2007年09月13日
バンコクで憑依現象・2。


夏休みで訪れたタイ・バンコクで体験した憑依現象。
以前のブログで、
憑依現象は決して怖いものでも、嫌がるものでもない・・・
ということをお伝えしたのですが、
今日は、僕がどんな憑依を体験したのかご紹介します。
タイでは、とにかくのんびり過ごすことが目的で
僕はマッサージやスパを利用することが多いのですが
今回は、一番リラックスしているはずの、スパで憑依現象が起こりました。
その日、僕は宿泊していたホテルに併設されていたスパで
日本ではなかなかトライしにくい
フェイシャルマッサージという顔全体のマッサージを受けました。
フェイシャルは、
顔の集中ケアなので専用の椅子に仰向けになって寝て
顔全体のクレンジングやマッサージ、パックなど
1時間半ほどかけて行われます。
これっ、女性だけでなく男性にもおススメです。
本当に気持ち良くて、
肌の調子も良く、ツルツル、スベスベ
その時、施術してくれたのは
穏やかで優しそうな中年のタイ人女性。
ちょうど1回目の顔のクレンジングが終わって
スチームにあたりながら、
ヘッドマッサージ(頭のマッサージ)が始まった時のこと・・・。
僕は、あまりの気持ち良さにウトウトしていたら
突然、僕自身が
「この娘のマッサージは、とても上手なのよ~。
昔、この娘がエステティシャンを目指していた頃、
よく私を練習代わりにして、マッサージしてくれてね・・・。
とても気持ち良かったわぁ~♪」と、
懐かしい気持ちで一杯になったんです。
「なんで、女言葉!?」 「なんで、娘!?」・・・。
僕も突然のことに、ちょっとビックリ。
誰かが語りかけている訳ではなく、僕自身が
「この娘はね・・・」と思っているんです。
ちなみに僕は独身。しかも男。
子供もいないし、子育ての経験もありません。
これが、いわゆる憑依現象のひとつです。
ちなみに僕は、
いつでも見えない世界と繋がっている・・・という訳ではなく
霊視をする時と、普段の生活のときは
まるでテレビのチャンネルを変えるときのように
切り替えをしていますので
常に霊視モードという訳ではないんです。
だから、今回のようなことは珍しく、
リラックスしきっていた僕も途中で
「あっ、これ、もしかして誰かが何か訴えかけているのかな・・・」と思い、
しっかりと、この心の声の主に意識を向けてみると
ぼんやりと
赤い大きな宝石のイヤリングを両耳にした
肌の色が黒くて大きな目のおばさんの顔が
僕の頭の中に浮かんできました。
おばさんは、優しそうな表情で、ずっと微笑んでいます。
そして、先ほどと同じく
「この娘のマッサージはね、とても上手なのよ~。」と語りかけてきました。
この時点で、さっき僕が受け取った不思議な感情は
この人の気持ちだったんだぁ~と確信できました。
きっと、この人は、
今僕のフェイシャルマッサージをしてくれている女性と
何か関係のある人なんだろうな・・・と思いましたが
僕からは、何も言えるはずがありません。
お互い、言葉も片言の英語しか通じないし、
突然、「今、あなたに語りかけている人がいるんですよ」と
初対面の人に言うなんて、
普段の僕なら、絶対にしませんから。
だけど、今回は、なんとなく、
そのことを伝えても良いような気がしました。
何故だか分かりませんが、直感で、そう思えたんです。
だから、ちょっと勇気を出して
拙い英語で話しかけてみることにしたんです。
僕「あなたがエステティシャンを目指していた頃、
よくマッサージの練習をしていた女性っていませんか?」
すると、その女性はビックリした様子で
「はい、それ、母ですよ。もう亡くなりましたけど。」
僕「その方、両耳に大きな赤い宝石のイヤリングしていませんか?」
「そうです。なんで分かるんですか?」
僕「実は今・・・」
・・・という具合に、先ほどまで僕の中で起こったことを説明し
女性も涙を流して納得。
その女性がワンワン泣くものだから、
周囲のスタッフもビックリして、様子を窺いにくる始末・・・。
僕は別に何もイジワルはしてませんよ~~
その女性のお母さんは、
10年ほど前に病気で亡くなっていて
生前は、いつも昔話のように
娘がマッサージをしてくれたこと、そしてエステティシャンとして
色々な人を癒していることを喜んでいたそうです。
そのお母さんが、今でも娘の活躍を喜んでいて
僕に、その気持ちを伝えたきたのだな・・・と思っています。
お母さんは、この世に未練を残して彷徨っているわけではなく
ただただ娘のことが誇らしくて
その気持ちを訴えてきただけなんです。
これも、僕を通して娘にその気持ちを伝えようとした
エステティシャンのお母さんの愛情が起こした
憑依現象のひとつなんですよ。
僕もしっかりとフェイシャルを受けて身も心も癒され、
おまけに、心までホカホカ温かくなった一日でした。
家族、特に親子の絆って、
それだけ深いものなんですね。
ただ、こういった現象って、
いつでも、誰にでも起こるとは限りません。
よく、こういった文章を書くと
「じゃ、自分も視てもらいたい・・・」という依頼が
あちこちから殺到するのですが
あくまで人は、こういった世界に頼ることなく
しっかり現実を直視して生きていくもの・・・。
もし、そういった
見えない世界からのメッセージなどがある場合は
必要な人には、そのタイミングが不思議と訪れるものです。
僕たち霊能者は、たとえ人の役に立つから・・・と言っても
いつでも、どこでも、そして誰でも
依頼されれば霊視する・・・という訳ではありません。
厳しくて冷たく感じるかも知れませんが、
ただの興味本位の人や、
依存心だけの自分勝手な相談事が多いのも事実なので
向こうの世界の人たちも、魂の成長につながらない・・・と
判断すれば、「伝えることは何もない」と答えるだけです。
どんなに依頼されたとしても
向こうの世界が「NO!」を出せば
霊視できることは何もないし、
こちらからお伝えすることも何もありません。
今回、体験した憑依現象は
そういった出来事が多くて、ちょっと悲しい想いをしていた僕にとっても
本当に心温まる、素敵な出来事でした。
やっぱり、この役目をやっていて良かったな・・・と
素直に思えた瞬間でもありました。
帰国して、またいつも通りの生活が始まりましたが
この時の気持ちを大切に
一歩、一歩、進んでいこうと思っています。
僕はマッサージやスパを利用することが多いのですが
今回は、一番リラックスしているはずの、スパで憑依現象が起こりました。
その日、僕は宿泊していたホテルに併設されていたスパで
日本ではなかなかトライしにくい
フェイシャルマッサージという顔全体のマッサージを受けました。
フェイシャルは、
顔の集中ケアなので専用の椅子に仰向けになって寝て
顔全体のクレンジングやマッサージ、パックなど
1時間半ほどかけて行われます。
これっ、女性だけでなく男性にもおススメです。
本当に気持ち良くて、
肌の調子も良く、ツルツル、スベスベ

その時、施術してくれたのは
穏やかで優しそうな中年のタイ人女性。
ちょうど1回目の顔のクレンジングが終わって
スチームにあたりながら、
ヘッドマッサージ(頭のマッサージ)が始まった時のこと・・・。
僕は、あまりの気持ち良さにウトウトしていたら
突然、僕自身が
「この娘のマッサージは、とても上手なのよ~。
昔、この娘がエステティシャンを目指していた頃、
よく私を練習代わりにして、マッサージしてくれてね・・・。
とても気持ち良かったわぁ~♪」と、
懐かしい気持ちで一杯になったんです。
「なんで、女言葉!?」 「なんで、娘!?」・・・。
僕も突然のことに、ちょっとビックリ。
誰かが語りかけている訳ではなく、僕自身が
「この娘はね・・・」と思っているんです。
ちなみに僕は独身。しかも男。
子供もいないし、子育ての経験もありません。
これが、いわゆる憑依現象のひとつです。
ちなみに僕は、
いつでも見えない世界と繋がっている・・・という訳ではなく
霊視をする時と、普段の生活のときは
まるでテレビのチャンネルを変えるときのように
切り替えをしていますので
常に霊視モードという訳ではないんです。
だから、今回のようなことは珍しく、
リラックスしきっていた僕も途中で
「あっ、これ、もしかして誰かが何か訴えかけているのかな・・・」と思い、
しっかりと、この心の声の主に意識を向けてみると
ぼんやりと
赤い大きな宝石のイヤリングを両耳にした
肌の色が黒くて大きな目のおばさんの顔が
僕の頭の中に浮かんできました。
おばさんは、優しそうな表情で、ずっと微笑んでいます。
そして、先ほどと同じく
「この娘のマッサージはね、とても上手なのよ~。」と語りかけてきました。
この時点で、さっき僕が受け取った不思議な感情は
この人の気持ちだったんだぁ~と確信できました。
きっと、この人は、
今僕のフェイシャルマッサージをしてくれている女性と
何か関係のある人なんだろうな・・・と思いましたが
僕からは、何も言えるはずがありません。
お互い、言葉も片言の英語しか通じないし、
突然、「今、あなたに語りかけている人がいるんですよ」と
初対面の人に言うなんて、
普段の僕なら、絶対にしませんから。
だけど、今回は、なんとなく、
そのことを伝えても良いような気がしました。
何故だか分かりませんが、直感で、そう思えたんです。
だから、ちょっと勇気を出して
拙い英語で話しかけてみることにしたんです。
僕「あなたがエステティシャンを目指していた頃、
よくマッサージの練習をしていた女性っていませんか?」
すると、その女性はビックリした様子で
「はい、それ、母ですよ。もう亡くなりましたけど。」
僕「その方、両耳に大きな赤い宝石のイヤリングしていませんか?」
「そうです。なんで分かるんですか?」
僕「実は今・・・」
・・・という具合に、先ほどまで僕の中で起こったことを説明し
女性も涙を流して納得。
その女性がワンワン泣くものだから、
周囲のスタッフもビックリして、様子を窺いにくる始末・・・。
僕は別に何もイジワルはしてませんよ~~

その女性のお母さんは、
10年ほど前に病気で亡くなっていて
生前は、いつも昔話のように
娘がマッサージをしてくれたこと、そしてエステティシャンとして
色々な人を癒していることを喜んでいたそうです。
そのお母さんが、今でも娘の活躍を喜んでいて
僕に、その気持ちを伝えたきたのだな・・・と思っています。
お母さんは、この世に未練を残して彷徨っているわけではなく
ただただ娘のことが誇らしくて
その気持ちを訴えてきただけなんです。
これも、僕を通して娘にその気持ちを伝えようとした
エステティシャンのお母さんの愛情が起こした
憑依現象のひとつなんですよ。
僕もしっかりとフェイシャルを受けて身も心も癒され、
おまけに、心までホカホカ温かくなった一日でした。
家族、特に親子の絆って、
それだけ深いものなんですね。
ただ、こういった現象って、
いつでも、誰にでも起こるとは限りません。
よく、こういった文章を書くと
「じゃ、自分も視てもらいたい・・・」という依頼が
あちこちから殺到するのですが
あくまで人は、こういった世界に頼ることなく
しっかり現実を直視して生きていくもの・・・。
もし、そういった
見えない世界からのメッセージなどがある場合は
必要な人には、そのタイミングが不思議と訪れるものです。
僕たち霊能者は、たとえ人の役に立つから・・・と言っても
いつでも、どこでも、そして誰でも
依頼されれば霊視する・・・という訳ではありません。
厳しくて冷たく感じるかも知れませんが、
ただの興味本位の人や、
依存心だけの自分勝手な相談事が多いのも事実なので
向こうの世界の人たちも、魂の成長につながらない・・・と
判断すれば、「伝えることは何もない」と答えるだけです。
どんなに依頼されたとしても
向こうの世界が「NO!」を出せば
霊視できることは何もないし、
こちらからお伝えすることも何もありません。
今回、体験した憑依現象は
そういった出来事が多くて、ちょっと悲しい想いをしていた僕にとっても
本当に心温まる、素敵な出来事でした。
やっぱり、この役目をやっていて良かったな・・・と
素直に思えた瞬間でもありました。
帰国して、またいつも通りの生活が始まりましたが
この時の気持ちを大切に
一歩、一歩、進んでいこうと思っています。
Posted by 山野本 竜規 at 20:35│Comments(0)
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