2007年05月10日
辛口神職、「だから何!?」
だけど、神社神職の資格を所有して
大自然と人との間を取り持つ
ナカトリモチとしてのお役目を担っている以上、
本業が空いた時間は
できるだけ、そちらのほうに
時間を割り当てるよう工夫しています。
僕はもともと表情がヘラヘラしている上に
ホワ~ンとしている部分があるので
このナカトリモチの仕事をしている時に
僕の口から飛び出してくる辛口の言葉に、
皆さん、辟易してしまう場合がよくあります

幸いなことに、放送を通して、また、このブログを通して
実に多くの方が
神社のことや日々の生き方のことなどについて関心を持って下さり、
様々な質問を頂く機会が多く
その度に、色々な事例を引き合いに出しながら
お話をさせて頂くことが続いています。
でも、僕が最近、よく発してしまう一言が、これまたキツイんです。
だって、「だから、何!?」なんですから。
なんだか、とても冷たい言葉ですねぇ~。
しかしながら、実は、この言葉、僕の信念でもあったりします
ここ最近のスピリチュアルブームで
見えない世界や精神世界が注目を浴びています。
僕のようなナカトリモチも
そのメッセンジャーの役目を担っている訳ですが
最近、テレビや雑誌などで、よく見聞きする
「過去世」(前世)とか、ソウルメイトとか・・・
そういった言葉だけが、
どうも一人歩きしているように思えてならないんです。
実は僕のところにも、周囲の噂を聞きつけて
「私の前世は何ですか?」と直接、会社を訪れて聞きに来られる方や
メールや電話で質問する方がいらっしゃいますが
これって、ハッキリ言って愚問中の愚問だと思います。
だって、過去世とか前世を知ることだけに
何の意味があるのでしょう・・・。
ただの興味本位なら、
尚更、過去世のことを理解されていない証拠。
もっとハッキリ言えば、
過去世、前世、幽霊・・・あったとしても、見えたとしても
「だから、何!?」と言いたいですね
「あなたの前世は○○でした。」
「あの場所に、見えない誰かがいます。」
そんな、くだらないことで
一喜一憂するなんて、あまりにも馬鹿げていますし、
幼稚な心持ちですよね。
昔から「袖振り合うも多生の縁」と言いますから、
きっと今、出会っている人たちとは
良くも悪くも、何かしらのご縁があるのでしょう。
だけど、それ以上でも、それ以下でもないんです。
前世のことばかり気にして、または気にとられて
今の周囲にいる人や、与えられた環境を大切にしないなんて、
それこそ、今の自分の人生を冒涜しているようなものです。
もし、深く過去世や前世のことを知らない人に
安易にそのことをお伝えしたら、
それは、運転を知らない小学生を
エンジンのかかった車の運転席に座らせるようなもの・・・。
その後のことを想像すると、ちょっぴり怖いですよね。
人生の交通事故に誘い兼ねないですから
前世が、もし存在して、その事実をお伝えするとしたら、
今、何故、この時代に、日本という国で生まれて、
自分の人生が何につまずき、失敗しやすいのか、
また、何に喜びを感じ、生きがいを見出していくのか・・・
最終的に、自分たちは、
何のために何をするために生まれてくるのか・・・
そういったことを深く考え直した上で
一歩前進して頂くための参考程度に
前世をお伝えする意義があるのだと思います。
あと、見えない霊が見えただの、見えないだの・・・。
別に、元は僕たちのように、
この地上で生活していた人間なんですから
そこまで怖がる必要はないはず。
だって、あの世に行けず彷徨っている人って、
何かしらの理由があって、留まっているだけでしょ。
それだったら、それなりの理由があったんだ・・・と
冷静に受け止めればいいだけのこと。
これが頭だけではなく、心の底から理解できた上で
前世をお伝えするのであれば、きっと、その人は
全てを納得し、たとえ辛いことがあったとしても
自分の力で人生を切り開いていくことができるでしょう。
じゃ、「心の底から理解する」って
どういうことかというと、
あとはご自身の人生経験や人間力でしか
理解できないと思います。
長く生きているから、人生経験が豊富か・・・といったら
そうではなく、たとえ若い人でも
それぞれの経験から深く感じ、学ぶことが多い人生なら
その密度も経験も、人間力も豊富だと言えるでしょう。
まっ、僕は自分がナカトリモチでありながら
ナカトリモチならぬ現実主義的な発言をすることが多いのですが、
見えない世界も大切だけど、
それ以上に、今の現実の世界、目の前にいる家族や恋人、友達、
目の前にある仕事、職場、人間関係のほうが
よっぽど大切だと確信しています。
見えない世界に現実逃避しないで、
堂々と生きて欲しいものです。
そして、見える世界だけしか信じない・・・
そういった方も僕は大歓迎ですよ
勿論、「見えない世界が存在する、しない」で
討論するつもりは毛頭ありませんし、
そんな「ある、ない」でお互いの意見をぶつけ合うなんて
労力の無駄ですしね・・・。
「見えない世界は、あるの? ないの?」
きっと、僕だったら
「だから、何!?」 「あっても、なくても信じたいほうを信じれば?」と答えるはずです
だって、人間、色々な考えの人がいたほうが面白いでしょ
ナカトリモチのお役目も、奥が深くて面白いですよ~
実に多くの方が
神社のことや日々の生き方のことなどについて関心を持って下さり、
様々な質問を頂く機会が多く
その度に、色々な事例を引き合いに出しながら
お話をさせて頂くことが続いています。
でも、僕が最近、よく発してしまう一言が、これまたキツイんです。
だって、「だから、何!?」なんですから。
なんだか、とても冷たい言葉ですねぇ~。
しかしながら、実は、この言葉、僕の信念でもあったりします

ここ最近のスピリチュアルブームで
見えない世界や精神世界が注目を浴びています。
僕のようなナカトリモチも
そのメッセンジャーの役目を担っている訳ですが
最近、テレビや雑誌などで、よく見聞きする
「過去世」(前世)とか、ソウルメイトとか・・・
そういった言葉だけが、
どうも一人歩きしているように思えてならないんです。
実は僕のところにも、周囲の噂を聞きつけて
「私の前世は何ですか?」と直接、会社を訪れて聞きに来られる方や
メールや電話で質問する方がいらっしゃいますが
これって、ハッキリ言って愚問中の愚問だと思います。
だって、過去世とか前世を知ることだけに
何の意味があるのでしょう・・・。
ただの興味本位なら、
尚更、過去世のことを理解されていない証拠。
もっとハッキリ言えば、
過去世、前世、幽霊・・・あったとしても、見えたとしても
「だから、何!?」と言いたいですね

「あなたの前世は○○でした。」
「あの場所に、見えない誰かがいます。」
そんな、くだらないことで
一喜一憂するなんて、あまりにも馬鹿げていますし、
幼稚な心持ちですよね。
昔から「袖振り合うも多生の縁」と言いますから、
きっと今、出会っている人たちとは
良くも悪くも、何かしらのご縁があるのでしょう。
だけど、それ以上でも、それ以下でもないんです。
前世のことばかり気にして、または気にとられて
今の周囲にいる人や、与えられた環境を大切にしないなんて、
それこそ、今の自分の人生を冒涜しているようなものです。
もし、深く過去世や前世のことを知らない人に
安易にそのことをお伝えしたら、
それは、運転を知らない小学生を
エンジンのかかった車の運転席に座らせるようなもの・・・。
その後のことを想像すると、ちょっぴり怖いですよね。
人生の交通事故に誘い兼ねないですから

前世が、もし存在して、その事実をお伝えするとしたら、
今、何故、この時代に、日本という国で生まれて、
自分の人生が何につまずき、失敗しやすいのか、
また、何に喜びを感じ、生きがいを見出していくのか・・・
最終的に、自分たちは、
何のために何をするために生まれてくるのか・・・
そういったことを深く考え直した上で
一歩前進して頂くための参考程度に
前世をお伝えする意義があるのだと思います。
あと、見えない霊が見えただの、見えないだの・・・。
別に、元は僕たちのように、
この地上で生活していた人間なんですから
そこまで怖がる必要はないはず。
だって、あの世に行けず彷徨っている人って、
何かしらの理由があって、留まっているだけでしょ。
それだったら、それなりの理由があったんだ・・・と
冷静に受け止めればいいだけのこと。
これが頭だけではなく、心の底から理解できた上で
前世をお伝えするのであれば、きっと、その人は
全てを納得し、たとえ辛いことがあったとしても
自分の力で人生を切り開いていくことができるでしょう。
じゃ、「心の底から理解する」って
どういうことかというと、
あとはご自身の人生経験や人間力でしか
理解できないと思います。
長く生きているから、人生経験が豊富か・・・といったら
そうではなく、たとえ若い人でも
それぞれの経験から深く感じ、学ぶことが多い人生なら
その密度も経験も、人間力も豊富だと言えるでしょう。
まっ、僕は自分がナカトリモチでありながら
ナカトリモチならぬ現実主義的な発言をすることが多いのですが、
見えない世界も大切だけど、
それ以上に、今の現実の世界、目の前にいる家族や恋人、友達、
目の前にある仕事、職場、人間関係のほうが
よっぽど大切だと確信しています。
見えない世界に現実逃避しないで、
堂々と生きて欲しいものです。
そして、見える世界だけしか信じない・・・
そういった方も僕は大歓迎ですよ

勿論、「見えない世界が存在する、しない」で
討論するつもりは毛頭ありませんし、
そんな「ある、ない」でお互いの意見をぶつけ合うなんて
労力の無駄ですしね・・・。
「見えない世界は、あるの? ないの?」
きっと、僕だったら
「だから、何!?」 「あっても、なくても信じたいほうを信じれば?」と答えるはずです

だって、人間、色々な考えの人がいたほうが面白いでしょ

ナカトリモチのお役目も、奥が深くて面白いですよ~

Posted by 山野本 竜規 at 01:53│Comments(0)
│スピリチュアル&神社
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