2007年06月10日
品格。
次から次へと本を読み潰しています。
僕は年に数回、こういう時期があって
きっと、アウトプットするばかりでは
頭と心の中が空っぽになってしまうので
定期的に、色々なものをインプットしよう・・・と
無意識に思っているのかも知れませんね

ここ最近、読んだ本で
「なるほど・・・」と唸ってしまうほど感銘を受けたのは、
坂東眞理子さんの「女性の品格」。
僕は無類の本好きで本屋さんに行くと、
「今日はどんな素敵な本と出会えるんだろう
」と、
なんだか大好きな人と会う前のような、
ウキウキ、ドキドキ感があるので
本屋に行くときは、まるでお見合いに行くような感覚。
そして、「これだっ!」と思える文章や言葉に出会えた時の
快感や喜びは、体験した人しか分からない、
たとえようもないような幸福感に満たされます。
本が好きとは言えど、
僕は、いわゆる
コムズカシイ本や文章を読むのがニガテなので
よく本のランキングでも上位を占めている本などは
立ち読みでササっと目を通して
「この文章、難しくてダメだ・・・」とか
「感性に合わないな・・・」と思うと
どんなに人気がある本でも、
パッと閉じて立ち去ってしまいます。
普段は、アホらしい本が大好きで
読んでいる本も、
ブランド・ホスト・買い物依存症の
面白おかしい人生経験をネタにしているような
中村うさぎさんの本を、こよなく愛しているくらい
そんな、コムズカシイ文章嫌いの僕でも、
スッと読めて、心に響く言葉が散りばめられているのが
坂東眞理子さんの「女性の品格」(PHP新書 720円)。
この本は、女性だけでなく、むしろ、
年齢や社会的立場だけは、立派なくせに
心(魂)は、オトナになりきれていない男性諸氏に
是非とも読んで欲しいな・・・と思った一冊です
タイトルは「女性の品格」となっていますが、
この本は、
「人間の品格」という主旨が強いと思います。
特に30代以上~団塊世代前後の
「男とは、こうあるべき・・・!」という
時代錯誤も甚だしい、偏った考え方で
組織社会の価値観のみで生きている人には
見習って欲しい、心のマナーが満載の本です。
男性は、基本的に働きに出る立場なので
集団での帰属意識が強く、
どうしても狭い組織の中でしか物事を考えられない人が
多くなってしまいます。
狭い組織の中での成功、出世、名誉など
それに固執し過ぎると、
強い立場の人には弱く、
弱い立場の人には強い態度に出るような
心が下品な人も多く、
本来持っている
「人」としての真っ当な感性が欠如してしまいがち。
だから、退職などで
一旦その組織から外れてしまうと、
途端に抜け殻のようになってしまうのも
長年、偏った考え方で生きて
心の拠り所を間違ってきた男性に多いケース。
人生の目的は人それぞれ違うにしても、
仕事はあくまで、食べていくため、
そして、自分自身の魂を磨く、心の鍛錬のため、
それプラス、人の役に立つため(社会貢献)・・・という
良い意味での割り切りができていないんですね。
坂東眞理子さんの本の中には
僕がいつも、このブログで言いたい放題言っていることと、
ほぼ同じような内容も登場しているので、
なんだか、とても嬉しくなりました
・・・ということは、やっぱり
「人として正しいな・・・」と思うことや感じることは、
誰でも一緒で、普遍的なものなのでしょう
たとえば・・・。
「もてはやされている人に擦り寄らない」
「利害関係のない人にも丁寧に接する」
「仲間だけで群れない」(一人の時間を持つ)
「愚痴を言わない」
「相手によってコロコロ態度を変えない」
・・・など、人として品のある言動を心掛けるヒントが
詳しく、実体験をもとに分かりやすく書かれてあるので
基本的なことだけど、
改めて居住まいを正すような、清らかな気持ちになれます。
「品のある」というと、
肩が凝りそうなイメージがありますが
別に上品な言葉を使うとか、立ち居振る舞い・・・
といったような対外的なことではなく
もっと、心の内面に直結するような、
「人の悪口は陰で言わない」とか「感謝の気持ちはすぐに表す」とか
幼稚園児でも分かるような至ってシンプルなこと。
まっ、逆に言えば、それすら出来ない大人が増えている・・・
ということなんでしょうけど・・・
みなさんも、人として品のある言動、心がけましょうね
「今日はどんな素敵な本と出会えるんだろう

なんだか大好きな人と会う前のような、
ウキウキ、ドキドキ感があるので
本屋に行くときは、まるでお見合いに行くような感覚。
そして、「これだっ!」と思える文章や言葉に出会えた時の
快感や喜びは、体験した人しか分からない、
たとえようもないような幸福感に満たされます。
本が好きとは言えど、
僕は、いわゆる
コムズカシイ本や文章を読むのがニガテなので
よく本のランキングでも上位を占めている本などは
立ち読みでササっと目を通して
「この文章、難しくてダメだ・・・」とか
「感性に合わないな・・・」と思うと
どんなに人気がある本でも、
パッと閉じて立ち去ってしまいます。
普段は、アホらしい本が大好きで
読んでいる本も、
ブランド・ホスト・買い物依存症の
面白おかしい人生経験をネタにしているような
中村うさぎさんの本を、こよなく愛しているくらい

そんな、コムズカシイ文章嫌いの僕でも、
スッと読めて、心に響く言葉が散りばめられているのが
坂東眞理子さんの「女性の品格」(PHP新書 720円)。
この本は、女性だけでなく、むしろ、
年齢や社会的立場だけは、立派なくせに
心(魂)は、オトナになりきれていない男性諸氏に
是非とも読んで欲しいな・・・と思った一冊です

タイトルは「女性の品格」となっていますが、
この本は、
「人間の品格」という主旨が強いと思います。
特に30代以上~団塊世代前後の
「男とは、こうあるべき・・・!」という
時代錯誤も甚だしい、偏った考え方で
組織社会の価値観のみで生きている人には
見習って欲しい、心のマナーが満載の本です。
男性は、基本的に働きに出る立場なので
集団での帰属意識が強く、
どうしても狭い組織の中でしか物事を考えられない人が
多くなってしまいます。
狭い組織の中での成功、出世、名誉など
それに固執し過ぎると、
強い立場の人には弱く、
弱い立場の人には強い態度に出るような
心が下品な人も多く、
本来持っている
「人」としての真っ当な感性が欠如してしまいがち。
だから、退職などで
一旦その組織から外れてしまうと、
途端に抜け殻のようになってしまうのも
長年、偏った考え方で生きて
心の拠り所を間違ってきた男性に多いケース。
人生の目的は人それぞれ違うにしても、
仕事はあくまで、食べていくため、
そして、自分自身の魂を磨く、心の鍛錬のため、
それプラス、人の役に立つため(社会貢献)・・・という
良い意味での割り切りができていないんですね。
坂東眞理子さんの本の中には
僕がいつも、このブログで言いたい放題言っていることと、
ほぼ同じような内容も登場しているので、
なんだか、とても嬉しくなりました

・・・ということは、やっぱり
「人として正しいな・・・」と思うことや感じることは、
誰でも一緒で、普遍的なものなのでしょう

たとえば・・・。
「もてはやされている人に擦り寄らない」
「利害関係のない人にも丁寧に接する」
「仲間だけで群れない」(一人の時間を持つ)
「愚痴を言わない」
「相手によってコロコロ態度を変えない」
・・・など、人として品のある言動を心掛けるヒントが
詳しく、実体験をもとに分かりやすく書かれてあるので
基本的なことだけど、
改めて居住まいを正すような、清らかな気持ちになれます。
「品のある」というと、
肩が凝りそうなイメージがありますが
別に上品な言葉を使うとか、立ち居振る舞い・・・
といったような対外的なことではなく
もっと、心の内面に直結するような、
「人の悪口は陰で言わない」とか「感謝の気持ちはすぐに表す」とか
幼稚園児でも分かるような至ってシンプルなこと。
まっ、逆に言えば、それすら出来ない大人が増えている・・・
ということなんでしょうけど・・・

みなさんも、人として品のある言動、心がけましょうね

Posted by 山野本 竜規 at 21:34│Comments(0)
│仕事
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。