2006年07月13日
運命の出会い。
今朝、運命的な出会いがありました。
しかも、とても
最悪
な・・・。僕は仕事やプライベートを含めて週に2~3回、タクシーを利用します。
沖縄のタクシーって初乗りが450円前後なので、
本土から引っ越してきた僕は、その値段の安さと気軽に利用できる
タクシーの数の多さに最初はビックリしたくらいです。
那覇市内だと、
通りを歩くとすぐにタクシーを呼び止めることができるし
路肩に停めている客待ちのタクシーの列を見るたびに
「ちょっと多すぎるのでは???」と思うこともあります。
そんなタクシーだらけの那覇市内で、
僕も深夜や雨の日などにその恩恵を受けているのですが、
正直、告白してしまえば、
僕の30年の人生の中で一番「
ムカッ!!!
」ときたタクシードライバーに出会ったのも
この那覇市内のタクシーだったんです^^;
つい1ヶ月くらい前、通勤の時にタクシーを利用したのですが、
その時の運転手のおじさんは・・・。
「琉球放送までお願いします!」と言って僕がタクシーに乗り込むと、
返事がなく、まったく無反応でタクシーを発車させました。
おまけに風邪気味だったのか、咳をするたびに
窓から外に痰を吐き捨てて運転もノロノロなのに、とても粗雑・・・。
到着しても、まったく言葉を発する様子もなく
僕がその応対に困っていると「はい、これだけ!」と
ぶっきらぼうに値段表示のメーターを指差すのみ。
たとえタクシーの数が多いとはいえ、
ここまでぶっきらぼうな運転手に出会ったのが初めてだった僕は、
その日の朝は、とてもイヤな気分になりました。
これが20代の血気盛んな頃の僕だったら、
きっと「ちょっと待った!!!」とばかりに
その運転手の対応について、しつこく唸り倒すところですが、
爽やかな朝に、目くじら立てて怒ることほど無駄なことはないので
さっさと料金を払って、そのタクシーを降りましたよ
そして、「もう、絶対、このドライバーのタクシーには乗らないようにしよう。」と
心に誓ったのですが・・・。
それから10日くらい経って、
今度は国際通りからタクシーで帰宅しようと道路を見渡すと、
どの車も客を乗せていて、5分くらい待って
(那覇市内でタクシーを5分待つことなんて滅多にありません・・・)
ようやく乗る事ができたそのタクシーは、なんと、また同じ運転手。
対応も前回と全く同じで、またまたイヤな気分を抱えたまま帰宅して
「もう、このドライバーと会うことはないだろう。」と思っていたら・・・。
二度あることは、三度ある・・・。
実は、今朝、また同じ運転手に当たってしまったんです。
これだけタクシーの数が多い那覇市内で
1ヶ月のうちに3回も、しかも乗った場所もバラバラなのに
同じ運転手に(しかも、人生の中で一番イヤだなぁ~と思う運転手に)当たるなんて、
鈍感な僕でも、流石に「きっと、何か意味があるな・・・」と思ってしまいました。
だから、今日は敢えて
その運転手に話しかけてみることにしたんです。
僕 「ここ最近、3回も同じ運転手さんに当たるなんて、初めてですよ。」
運 「・・・・・・。」
きっと、また無反応で痰を窓の外に吐き出すのかなぁ~と思いきや、
その運転手さん、初めて口をきいてくれました。
運「そうだね。ちゃんと覚えてるよ。
俺はねぇ、もともと無愛想で口下手だから、あまり気にしないでね。」
・・・それから、その運転手さんは
言葉が詰まりながらも
戦争でお父さんが亡くなって父親の顔を知らずに育ったことや、
自分の家族のことなど、目的地に着くまでの間、
色々お話をして下さいました。
実は、とっても人情のある優しい方だったんです。
これには、僕も反省。
・・・というより、やっぱり、
人は見かけや普段の言動だけでは判断してはいけないなぁ~
・・・という当たり前のことを改めて
その運転手さんに教えてもらったような気がしました。
実は、ここ最近、ぶっきらぼうな人に対して
自分の心が卑屈になる出来事が続いていたので
「キチンと誠意を持って会話できない人って、なんだかイヤだなぁ~」と感じていたのですが、
その運転手さんは、
そんな僕の心違いに気付かせてくれる、運命の人だったんですね。
僕も多くの人と接する機会があるアナウンサーでありながら、
いざ仕事を離れると、かなり人見知りをするタイプなので、
初対面の人やあまり面識がない人と会話をするのは
とても緊張します。
3回も運命の再会をしたその運転手さんも
「きっと初対面の人との会話がニガテなだけで、
悪意を持って接しているワケではないんだなぁ~」という、
これまた当たり前の心情に、ようやく気付いて、
今朝は、とても清々しい気持ちで出社することができましたよ
今朝の運命の出会いは、「最悪」ではなくて、
僕にとっては「最高」の出会いだったワケなのです
あの運転手さんに、また会うことがあれば、
今度は、もっともっと色々なお話をしてみたいですね!
人生って不思議ですよね。
自分の心違いや迷い、悩みのど真ん中にハマッている時に限って、
困難な出来事がやってきたり、
ぱっと見、イジワルな顔をして
そっと救いの手を差し伸べてくれる人が現れてくれるんですから^^
30年間しか生きていない浅い人生経験の僕が言うのもヘンですが、
逆に言えば、人生ってそんなものだと思います。
よく、ピンチはチャンスと言いますが、
チャンスって、そういう困難や、イヤだなぁ~と思う人や出来事の中に
実はひっそりと潜んで、
じっとそのチャンスに気付くタイミングを待っているのかも知れません♪
運転手さん、ありがとうございました
また、一緒にお話しましょうね
沖縄のタクシーって初乗りが450円前後なので、
本土から引っ越してきた僕は、その値段の安さと気軽に利用できる
タクシーの数の多さに最初はビックリしたくらいです。
那覇市内だと、
通りを歩くとすぐにタクシーを呼び止めることができるし
路肩に停めている客待ちのタクシーの列を見るたびに
「ちょっと多すぎるのでは???」と思うこともあります。
そんなタクシーだらけの那覇市内で、
僕も深夜や雨の日などにその恩恵を受けているのですが、
正直、告白してしまえば、
僕の30年の人生の中で一番「
ムカッ!!!
」ときたタクシードライバーに出会ったのもこの那覇市内のタクシーだったんです^^;
つい1ヶ月くらい前、通勤の時にタクシーを利用したのですが、
その時の運転手のおじさんは・・・。
「琉球放送までお願いします!」と言って僕がタクシーに乗り込むと、
返事がなく、まったく無反応でタクシーを発車させました。
おまけに風邪気味だったのか、咳をするたびに
窓から外に痰を吐き捨てて運転もノロノロなのに、とても粗雑・・・。
到着しても、まったく言葉を発する様子もなく
僕がその応対に困っていると「はい、これだけ!」と
ぶっきらぼうに値段表示のメーターを指差すのみ。
たとえタクシーの数が多いとはいえ、
ここまでぶっきらぼうな運転手に出会ったのが初めてだった僕は、
その日の朝は、とてもイヤな気分になりました。
これが20代の血気盛んな頃の僕だったら、
きっと「ちょっと待った!!!」とばかりに
その運転手の対応について、しつこく唸り倒すところですが、
爽やかな朝に、目くじら立てて怒ることほど無駄なことはないので
さっさと料金を払って、そのタクシーを降りましたよ

そして、「もう、絶対、このドライバーのタクシーには乗らないようにしよう。」と
心に誓ったのですが・・・。
それから10日くらい経って、
今度は国際通りからタクシーで帰宅しようと道路を見渡すと、
どの車も客を乗せていて、5分くらい待って
(那覇市内でタクシーを5分待つことなんて滅多にありません・・・)
ようやく乗る事ができたそのタクシーは、なんと、また同じ運転手。
対応も前回と全く同じで、またまたイヤな気分を抱えたまま帰宅して
「もう、このドライバーと会うことはないだろう。」と思っていたら・・・。
二度あることは、三度ある・・・。
実は、今朝、また同じ運転手に当たってしまったんです。
これだけタクシーの数が多い那覇市内で
1ヶ月のうちに3回も、しかも乗った場所もバラバラなのに
同じ運転手に(しかも、人生の中で一番イヤだなぁ~と思う運転手に)当たるなんて、
鈍感な僕でも、流石に「きっと、何か意味があるな・・・」と思ってしまいました。
だから、今日は敢えて
その運転手に話しかけてみることにしたんです。
僕 「ここ最近、3回も同じ運転手さんに当たるなんて、初めてですよ。」
運 「・・・・・・。」
きっと、また無反応で痰を窓の外に吐き出すのかなぁ~と思いきや、
その運転手さん、初めて口をきいてくれました。
運「そうだね。ちゃんと覚えてるよ。
俺はねぇ、もともと無愛想で口下手だから、あまり気にしないでね。」
・・・それから、その運転手さんは
言葉が詰まりながらも
戦争でお父さんが亡くなって父親の顔を知らずに育ったことや、
自分の家族のことなど、目的地に着くまでの間、
色々お話をして下さいました。
実は、とっても人情のある優しい方だったんです。
これには、僕も反省。
・・・というより、やっぱり、
人は見かけや普段の言動だけでは判断してはいけないなぁ~
・・・という当たり前のことを改めて
その運転手さんに教えてもらったような気がしました。
実は、ここ最近、ぶっきらぼうな人に対して
自分の心が卑屈になる出来事が続いていたので
「キチンと誠意を持って会話できない人って、なんだかイヤだなぁ~」と感じていたのですが、
その運転手さんは、
そんな僕の心違いに気付かせてくれる、運命の人だったんですね。
僕も多くの人と接する機会があるアナウンサーでありながら、
いざ仕事を離れると、かなり人見知りをするタイプなので、
初対面の人やあまり面識がない人と会話をするのは
とても緊張します。
3回も運命の再会をしたその運転手さんも
「きっと初対面の人との会話がニガテなだけで、
悪意を持って接しているワケではないんだなぁ~」という、
これまた当たり前の心情に、ようやく気付いて、
今朝は、とても清々しい気持ちで出社することができましたよ

今朝の運命の出会いは、「最悪」ではなくて、
僕にとっては「最高」の出会いだったワケなのです

あの運転手さんに、また会うことがあれば、
今度は、もっともっと色々なお話をしてみたいですね!
人生って不思議ですよね。
自分の心違いや迷い、悩みのど真ん中にハマッている時に限って、
困難な出来事がやってきたり、
ぱっと見、イジワルな顔をして
そっと救いの手を差し伸べてくれる人が現れてくれるんですから^^
30年間しか生きていない浅い人生経験の僕が言うのもヘンですが、
逆に言えば、人生ってそんなものだと思います。
よく、ピンチはチャンスと言いますが、
チャンスって、そういう困難や、イヤだなぁ~と思う人や出来事の中に
実はひっそりと潜んで、
じっとそのチャンスに気付くタイミングを待っているのかも知れません♪
運転手さん、ありがとうございました

また、一緒にお話しましょうね

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