会社の上司というのは、おおよそにして
自分の立場を守りながら、出来るだけ波風立てずに
滞りなく業務を遂行することを望んでいる場合が多いので、
斬新な考え方や企画、リスクの伴う仕事内容を提案されれば、
反対したり、難色を示したりするのは当然です。
若くて柔軟性のある現場の社員というのは、
とにかく前へ進み、新しいことを見つけ出し、
反対されても、反対されても、企画を練り直して
実現させるくらいの情熱がなければ、
きっと、上司の立場になったとき、
いつも反対ばかりしていた上司以上に
保守的で、発展性のない社員になる恐れだって十分あります。
もちろん、長年の経験や知識を豊富に持っている上司も多いので
色々な体験を通して、「まだ物足りない」と感じ
部下の意見や企画に対してNGを出している場合だって考えられます。
でも、とりあえず、
上司や上層部の役員たちが企画や考え方にNGを出してきたら、
そして、なかなか認めてくれないのであれば、
それは、あなたが良い意味で、
まだまだ若い証拠だと自信を持って大丈夫です。
よく、会社勤めをしている人たちに向けて
「部下は、上司を選べない。」と言わることがありますよね。
逆を言えば、
「上司も、部下を選べない。」ということです。
どちらも、きっと、
「上司が分かってくれない。」「部下が思うように動いてくれない。」と
心のどこかで思っているはずです。
だけど、会社での上司と部下の関係というのは、
おおよその場合、それが当たり前、普通なのではないでしょうか・・・。
お互い、理解できないことがあるからこそ、
その共通点を見つけて、歩み寄ろうとすること、
そしてその中で、より良い仕事を生み出していくことが
会社勤めをしている人に共通している課題だと思います。
お互い、イガミ合ってばかりいては、
子供のケンカと同じレベル。
実際、僕自身も20代前半の若い頃は、
「なんで、分かってくれないだ!」と真っ向から対立し、
そのようなことを繰り返していましたが
やっぱり、お互い感情的になるだけで
決して建設的な解決方法ではありませんでした。
失敗しているからこそ、言えることなんですけど、
争いからは、何も良いものは生まれません。
きっと、今日もどこかの居酒屋で
「うちの上司ときたら・・・」とか「今の部下ときたら・・・」と
お互いが、お互いの理解できない部分を認めずに
その胸の内を吐露しているような人がいることでしょうが、
もう一歩、踏み込んで欲しいんです。
「理解できないことだらけだけど、この環境から何か学べるのではないか。
何か、もっと良いものが、生み出せるのではないか・・・。」
そして、この不況の世の中、
働いて、給料を戴けるだけでも、
そういった場所があるだけでも、十分に有難いことなんです。
フリーランスで仕事をしている人たちに比べたら
会社員という立場は、まだ色々な面で守られていることが多い・・・という
当然のことを、もう一度、振り返って欲しいんです。
理解できないものから、学ぶ姿勢というのは、
会社の上司と部下の関係のみならず、
家庭や学校、友達付き合い、恋人との付き合い、近所付き合いなど
すべてのことに通じる基本です。
僕も、もともと短気なので
相手を全否定したくなることだって時にはありますが、
それから、もう一歩踏み込んで
その先にある光を見るように心がけています。
どうぞ、「理解できない・・・」というものを、全否定せずに
ほんの少しだけ、心の懐を広げてみて下さい。
きっと、今まで見えなかった何かが、
新しい何かが見えてくるはずですよ

*注*
このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
霊視や個人セッション、勉強会の申し込み、質問、要望等は
一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。
Posted by 山野本 竜規 at 06:09
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