2007年11月02日
ニュースでバタバタ。

昼のテレビとラジオニュース。
簡単に書いてますけど、
実はテレビとラジオのニュースを
同じアナウンサーが担当するのは
あまりないことで大変なんですよ

まずは11時50分~55分までテレビニュースを
3階新館のスタジオで読みます。
この時間帯のニュースは、
原稿も本番5分前とか30秒前などギリギリで入ってくることもよくあり、
報道フロアとニューススタジオが離れているために
時間との戦いです。
なんとかギリギリ間に合った原稿を
何事もなかったかのようにお伝えするのが僕たちの仕事。
もちろん、普通に出来て当たり前で、
読み間違えても
「原稿がギリギリだったから・・・」という言い訳も通じません。
11時56分頃、テレビスタジオを出てきて
それからが、また大変。
なんとかテレビのニュースを終えて、
今度は12時ちょうどから始まる約15分間のラジオニュースです。
本番まで残り3~4分で
本館10Fラジオフロアのスタジオに移動しなければいけないのですが
ちょうど、この時間帯は昼休みと重なり
2機あるエレベーターもフル稼働で、
なかなか3階に止まらないことが多いんです

なので、今日はラジオのニュースディレクター・除弘美さんが
3階のエレベーター前で待機し、
エレベーター1機分を確保して下さっていました。
本当にありがとうございます。
さて、それから、あまり息を切らさない程度に10Fフロアの
ラジオスタジオに向かい、
スポーツコーナーの新しい原稿を受け取って
下読みする間もなく本番へ・・・。
途中、数回、CMが入るので
下読みしていなかったスポーツニュースの原稿をチェックして
これまた何事もなかったかのようにサラリとお伝えします

こんな時、いつも心はドキドキ、チムドンドンなのですが
それでもなるべく冷静に落ち着いて読むように
心掛けるしかありませんよね。
いつもは昼の時間帯のテレビニュースとラジオニュースは
それぞれ別のアナウンサーが担当するのですが
時々、アナウンサーの勤務上の都合で
緊急事態で、こういったことが発生します。
それでも、なんとか放送に間に合い
ニュースをお伝えすることができるのは、
その舞台裏で支えて下さっている大勢のスタッフの協力のお陰なんです

普段、気に留めずテレビやラジオから流れてくるニュースでも
そういった色々な人たちの協力があってこその
ニュースなんですよ。
なんだか人と人の心のリレーのようですよね

そのアンカーとして、少しでも的確な情報をお伝えできるように
こういった緊急事態にも、サラリと対応できる実力を
身につけていきたいものです

Posted by 山野本 竜規 at 16:49
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