RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
☆新しいブログは、こちら→ 続・ナカトリモチ日記 ←是非、ご覧下さい!☆

2008年01月17日

救いの手のタイミング。













昨日行った六本木にある東京ミッドタウン隣のイルミネーションは
予想以上にキレイで、建物内にあるショップやレストランよりも
夜景と幻想的な光に、ついつい見とれてしまいましたキラキラ 

分かり辛いかも知れませんが、右の写真の真ん中にある
オレンジ色のものは、東京タワーなんですよアップ

この素敵なイルミネーションをイメージして創作した人が、
どんな想いで形にしたのかは分かりませんが
きっとこの景色を見た多くの人が
ほんの一瞬だったとしても
心穏やかに、和やかに過ごすことができたのではないでしょうか・・・。

「僕も、このイルミネーションのように
一人でも多くの人の心を癒し、霊的世界の知識をお伝えして
元気に、しっかり生きていける手助けができたらいいなぁ~」と
キレイな夜景を眺めながら思いました。

よく、人は苦しさの真っ只中にいる時、
どうしても
「こんなに頑張っているのに、こんなに苦しんでいるのに、
何故、誰も助けてくれないんだろう。
こんなに辛い想いをしているのに何も変化がないなんて、
この世に神も仏もあるものかっ!!!」と
心から叫びたくなるものです。

僕のところに相談に来られる方の中にも
半ば、諦め半分、自暴自棄の一歩手前の状態で
霊視や個人セッションを受けようとする方がいらっしゃいます。

僕は心の中で
「あと一歩なのにな・・・」と残念に思いながら
お話をする場合が多いのですが、
この「あと一歩」がどういうことなのかを
ブログをご覧になっている皆さんに
しっかり意識して、覚えて頂きたいと思います。

年齢に関係なく、魂の人生経験が豊富な方なら
お分かりになりますよね。

こういった霊的世界から
救いの手が差し伸べられるタイミングというのは
苦しさの真っ只中にいる時ではなく、
それを自分で乗り越えた時にこそ、
訪れるものなんですよ。

それまでは、無視しているのではなく、
ただただ、あなたがコツコツ努力して、辛いことに耐えて
何度もダメになりそうな心を奮い立たせて這い上がるのを、
ずっと暖かい大きな愛情で見守り続けているんです。

その霊的世界からの救いの手は、
誰か、他の人の姿になりすましているかも知れません。

はたまた、
「偶然」という思いがけないタイミングで、
突然物事が順調に運んだり
ある時、パッと道が開けたかのように
人生が変わることだって十分あります。

だけれども、そこには必ず「人」が関わっています。

あなたの意思とは無関係に、
「人」が「人」を呼び、「人」が「人」を繋ぎ、
「人」が何かを作り出していく・・・。

そう考えると、
この世に1人で生きている人なんて、
絶対にいないと思うんです。

僕自身、自分なりの救いの手を
誰かに伸ばして差し上げたい・・・と思うタイミングは
やっぱり悩みの渦中、苦しみの真っ只中、辛い状況の時よりも
それを自ら乗り越えて、
「さぁ、これから頑張ろう!」と前を向いた人にこそ、
背中をポンと押して差し上げたいと思っていますし
これこそが、厳しさの中にある、
本物の愛情の注ぎ方なのだと思います。

色々な出来事の中で
辛い、苦しいと諦めてしまうところまで来たら、
そして、神も仏もあるものか・・・というところまで来たら、
もう、あと一歩です。

霊的世界の応援団にしても、他の人にしても
そして、僕にしても、
あなたの、その「もう、あと一歩」を今か、今かと待っています。

救いの手というものは、
それらを乗り越えたときに
初めて差し伸べられるものなんです。

もし、このブログをご覧になっている皆さんが
「もう、あと一歩」のところまで来ているのなら、
どうぞ、最後まで諦めないで下さい。

夢が叶う、叶わない・・・とか、
思い通りにいく、いかない・・・なんて気にすることありません。

それは、あくまで結果であって
その苦しんできた過程そのものが
あなたにとっての貴重な、貴重な財産なのですから。

無駄な経験なんて、何1つありません。

この世に生きる、この世で悩む、多くの人が
「もう、あと一歩」を乗り越えられるような
自立した人生を歩んでいけるような
世の中になるといいですねふたば






*注*
 このブログのメッセージ欄を通して、または会社の電話を通しての
 霊視や個人セッション、勉強会の申し込み等は
 一切受け付けておりませんので、どうぞ、ご了承下さい。




同じカテゴリー(スピリチュアル&神社)の記事
花道。
花道。(2009-03-27 10:40)

霊視、開始。
霊視、開始。(2009-03-26 11:09)


Posted by 山野本 竜規 at 06:09 │スピリチュアル&神社