RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2007年10月02日

叩く門には福来る。

叩く門には福来る。先日、伊勢に住む友達から連絡があり、
「今年のおおまつり、来ぃ~ひんの~???」と
お誘いがあったんですけど・・・。

今の僕の勤務シフトは、2日間の連休も取れないので
結局、「行けへんわぁ~」とお断りました。残念ダウン

三重県・伊勢市の伊勢神宮では
10月に「神嘗祭」(かんなめさい)という
大きな神事が執り行われるんですけど、
それに合わせて、市では「おおまつり」という
とても賑やかなお祭りが開かれます。

おおまつりでは、全国各地から有名な踊りや神輿が
集結し町中を練り歩きます。

山形の花笠踊り、徳島の阿波踊り、岸和田のだんじり、沖縄のエイサーなど・・・。
そりゃ、もう、圧巻です。

おおまつりの思い出については、以前のブログでも書いたのですが
僕は、伊勢に住んでいる頃、
このおおまつりの模様をお伝えする特別番組のキャスターを担当していて
その時、沖縄のうるま市・天願青年会のエイサーを取材していたことや、
おおまつりの2日目に、キャスターの仕事を休んで
RBCの採用試験・最終面接に行って現在に至っている・・・という
何とも思い出深いイベントだったので、
時間があったら、今度は番組ではなくて、
純粋におおまつりを楽しみたいなぁ~と思っていたんです。

まっ、仕事優先なので、なかなか休みが取れるはずもなく
断念しましたが、また必ず足を運びたいと思っています。

先月、夏休みをもらって伊勢に戻ったときは、
ちょうど全国各地の太鼓が伊勢に集まって
その腕前を披露するイベントが開かれていたのですが
僕が神宮を参拝し終えて出口に向うと
そのステージイベントが、ジャストタイミングで行われていました。

地元・伊勢の「神恩太鼓」というプロ団体の太鼓だったのですが
生で聞くと、身震いするくらい聞き惚れてしまいましたね・・・。

和太鼓なので、体の奥底まで振動が伝わってきて
何より一生懸命に、しかも、楽しそうに
一糸乱れぬリズムで太鼓を叩く姿に、自然と涙がこぼれてしまうほどでした。

僕は、音楽で涙を流す・・・ということは、
ほとんどありません。

お伊勢参りって、本当に不思議なもので
参拝した人には、必ず何か、人生のヒントというか、メッセージというか
素敵なご褒美を、おまけに与えてくれるものなんです。

「きっと練習は大変だろうけど、ステージで楽しそうに輝く姿はかっこいいなぁ~。
心から楽しんでいるから、こんなにも人を感動させる力があるんだろうなぁ~。」
と素直に思いつつ、
僕も沖縄に戻ったら、いつでもこういった気持ちで放送ができればいいな・・・と
とても新鮮な気持ちになったのを覚えています。

僕が、時々、ムショ~に旅に出かけたくなるのは、
そういった日々の仕事のマンネリ化を解消したり
自分の心を軌道修正したりするためでもあります。
また、時間がとれたら、旅に行きたいなぁ~。

ちなみに、神恩太鼓のCD、
地元・伊勢のお土産屋などで販売されています。

僕も、もちろん、即購入したのですが
タイトルが「叩く門には福来る」。

僕はセカンドアルバムの「空へ」という楽曲がお気に入り。
ここ最近、出勤前のBGMは、こればっかり。
朝から和太鼓聴いて、元気を蓄えていますピース

笑うも、叩くも、何をするにも、
基本はやっぱり、心から楽しんでできる仕事をすること、
そして、楽しんで生きること・・・。

伊勢に行くと、そういった人間が生きるべき本来の姿のあり方を
色々なかたちで教えてもらえます。

やっぱり、日本人の心の故郷やなぁ~、伊勢。



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Posted by 山野本 竜規 at 12:40│Comments(0)スピリチュアル&神社
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