RBCアナウンサー山野本竜規の「ナカトリモチ日記」

神社の神職は神と人との間を取り持つ「ナカトリモチ」。 神職資格を持つRBCアナウンサー山野本竜規が、仕事の 裏側からプライベートまで日々の出来事を皆さんにお届けします。
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2007年02月24日

学んだこと。

先日、2日間にわたって行われた
第8回ポカリスエット・名球会
チャリティーゴルフ大会。

主催がKBS京都放送なので
KBS、そして
東京のTBSのスタッフと一緒に
仕事をしたんですが、
RBCからは、僕一人だけ・・・汗

初めての試みのうえ、
とにかく分刻みのスケジュールで
大変だったんですが、
そんなことも苦にならないくらい
得たものが沢山ありましたチョキ



このゴルフ大会は、毎年
自然環境保護を目的に行われているチャリティーで、
名球会のそうそうたるメンバーや
プロ野球OBたちが集結して楽しくゴルフをする・・・というものです。

去年からは沖縄で開催されていて
今回は、初めてRBCでも
その模様が放送されることになりました。(3月23日 RBCテレビで放送予定テレビ

僕は番組の中で、
KBS京都放送の平野智美アナウンサーと一緒に
ゴルフ大会の模様を面白おかしく!?リポートすることになり、
名球会の重鎮や、プロ野球OBの皆さんに
うまい具合に弄ばれながら楽しい時間を過ごすことができましたチョキ

正直、僕は野球にあまり関心がないので
名球会のメンバーやプロ野球OBのことも
ほとんど知らず、前日にプロフィールを確認しながら
本番に臨んだんです。

おまけに、ゴルフのルールだって、ほとんど知らないですし・・・汗

スポーツファンからしてみれば、本当に失礼な話かも知れませんが
関心のないものは、関心がないんですから、仕方ありません。

だからこそ、何も知らない僕ができることは何なのか考えた結果、
何の先入観もない状態で名球会やプロ野球OBの皆さんと
一人の人間として、自然な感じでお話をすることだったんです。

そんな無礼で無知な僕でも
皆さん、本当に暖かく迎えて下さって感激したんですが、
特に印象的だったのは、
衣笠祥雄さん

僕も中学時代の英語の教科書で、
「鉄人」と呼ばれる彼の偉業を翻訳したことがありましたが、
その衣笠さんと実際にお話して感じたのは、
「とにかく、謙虚な方だなぁ~」ということ。

初めて会う青二才の僕に対しても
常に優しい笑顔で語りかけて、丁寧な言葉遣いで、
とても穏やかな方でした。

よく言われることなんですけど、
本当に偉人と呼ばれるスゴイ人は、人生そのものが低姿勢なんですね。

僕が一番、嫌いなタイプの人間は
過去の栄光にしがみついて
ふんぞり返って威張ったり、威圧したり、押さえつけて物事を言う人。
また、人によって態度を変える人。

このような人を見るたびに
「人間として下品な生き方だなぁ~」と常々思ってきました。
みなさんの周囲にも、こういう人、いますよね?

きっと威張っている人は、どこか自分に自信がないんです。
そして、寂しいんでしょう。
そして、威張り方が中途半端・・・。
そのような態度を目の当たりにする度に
見ているこちらまでも痛々しい気持ちになってしまいます。

だからこそ、「こういう生き方だけはしたくないなぁ~」と
強く思うのかも知れません。

逆に大好きな人は、とにかく謙虚に生きている人。
あまり自分を出しすぎず、ひたむきに、穏やかに生きる人。

今のアナウンス室のメンバーは、
上司も先輩も同僚も含め、皆、そのような人ですよ~キラキラ 

僕は子供の頃から、ず~っと
そのような人に憧れ、そのような人たちに会うたびに
「こういう人になりたいなぁ~」と思って生きてきたので
今回、衣笠さんとお話できたことは
何よりの励みになりました。

何も偉業を達成するとか、そういった目に見えるものではなくて
人間的な部分で、見習う部分が沢山ありましたピース

今回の番組ロケで学んだこと・・・。

沢山ありすぎて困ってしまいますけど、
とにかく、「謙虚な生き方を心がけよう♪」と
改めて再確認した貴重なお仕事でしたキラキラ 

今回、お世話になった番組スタッフの皆さん、
そして名球会、プロ野球OBの皆さん、
本当にありがとうございました~チョキ


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Posted by 山野本 竜規 at 16:33 │仕事